>ウィレム この弱々しさ、本当に騎士なのか!? どう贔屓目に見たって場違いな気がする、  かの騎士の名はウィレム! その実力は? 少々か細く見えますが、なかなかどうして!  王女様自ら見出した逸材という噂もある、 騎士ウィレムが堂々のお通りだ! (名誉6+、他1+で確認) やってきました、赤丸急上昇の期待株! 若きこの騎士の成長に底打ちはあるのか?  どこまで強くなる、未完の英雄ウィレム! 王女と親密?:フィーリア様! こんな僕ですが、あなたのため、  心を一にして闘います! 対ヘルゼーエン:あ、ああ、うあ…… く、くそおっ! 呑まれるな、呑まれるな!  できないことなんて、ないんだ! 対ヴェンツェル:あ、あの子相手なら……勝てるかなあ。  勝ちたいなあ……。 (※プログラム時にリュシアンあたりと間違えたのか?) 対エピドート:あのう……おじいさん、 負けてくれません……か……? 対ヴァルター:あ、あの『紅の獅子』なんですか? サ……サインください! 対ギィ:う、うわああああああああああっ! ・声だ、声を出すんだ…… う、うわああああああああ!! ・猛獣のようにだ…… 強く、激しく……! ・クライマウント、勇気を出して行くよ! ・鎧を着てるって、安心だな……。 勝ち:ぼ、僕の勝ち……本当に? 僕、勝てたの!?  負け:負けた…… 僕は、どのくらい、やれたんだろう……? 負け:負けてしまった……。  ……ごめんなさい、 最後まで、役立たずで……。 ウィレムは息絶えた。 血にまみれていた頬を、 涙が洗い流していた。