>リュシアン 騎士の家に生まれたならば、戦いこそが、 その正義を明かす手段でもある、と!  だが、これはあまりにも残酷だ!  小さな体を父の鎧で覆い隠し、 ここに意を決して現れし勇者の名は!  悲劇の公子! リュシアン卿ーー!! 騎士であるからには、逃亡は許されない!  たとえそれが、父祖のあとを追うことに なると、わかっていても!  小さくとも誇り高き命をかけ、少年は今、 騎士として散ろうとしている!  騎士王よ、リュシアン卿の命を護りたまえ! 不利?:……父上も決闘で死んだ。 僕も、そうなるのか……。 対エヴァンジル:エヴァ先生……僕、 精一杯がんばります。 対エリオット:僕にだって、僕にだってぇーっ! 対ウィレム:あれ、あの人、馬上でふらついてるぞ。  僕が勝てるチャンスかもしれない。 対ギィ:た……助け……殺される……誰かぁっ! ・パスタルトル、騙し技を使うよ。 ・う、うう…… ……ぅ、 うあああああああ!! ・大人は子供を侮るもの。 僕はそれを知っているし、  それを利用する方法もまた知ってる。 ・この技を使えば……。 お願い、引っかかって! ・あぐ……。 ・……いつだって、ひとりだから……。  ……パスタルトル、せめて僕が死ぬまでは、 僕と一緒にいてちょうだい……。 ・……まだ、やられないよ。 大人に侮られるわけには、 いかないんだから……! ・……これは、歓声? 耳鳴り? それとも……シジェルの門が、開く音……? 勝ち: 負け:負けた……そりゃ負けるさ。 勝てるだなんて思ってないもの、  そんな僕が勝てるわけないよね……。 負け:誰か助けて……誰か、誰でもいいから! お願いだから……。 あわれリュシアンは、 死んでしまった……。 領主勝利:……僕の勝ちです。 速やかにお引取りを。  衛兵、このものをつまみ出せ。 領主敗北:負けか……ええ、承知しています。 騎士王と聖騎士の故事にならい、  貴公の主に忠誠を捧ぐことを誓います。