回想3


ここはどこなのか・・・
いったい誰が僕をここへ呼んだのか。
今は何も考えられない。
ただ、ここに並ぶ髑髏のスイッチが、
その答えを知っているに違いない。

そうだ!
あの童話の本だ!
全てが1と0の数で表されていた物語、
あれは、大きな家の主に会うための
パスワードに違いない!

僕は、髑髏の顎を、童話の数字の並ぶ順に、
下ろしていった・・・