>ウィレム ・グリューネベルク グリューネベルクでの工作を命じられた ウィレム。 当てもなく領内をまわっているうちに……。 ウィレム:迷った……ここ、どこだろう。  どっちにいけばいいのかなあ。 呪術的な声:砂神よ怒りを鎮めたまえ〜   我らに恵みの雨をもたらしたまえ〜    どうかこの地に緑の恵みを〜 ウィレム:え? サジン? 緑の恵み、ってここはこんなに  緑がたくさんなのに、妙な文句だなあ。 どうでもいいや、とにかく助かった!  ……すみませーん、あのー、僕ー、 ちょっと道に迷ってしまったんですけどー! ・リベル リベルでの工作を命じられたウィレム。 領主と愛馬の話をしている。 バスティアン:キミの馬の名前、クライマウント?  それ知ってるゾ、あの、 崖を登るヤツだな。 ウィレム:あ、はいそうです。 実は僕、崖登り、得意なんです。 バスティアン:ええええーーーッ。 ウソだ、ウソだゾ。  だってアレ、凄く怖そうだもの! ウィレム:そ、そんなに意外ですか……?  それに、その言い方じゃあ、僕はものすごく臆病って聞こえます……。 バスティアン:臆病じゃないか。 ウィレム:……。 領主さま、今度一緒にやりませんか。 崖登りを。 バスティアン:ボクはそんなに暇じゃないゾ!  や、やりたかったらキミ一人で やったらいいんだ。 ウィレム:……それは、そうですけど。