＞ヴァン
行方不明でその身が案じられる王子殿下、　彼が信認を置いたという親衛騎士の登場だ！
　さあご注目、かの騎士の名はヴァンだ！

人は彼を猛牛と呼ぶ……　その名の由来は怯みを知らぬ果敢な心！
　そう！　彼こそ荒ぶり猛る騎士、ヴァン！

さあ来たぞ！　猛牛と聞けば泣く子も黙る、　勇猛無比にして不屈なる頑強の騎士！
　万夫不当の巨人、英雄ヴァンの登場だ！

ヴァン：うむ、安心して任せてもらおうか。

王女と親密：王女殿下の名誉の為に。　そして兄殿下の名誉のために、　必ずや勝利を！

ヴァン（不利？）：油断はせぬが、勝敗は時の運。
　……負けたくはないものだ。

ロワイアル？（親密）：……いかなる敵であろうと、　このヴァン、決して退きはせん！
　狙うはただ、勝利の二文字！

対ヘルゼーエン：闇の者の撃滅こそ、騎士の悲願！
　機会を与えられたこと、光栄なり！

対エピドート：無理をなさるな、ご老体。

対ヴァルター：紅の獅子か……。　相手にとって、不足はなし！

対レミー：むう……。　なぜだ、先ほどから、体の調子が……。

対ギィ：嫌な相手だ。　目つきが鋭すぎる……。

・ルノンキュールよ、恐れるな！　勝利は勇気の向こうにある！
・退け退け！　さもなければ貴様の胸板、　突き破ってくれるぞ！
・うおぉぉぉおおおおっ！
・うぅむ、血が足りん。　だが、この程度のこと、　どうという事はないぞ！

・うむ、まさに実戦こそ、　もっとも優れた訓練だな。
・穂先が軽いな。　あれでは顔面に食らっても、　痛くも痒くもなかろう。
・大丈夫かルノンキュール。　……うむ、まだまだやれるか。
・む、少々鎧が歪んだか。　だがこの程度ならば……。
・俺のこの体躯がなければ、　今の一撃で絶命していたかもしれん。
・ばかな、鍛えなおしたばかりの鎧に、　ひびを入れただと……！？
・うぬがっ……！　鍛えに鍛えたはずの肉体が、　この程度の槍で……！
・ル、ルノンキュール。　揺らぐんじゃない。　お前の主はまだ、闘争心を失っておらんぞ！
・ぐあああっ！　な、なんと……。
・ばかな……。　自分の体が、ここまで……！　がはっ！
・ぐああああああああ！
・ぐあああっ！　な、なんと……。
・少々槍の鍛錬が足らんようだな。
・うむ、よし。　どこにも怪我はないようだな。
・ばかめ、もっと鍛えて来い。

乙女の祈り：むっ……　見えたぞ、ここはこの手しかない！
勝ち：……この勝利、騎士王に捧ぐ！
負け：負けたか。　……フィーリウス王子、自分は、　まだまだ修行が足りませんでした。