>オベルジーヌ 死闘という名のダンスに興じる、 一代の貴人がここに燦然と舞い降りた! 愛馬を駆って、オベルジーヌ卿の登場だ! 華麗という言葉はこの御方のためにある、 優雅な美技と絶対の自信に酔いしれよ!  オベルジーヌ卿の独壇場が今、幕を開ける! オベルジーヌ:美しくいこうじゃないか。 お互いに、な。 対エヴァンジル:エヴァ、君に鎧は似合わないよ。 対エリオット:君、肩に力が入りすぎているよ。  決闘とは優雅に、軽やかに行うものだ。 対ユークレース:『花は散るから美しい』というが、 君もそうなのかい?  ならば……手加減しては罪というもの。 対オーロフ:洗練された野生の美しさだね……。  だが、君自身は、いささか 礼節というものを知らなさすぎるよ。 対ギィ:ヒ、ヒィィィィーッ! ・我が愛馬オペラジスト、 蹄音にて楽を奏でようぞ! ・叫ぶのは趣味じゃないかね、 気迫が必要なときもあるということさ! ・ご婦人方に絵師に詩人、 我が華麗なる技に瞠目すべし! ・我が愛馬オベラジストよ、 一息で詰めるぞ! それっ。 ・我が愛馬オベラジストよ、 風を巻いて我が槍を届けよ! ・我が美技に酔いしれたまえ! ・絵師も詩人もご婦人方も、 ほんの一瞬だ、見逃すなよ! ・さあ行くぞ、詩人に絵師にご婦人方、 我が勇姿を見逃すなよ! ・終幕だと思ったかい? 残念、名優と名舞台には アンコールがつきものなのさ! ・盛り上げてくれる……! ならば応えねばなるまい、  今こそ私も輝ききってみせよう! ・君は本当の美というものを知らない。 飾りも大事だが、中身がもっと大事なのだ。 ・観客を白けさせてはいけない。 かなり許されざる行為だぞ。 ・分かっている、分かっているとも! 私が強すぎたことが罪だというなら、  幾らでも許しを乞おうさ! ・私の引き立て役をつとめるにしても、 君では力不足というものだ。 ・うむ、今の衝撃で、いい歌を思いついた。 生きて帰れたら、これをまとめて、  王女殿下に贈るとするか……。 ・やってくれる! やってくれた! ・うむ、こうでなくてはいけないね。 ・オペラジストよ、答えてくれ。 一番強いのは私オベルジーヌだな、 そうだな!? ・追い込まれたか。たまにはこういうのも ……よくないな。  どうにかしなければなるまい……! ・みせてくれるじゃないか。 心に響く一撃だったよ、今のは。 ・いきなり最終章の幕が開いた、か。  残されたときは少ない、 悪いが存分に舞わせてもらう! ・む、なりふり構わずできたのか。 これは私の筋書きにないが……  いいだろう、アドリブで付き合うよ。 勝ち?:私の引き立て役をつとめるにしても、 君では力不足というものだ。 負け:私が? 敗者? 驚きだ。こんな展開になるだなんて。  騎士の道とは、決闘とは、実に奥深い! 領主勝利:称えよ、我が美技、我が勝利! ……さて、これじゃ君達には従えないね。  もっと磨いてくるんだな、いろいろと。 領主敗北:妙なる舞台、感服したよ! 騎士王と聖騎士の麗しき伝統にならい、  貴公の主に厚き忠誠を捧げよう!