支持変更 ディクトール:わしを守勢に回させるのみならず、  防衛の手筋さえ乗り越えてきたか。 よかろう……その力、認めた。 ディクトール:ふん……やはりまともな奴はおらん。  私が候補として残るべきだったな。 ヘルゼーエン: ヘルゼーエン: シルヴェストル:あの方こそ、この国を正しく導ける……  ならば今や、我が忠誠を捧ぐべき御仁は、 あのお方に相違なかろう。 シルヴェストル:今は見定めるとき、か。  この国の来し方、この国の行く末、 託すに足るは誰なのか、を。 クレメンス:時節が岐路に差し掛かっている。  流れは……どうやらあの方にあるようだ。 クレメンス:時節が岐路に差し掛かっている。  流れは……乱れて定まらず。 今は動きと情報とを待つときのようだ。 ロドヴィック:かのお方を王として戴くこと。  これこそが、市場領内の混乱を収める、 最善の手法だろうな。 ロドヴィック:誰を推すべきかも決めかねる、  この混沌とした状況……商機とも言えるが。  まだ動けんな。しばし見極めに専念、だ。 ヴェンツェル:正義は汝と我にあり! ヴェンツェル:ううむ、正義の所在がどうもアヤフヤだ。  誰かが突き抜けてくれればいいのだが……  仕方ない、しばらくは我が正義を貫くのみ。 リュシアン:僕の、この国の未来は、 あの人の見据える先にある……  僕はそう思うし、そう信じたいんだ。 リュシアン:甘えちゃダメだ。騙されないためにも、  十分なだけの情報を集めて、判断しなきゃ。   ――今はまだ、誰も忠を誓うに値しない。 オベルジーヌ:次なる王の道を行くは、  神々しくもまばゆきあの御仁に相違ない。   いざ、其が舞台へと我も踊り出ん! オベルジーヌ:飛びぬけた候補なし。さながらそれは  主役なき舞台……いやそれも一興だが。  うん、次に飛び出るのは誰かな。楽しみだ。 アデライード:私、アデライードは、 今後あのお方を支持いたします。 アデライード:混沌とした今のこの状況下では、  誰を支持する……と旗幟鮮明にするのは むしろ危険かもしれないわね。 エピドート:うむ。 主として仰ぐに足る人物が、  どうやら見つかったようじゃわい。 エピドート:別に誰が勝とうが構わんが…… 早く決めんか、大局を。  まったく、落ち着かぬでかなわん。 バスティアン:ボク、あの人のこと気に入っちゃった。  これからは全面的に支持するゾ! バスティアン:もっとがんばりなよー。  みんなそんなだらしないんじゃ、 ボク、誰も支持してあげないゾ。