この街からそう遠くない森の奥に、
我が国への進攻を企てる敵軍が駐屯している。
このままではいつこの街に敵が侵入してくるかわからない。
我が軍と共に、この駐屯軍を撃退してほしい。
ビアンカ:あの森の向こうに敵の駐屯地があるのね
一気に森を突っ切って奇襲をかけるわ!
アントニオ:ちょっと、おじょうちゃん 待ちなよ
敵軍の状況もわからないのにむやみに突っ込むのは危険だぜ!
ビアンカ:なんですって…? おじさん! あたしの作戦に従えないっていうの?
ルイーザ:彼の言うとおりです やみくもに前進するのは危険です
わたしたちはビアンカさまのことを心配して言っているのです!
ビアンカ:もう…今度はおばさん? イヤになっちゃうなぁ
いい? あたしは騎士なの!
あんたたちはあたしの作戦に従ってればいいわ!
リューク:騎士だろうがなんだろうが関係ねぇ!
無謀な作戦には従えない…それだけさ!
ビアンカ:もういいわ!
あたしたちだけで前進する! あんたたちはあとからついてきて!
行くわよ! ステファノ!
ステファノ:はい…
ステファノ:……どの すまぬな
ビアンカさまのわがままには私も手を焼いている
なにぶん若くて世間を知らないものでな…
悪気はないのだ どうか許してやってほしい…
リューク:俺は許せねぇぜ あんな女!
アントニオ:かわいいじゃないか 俺が戦ってもんを教えてやるさ
:さあ我々も行こう! 陽炎騎士団に遅れるな!
任務:駐屯軍撃退(エスタニア限定任務)
勝利条件:敵の全滅
敗北条件:の死亡
敵編成:
騎士団A1(各国第三騎士団)4中隊(騎士団長が敗北すると撤退)
傭兵団A(上位ランク)4中隊
友軍:陽炎騎士団4中隊(ビアンカが敗北すると撤退)
ビアンカ
ステファノ
(2ターン目敵軍行動開始時)
騎士団長:ふっふっふ… 何も知らずに向かってくるぞ…
どうやら敵の指揮官は戦を知らぬようだ
(3ターン目敵軍行動開始時)
騎士団長:よし! 今だ! 傭兵どもに合図を送れ!
参謀:はっ!
(敵傭兵4中隊が出現)
ステファノ:ビアンカさま! 敵に囲まれてしまいましたぞ!
傭兵隊長:はっはっはっは… バカな騎士どもだな!
ビアンカ:なんですって!
傭兵隊長:ここは伏兵を置くにはもってこいの地形だ
そこに平気で突っ込んでくるとはな
戦のやり方も知らねぇヤツらに騎士が務まるもんか!
ビアンカ:くっ…
ステファノ:ここは前進をやめ各個に敵を攻撃しましょう!
すぐにどのも参られるはずです!
ビアンカ:! 早くあたしたちを守って!
アントニオ:やれやれ… 言わんこっちゃないぜ
ルイーザ:でも助けないわけにはいかないわ
! 急ぎましょう!
リューク:俺たちの実力を見せてやる… いくぜ!
ルイーザ:恥ずかしい戦いはできないわ… いつか騎士になるためにもね!
アントニオ:傭兵ふぜいに何ができるかって? 教えてやるとするか
ビアンカ:あんたたちとは格が違うんだから!
ステファノ:なんとかビアンカさまをお守りしなければ…
騎士団長:敵は戦を知らぬガキばかりだ 本当の戦というものを教えてやる!
傭兵隊長:いくぜ!
>敵傭兵団が全滅
最後に撃破された中隊長:作戦は成功したのによぉ
なんでやられちまったんだよ!
俺たちは撤退する! あとはよろしくな!
騎士団長:危なくなれば逃げられるのが傭兵の気楽なところか…
しかし我々は簡単に退くわけにはいかない!
>の中隊がビアンカに隣接
:ビアンカさま! 大丈夫ですか!
ビアンカ:やっと来てくれたわね… ありがとう…
敵からあたしを守ってね…
>リュークの中隊がビアンカに隣接
リューク:俺たちの言うことをきかねぇからこういうことになるんだぞ!
>ルイーザの中隊がビアンカに隣接
ルイーザ:ビアンカさま 大丈夫ですか?
ビアンカ:………… ええ…………
>ステファノが敗北
ステファノ:ビアンカさま 先に退がらせていただきます…
ビアンカ:もう! 勝手にしなさい!
>ビアンカが敗北
ビアンカ:もう… やられちゃったじゃないの!
! なんであたしを守ってくれないのよ!
リューク:あいつ、何を勝手なこと言ってんだよ!
もとはといえば自分が悪いんだろ!
ステファノ:ビアンカさま… あまり彼らを責めなさるな…
彼らの言うことの方が正しゅうございますぞ
我らはもう戦えませぬ ここは退きましょう…
ビアンカ:ステファノ…
:…………
ビアンカ:仕方ないわねぇ…… 全軍撤退よ!
>敵騎士団が全滅、または騎士団長が敗北
騎士団長:ここを敵に奪われるとはやむをえん…撤退だ!
:よし! これで我々の勝利だ!
敵もこの方面からは当分の間、攻めてこないだろう…
(陽炎騎士団が撤退している場合)
リューク:騎士の力なんて借りなくても楽勝だぜ!
アントニオ:あのわがままなおじょうちゃんもこれで少しはこりたかな?
ギルフォード:失敗をくり返して人は育ってゆくのじゃ…
あの娘もいずれ一人前の騎士になるのじゃろう…
ルイーザ:騎士になるのは簡単なことじゃないのよ
ビアンカさまにもそれに気づいてほしいわ
(ビアンカが戦場に残っている場合)
ビアンカ:… あたし…わかったわ…
騎士になったからって生意気なことばかり言って…
そのくせ自分ではまともな作戦も立てられないんだってことが…
:ビアンカさま…
ビアンカ:ビアンカでいいわ
それを気付かせてくれただけであなたはあたしにとって英雄なの…
:あなたにはステファノどのというすばらしい騎士のかがみがいる…
彼について学んでいけばきっと立派な騎士になれるでしょう
(ステファノも戦場に残っている場合)
ステファノ:ははっ… それはいささか買いかぶりすぎでは…
ビアンカ:わかったわ あたし…がんばる!
がんばって名前だけじゃない一人前の騎士になるわ
祖国エスタニアのためにも……
それじゃあね、! いつかまた一緒に戦えるわよね
ルイーザ:これでビアンカさまも立派な騎士になれそうね…
アントニオ:どうして1人が英雄なんだ? ま、いいけどさ…
ギルフォード:ふっふっふ… こうやって人は育っていくのじゃな…
アナスタシア:ひょっとしてあの娘…
を好きになったんじゃないでしょうね…
#ビアンカもたまにはしおらしいことを言いますね。
#ビアンカを助けるか放っておくかはPLの気持ち次第。
#助ける場合は、いわゆる騎兵中隊が必須と言い切ってもいいかもしれません。
#騎兵中隊長の初期位置はルイーザの方が2マス前に配置されていますが、
#アントニオでも十分に間に合います。(MVがよっぽど低くない限りは…)
#
#新生ティーグル傭兵団がやたらと強いのは、
#各人の戦闘力・魔法力が恵まれているという点に加えて
#ルイーザとアントニオという2人の頭脳の作戦・経験と判断力によるものも
#多大なのでしょうね。
#それこそ騎士団参謀なんかよりよっぽど優秀なんじゃないだろうか…