>レミー この騎士は本当に騎士なのか!? 伝えられる逸話は全て汚名、  騎士レミーが悪びれもせず颯爽と入場だ! この騎士は、騎士の枠にとらわれない! 何が起こるのか、何が起きてしまうのか、  騎士レミーが決闘の場へと歩を進める! 恐るべき詐術の王が現れたー! 何が真で何が嘘? 我々は何を目撃する?  魔術師とも異名を取る、騎士レミーの登場! レミー:それじゃあ、 正・々・堂・々、 勝負しようかー。 レミー(王女と親密):たまにはこういうのも悪くないね。 フィーリア王女殿下のために!  ……うん、なかなか刺激的な体験だ。 不利?:いつも槍じゃ芸がないな。 今日は僕、ボウガン使ってみていいかい?  ……なんだよ、無視すんなよ。 対ヘルゼーエン:出たな、存在自体が反則なやつ。  自称・反則騎士王の僕が相手さ、 どっちがより卑怯か、挑ませてもらうよ。 対アストラッド:君だけに打ち明けるけど、実は僕は、 卑怯者でもなんでもないんだ。  いいね、信じてくれたね。じゃあ負けて。 対ヴァン:いやー、君みたいな単純バカが相手で 実によかったよ。さあ、かかってこいよ。  ……もしかして、もう動けない? 対フォルカー、ユークレース? 不利?:僕の手練手管、存分に見ていくといいよ。  気に入ったら、ぜひ真似してみてくれ。 そうすればきみも人気者になれるぞ。ふふ。 対フェリクス:そういえば、ネコって食べたこと ないんだよね。どう、イケる?  シチューがいいって聞いたけど。 対コルネリウス(怒り顔):僕と本気で戦うつもり? いいの?  妹さんがどうなっても知らないよ。 おっと、冗談だよ、冗談だって。 対ギィ:あっはっは、あっはっはっはっは! ……帰らせてくれないかなー。 ・さあおいで、僕のところへ。 罠をたくさん用意したからね! ・トラジククロウ、急がなくていいよ。 向こうからきてくれるんだ、  お出迎えの準備だけしておけばいいさ。 ・勢いづいているね、あっちは。 まったく、馬鹿なんじゃないのかな。  キサマはこの僕を甘く見すぎてる! ・向こうの勢いを利用する。 うん、疲れないし楽でいいやなー。 ・きみと僕とはいいライバルになれそうだ。 明日からつきまとっていいかい?  遠慮するなよ、なっ、我がライバル。 ・憎らしいな。 なんか無邪気に騒いでる連中が、憎い。  憎しみだけでひとが殺せたらな……。 ・反則的なまでの強さだね。 ふふ、反則はいけないよ、反則は。 ・うん、決闘してるって気になってきた。 ・痛いな……死ぬほど痛いよ。 死ぬことなんてどうとも思わないけどさあ、  僕、痛いのはイヤなんだよね。勘弁してよ。 ・ああ……うん、いいんじゃないかな。 なかなかの一撃、だった、と思う。 ・痛いなあ……うん、本当に痛いよ。 僕なんかテキトーにあしらえばいいのに、  ムキになってるキミのこの一撃……痛い。 ・いい勝負だね。会場が盛り上がってる。  ……ねえ、見世物にされているってこと、 きみはどう思ってる? 教えてほしいな。 勝ち:あらら、僕勝っちゃったよ。 こりゃ明日は槍でも降ったりして。 負け:……負けちゃったよ。 なんでだろうなあ、 呪いでもやっときゃよかったかな? 負け:……さあ相棒。 体がまた壊れたようだが、どうする?  ぼくはそろそろお役御免と行きたいが……。 レミーは最後の瞬間に、 不思議な言葉をつぶやき、 そのまま動かなくなった。