※ディトリッシュのイベントを進めている場合? 〜〜ロザーンジュ〜〜 フィーリア:こっちよ、ディトリッシュ。早く! フフ……。  ねえディトリッシュ、お願いがあるの。  『殿下』だなんて、 他人行儀な呼び方はやめて。  これからは『フィーリア』って呼んで。  ディトリッシュ、私、幸せよ。 だって、あなたと出会えたんですもの。  どうしたの、ディトリッシュ。  怖い顔、まるで狼のようよ。 そんな顔をしていては、 野うさぎも逃げてしまうわ。  どうしたの……やめて、いや!  キャアアアアーッ! エクレール:……ッシュ殿! ディトリッシュ殿!  ディトリッシュ殿! ディトリッシュ:……ん? ここは。 エクレール:もう、覚えてらっしゃらないの?  王宮の廊下を歩いている最中、 急に倒れられたんですよ。 ディトリッシュ:フィー……殿下は? ご無事なのか? エクレール:は? 姫様が、何か? ディトリッシュ:……いや、夢の話です。 どうも、寝ぼけていたようです。 エクレール:姫様の夢を見てらしたのね。 ディトリッシュ:ひどい夢だった。 エクレール:顔色がすぐれませんわ。 看護の者をお呼びしますか? ディトリッシュ:いや、いい。……大丈夫です。 ※ディトリッシュのイベントを進めている場合?2 フィーリア:じゃーん! 今日はディトリッシュのために、 腕によりをかけて作ったの。  エクレールに教えてもらった ロールキャベツよ。 どうぞ、召し上がれ!  ……なに、その顔。  あっ、わかった。 ロールキャベツじゃなくて、 私が欲しいのね。  もう、いつもは食事のあとでしょ。 そんなにがつがつしないの! フィーリア:しょうがないなー、わかったわ。 来て、ディトリッシュ。  さあ、召し上がれ……。 ディトリッシュ:う……ん。  ここは……医務室か。  くッ……頭が割れるようだ。 また、あの夢か。 醜い夢だ。  フィー……殿下が現れ、 私は、彼女を……。  違う! こんなのは、違うんだ……ッ。  ……醜いのは、こんな夢ばかり見る、 私の心だ。  喉が、渇く。あの人の血が欲しい。  あの人のことが、頭から離れない。 あの人を、この手で、自由に……。  どうなってしまったというのだ。 私は、どうなってしまうんだ? ※ディトリッシュとオーロフが同じ領地にいて、ディトリッシュが工作中 工作を命じられたディトリッシュ、 心の片隅では、闇の襲撃に対する備えを 常に考えている。そんな彼のもとへ……。 オーロフ:聞いたぜディトリッシュ。やつらが攻め寄せてくるってこと。  当然、俺も混ぜてくれるよな? ディトリッシュ:そうだな。 殿下のお心次第だが、君がいてくれれば、  私としても心強いかぎりだよ。