ひきがえる
チョコ:ヒキガエル? 変なカード。
なにを意味してるんだろうね? 考えててもしかたがないか。 今日はもう寝よう。
チョコ:おはよう、サララ。 これから、なにしようか? お店でも開ける?
>聞く→カエルのこと
ガメッツ:カエルといえば……。 そう。こんな記録があるな。
ダンジョンの奥のどこかに、 「カエルの店」と いうものがあるらしい。
その店では、 カエルに関係した珍しいアイテム を買えるということだよ。
ただ、カエルでないと入れない ぐらい店は小さいとのことだ。
なかに入るには、なにか特別な アイテムを使うようだが……。
>店を開ける
チョコ:さあ、きょうもはりきって お仕事しますか!
!!!
さっそく誰か来たみたいだよ。
アダー:やあ。サララさん。 今日は、 いいものを持ってきましたよ。
ほらっ。 りっぱな「ヒキガエル」でしょ? 太っていて、元気もいいし……。
ダンジョンのなかで 見つけたんですよ。
魔女だったら、使うだろう と思って、わざわざ生きたまま 持ってきたんですよ。
どうです? 10Gで買いませんか?
ひきがえる一匹10G
>買わない
アダー:え〜!? そんなあ……。
そんなこと言わずに 買ってくださいよぉ〜。 せっかく持ってきたんだし……。
>買う
10G払った
アダー:それじゃあ、どうぞ。 魔法の薬の材料にするとか、 有意義に使ってくださいね!
『ひきがえる』を手に入れた
アダー:じゃあ、 ビジョルドを待たせると うるさいので帰ります。
チョコ:やれやれ……。 いまどき「ヒキガエル」なんか 使う魔女なんかいないよ……。
いまだに、魔女っていうと、 すぐにああいうふうに思うヤツは 多いよね、サララ。
赤ヒキガエル:ゲコッゲコッ!
チョコ:ありゃりゃ。 このカエル、生きているから、 アイテムってわけじゃないんだ。
きっとアイテム袋にも、 「魔女の大鍋」にも入らないよ。
やっかいなモノを、 ひきとっちゃったねえ。 サララ……。
赤ヒキガエル:ゲコッゲコッ?
キリール:あら? イキのいいカエルねえ。 実験用かしら?
>話す
キリール:あのダンジョンは……。 でも、たしか、私の計算が 正しければ………。
んっ、ああサララ。 ごめんなさいね〜。 また今度にしてくれる。
キュティ:あら。サララさま。 かわいいカエルさんですねえ。
わたし、 カエルさんは 大好きなんですきゅ。
>話す
キュティ:サララさま。 伯爵さまと 仲良くしてくださいできゅ。
>帰る
キュティ:また来てくださいできゅ! お待ちしてるできゅ!
ゴモル:おや。サララさま。 どうしたんですか、 カエルなんかをつれて……。
伯爵さまは、まだお休みですよ。 夜がふけたころに、 いらっしゃってください。
チャチャ:あっv サララ、 いいモノをつれているニャー。
コロコロしていて、 うまそうなカエルだニャー。
ウィル:あれ、サララさん。 それ、カエルですか?
>話す
ウィル:おやっ。サララさん。 どうしたんですか? カエルなんかつれて……。
やっぱり、そのカエルを、 あの店に置いてある大鍋で、 煮たりするんですか?
ラオ:おや? サララちゃん。 ずいぶんと高貴なお方を、 つれておるぢゃないかね?
フォッフォッフォ。
王家の者と、つきあいがあるとは さすがサララちゃん ぢゃな。フォッフォッフォ!
チェルシー:サララさん……。 そ、その大きなカエルは、 い、いったいなんですか……。
スカピン:あれ、サララさん。 なんですか、 その赤いカエルは?
>話す
スカピン:あれっ? やだなぁ、 サララさん。 いくら貧乏だからといって、
カエルなんか食べませんよぉ。
>帰る
スカピン:あっはい。 汚いところですけど。 また来てください。
アスカ(第一段階?):おやっ……。 こんなところに、カエルが……。
やあ! カエルさん。 ボクは勇者アスカです!
悪の魔王を倒し、世界の平和を 守るために、 こうして冒険の旅 をしているところです!
ところで、魔王を倒すための 情報を何か知っていたら、 教えてもらえませんか?
………。 う〜ん。
やっぱり通じないか。
やっ、やあ! サララさん じゃないですか。
アスカ:おやっ……。 こんなところに、カエルが……。
やあ! カエルさん。 ボクは勇者アスカです!
悪の魔王を倒し、世界の平和を 守るために、 こうして冒険の旅 をしているところです!
ところで、魔王を倒すための 情報を何か知っていたら、 教えてもらえませんか?
ジェド:ゆ、勇者どの……。
それは、ただのカエル だと思うのですが……。
ヤッコフ:バカもの! どんな相手にも、わけへだてなく 話しかけるのが、勇者どのの
勇者たるゆえんなのじゃ。
道ばたのカエルにも話しかけ、 どんなささいな情報も聞きのが すまいとする、あの姿勢……
日頃からああしていてこそ、 魔王討伐という偉業が達成できる のじゃ。さすがは勇者どのじゃ。
おぬしも、 少しは見習うがよいわ!
ジェド:は、はあ……。 そ、そういうものですか……。
門番:むっ。怪しいカエルめ!
侍女1:キャー。カエルですわ!
侍女2:いやーん。 わたくし、カエルは大の苦手 ですのよ! どうしましょ!
乳母:あらあら。カエルですか? なつかしゅうございますねえ。
王様がまだちいさいころは、庭で カエルをとってきては、ばあやを おどかそうとしたものですよ。
ジョン王子:あっ。 なかなか、いいモノを持ってる じゃないか。
そのカエルを、ボクにおくれよ。
赤ヒキガエル:ゲッ、ゲコゲコ〜!
チョコ:なんだか、すごく いやがっているみたい……。
大臣:カ、カエル……。
かつては、栄華をきわめ 光り輝いていた この王宮の回廊も……
いまは、すすけて汚れ、 カエルすら平気で歩いて いるとは……。
ああ……。かくして、 わが王城は、おちぶれて いくのでありましょうか……。
ライアット:おやおや。 どうしたんですか。 カエルなど、つれて?
ハイライン:おや? けっこうカワいい メスのカエルじゃないか。
え? なんでメスだとわかったかって? ハハハハ……。
ま。オレは、女の子に関しては、 年齢や種族など問わないからな。
動物もメスだと、わかるのさ!
フンボルト:おお。 なかなか、 りっぱなカエルじゃな。
カエル……。
そう。カエルといえばじゃな。
あれは……。たしか、 拙者のヒゲも、まだ 黒々としていたころの話じゃ!
武者修行の旅をしていた拙者が ある村に通りかかったとき のことじゃった……。
なんと、その村の近くの沼で 巨大なカエルのバケモノが暴れ、 村人を困らせとるというのじゃ!
そこに、拙者のような勇敢な騎士 が通りかかったとは、これはまた 天のおぼしめしというべきか……
なみだまじりで、 その バケモノを退治してください と頼む村人たち……。
むろん、拙者が引き受けたことは いうまでもないことじゃ!
すると、村人たちのなみだはたちまち 感涙に変わり、拙者は村をあげて の大歓迎を受けたのじゃ!
村人の感激ぶりは、すごくての。 村長などは、孫娘をさっそく嫁に くれるなどという始末じゃ。
その娘さんも、なかなかベッピン だったんじゃが、そのころ拙者は 心に誓った姫君がいてのう……。
そうそう。その娘さんにも、 心に決めた若者がいてな。
これまた涙をさそう話でな。その 村と仲の悪い、隣村の若者でな。 2人は結ばれぬ仲だったのじゃ。
むろん、その話をきいた拙者は、 カエル退治のあとで、 ふたつの村を仲なおりさせ……
その2人のキューピッド役をも つとめるのじゃが……。 まあ、それはまた別の話じゃ!
そうそう。カエル退治の話じゃったな!
歓迎の宴の翌朝。 拙者は、その沼へとむかった。
愛馬シルバーウインドにまたがる 拙者の前にあらわれたのは、 こ〜んなにでかいカエルじゃ!!
むろん、恐れる拙者ではない。 すかさず、愛槍ケイオスキラーで 突撃をかけようとしたのじゃ!
……が、どうも ようすがおかしいのじゃ。
その巨大カエルからは、敵意は すこしも感じられぬのじゃ!
……そう。幾多の戦場をめぐった 拙者のような騎士になると、敵意 があるかは、すぐわかるのじゃ。
そこで、拙者は槍をおろし、 カエルに話をしてみたのじゃ。
あー、オホン……。 むろんカエル語などは知らんが、 そこは、身ぶり手ぶりじゃ!
拙者の心が通じたのか、 カエルのヤツが言うておることが ようやくわかった。
カエルのヤツの背中には、大きな つり針がひっかかっておってな。
取れずに苦しんでおったのじゃ。
つりをしていた村人が、知らずに 引っかけてしまったのじゃろう。
沼の底で、静かに暮らしていた そのカエルが、急に暴れだしたの は、そういうわけだったのじゃ!
拙者は、さっそくそのつり針を とってやってな。その背中に、 霊薬をぬりつけてやったのじゃ。
ちなみに、その霊薬というのは、 「魔の谷」の悪魔を退治したとき に得たものなんじゃが……。
まあ、それは別の話じゃ。
さて、霊薬の力によって たちまちキズもなおった カエルは、感謝感激じゃ!
なんと、孫娘を拙者の 嫁にくれるというのじゃ! これには、チト困ったわい。
拙者には、心に誓った姫君がいる と言ってのう。ていちょうに お断り申しあげたのじゃ!
ワハハハハハハ!
ところで、この話には、続きが あってのう……。
「では孫娘にあいさつだけでも」 とカエルが言うてな。 沼から呼ばれて出てきたのは……
な、なんと、 輝かんばかりに、 美しい乙女だったのじゃ!
聞けば、その沼のカエルの一族は ふだんはカエルの皮をかぶって おるんじゃが……
カエルの皮をぬぐと、 人間と変わらぬ姿をしておる そうじゃったんじゃ!
そのカエルの孫娘の乙女には、 さすがの拙者も、 クラクラときてしまったわい!
しかし、騎士たる者が、いまさら 言ったことを取り消すわけには いかなかったからのう……。
まあ。いまでも思いだしてみると ちょっと残念な出来事じゃな! ワハハハハハ!
この体験で拙者が学んだ教訓は、 見た目の姿で判断してはイカン ……ということじゃ!
ちいとは、 サララどのの 役にも立ったかな? ワハハハハハハ!!
オーロラ姫:あら? ひょっとして、そのカエル……。 魔法をかけられた王子さま?
王様:なんじゃ、そのカエルは? 国王の前にいるというのに、 失礼な態度のヤツじゃのう!!
妃様:うむ。カエルか。 ……そういえば、カエルは、 よい薬になるそうじゃな。
たしか精力剤とか……。 むろん、わらわは、くわしくは 知らぬがのう。オホホホホホ!!
>移動する→姫の部屋(姫に会ったことがない)
侍女2:あっ、姫はお休み中ですことよ。
ガメッツ:赤いカエル? 珍しいものを連れているなぁ。 それ、サララのかい?
>カエルのこと
ガメッツ:どうしたんだね? カエルなんかつれて?
商店会では、さすがに 生きたカエルを 商品にはできないなあ。
グスタフ:よう。 どうしたんだい、 カエルなんかつれて?
おいおい。 俺の酒場で買ったりしないぜ。 食用ガエルじゃあるまいしな。
>噂話
アダー:やあ。魔女さん。 そのカエル、役にたってますか?
おや。なかなか、 なついているみたいですね。 かしこいカエルですねー。
>寝る
カエルの王子:……たすけて……
……助けてください。
私は、さる王国の王子です……。
悪い魔法使いの呪いによって、 このような、みにくい姿に されてしまったのです……。
誰か…… 私の呪いをといてください。
私を本当に愛してくれる、 純真な乙女の口づけによって、 私の呪いはとけるのです……。
誰か、早く呪いを……
誰か……
チョコ:どうしたんだい、 サララ? なんか様子がヘンだけど?
>(>_<
チョコ:ふ〜ん……。 王子サマの夢ねえ……。(そういえば〜 へ続く)
>(;;
チョコ:ふ〜ん。 話したくないなら、 べつにいいけどさ……。
なんか、ためこんでない? ボクに聞かせてくれたら、 スッキリすると思うけどなあ。
・夢のことを話す?
>話す
チョコ:ふ〜ん……。 王子サマの夢ねえ……。
そういえば、あのカエル、サララの近くで 眠っていたみたいけど……。
どうする? その「乙女のキス」とかで、 カエルの呪いをとくの?
だいたい、そのカエルのことを、 本当に愛してる女の子 じゃないとダメなんだろ?
そんな人間の女の子、いるのかなあ?
やれやれ……。 それにしても……
やっぱり、めんどうなモノを 引きとっちゃったみたいだねえ。 サララ。
んで、何をするの?
>寝る
カエルの王子:……どうか、 早く呪いをといてください。
このような みにくい姿のままでは、 故郷に帰ることもできません……
どうか、はやく、 「私を本当に愛してくれる、 純真な乙女の口づけ」で……。
私の呪いをといてください……
はやく……
チョコ:また、王子サマの夢を 見ちゃったのかい? サララ。
やれやれ……。 これは、早く呪いをとかないと、 いけないみたいだねえ。
ジョン王子:えっ。 そのカエルが王子だって?
フン。カエルのくせに ナマイキなヤツだなァ。
大臣:な、なぬう。 そのカエルは、王子殿下とな!
そのような、おかたが わが王国の領地内で、 そんなお姿になったとは……!!
これは、国家の一大事ですぞ!
ヘタすると、わが王国が、 その王子殿下の王国と、戦争と いうことになるやもしれません!
ライアット:おやおや。 どうしたんですか。 カエルなど、つれて?
えっ。そのカエルは王子さま?
失礼いたしました! 私はライアットと申し、この 王国の騎士団に属する者です!
王様:なになに? そのカエルは、 さる国の王子……とな?
サルの国の王子なのに、 なんでカエルなんじゃ?
……ちなみに、 いまのはジョークじゃ。 笑ってよいぞ。
ラオ:なになに? そのカエルが「王子」ぢゃと?
フォッフォッフォ。 バカを言うでない。そのカエルは 「王子」などではないわい。
「王子」ではないのぢゃよ。 「王子」では、な。 ……フォッフォッフォ!
ウィル:ええっ! そのカエルは、魔法で姿を 変えられた王子サマなんですか?
う〜ん……。 そういうのは、おとぎ話では、 きいたことがありますけど……。
本当にある魔法なんですか? ……だいたい、魔法というものは、 4大元素の力によるもので……
「純真な乙女のキス」で、魔法が とける……なんていうのも、 魔法理論的に説明できませんよ。
スカピン:へえ……。 なるほど……。
そのカエルは、王子なんですか。
ふ〜ん。王子ねえ……。
そのカエルがってわけじゃなくて 一般論ですけど、「王子」って ラクなものですよねえ。
なにしろ、才能も努力も いらなくて、単に生まれただけで、 その地位が得られるんですから。
なんの不自由もなく暮らしてて、 こまったことがあったって、他人 がなんとかしてくれるんだから。
サララさんも、 タイヘンですよねぇ。 そんなヤツの面倒まで見て……。
チョコ:おいおい……。 キミが、 そういうことを言うのかい?
スカピン:ぼくがもし王子だったら、 そんなに甘えて、他力本願に なったりしませんよぉ。
立派な王になれるように、 ふだんから一生けんめい勉強して 国民の見本になるようにして……
それから、貧しい人々には、 救済の手を差しのべてですね……
それから、がんばっている学生や 学者さんには、た〜っぷり奨学金 を援助してですねぇ……
それから、それから……。
チョコ:サララ……。 もう、いいよ。 はやく帰ろうよ……。
グスタフ:よう。どうだい? そのカエルの王子サマが、 元に戻る方法は見つかったかい?
>噂話
アダー:そのヒキガエルをつかまえたのは ダンジョンのなかですよ。
たしか、奈落の間の 近くだったと思いますけど……。
デスモンテ神父:むっ! 怪しいカエル! さては、変身した吸血鬼かッ!?
>話す
デスモンテ神父:むむっ! おまえは魔女だな!
その表情、ヴァンパイアに魅いられておる。 興味深い対象じゃ。
>話す→カエルのこと
デスモンテ神父:ふんふん……。 なるほど、そのカエルは呪いを かけられた人間というわけか?
う〜む。やはり、呪いをとく といえば、聖水をかけるとか、 十字架をかざすとか……。
ワシの専門は、 ヴァンパイア退治だからして、 カエルの呪いはよくわからん。
>帰る
デスモンテ神父:ヴァンパイアをみかけたら 知らせるんじゃぞ。
>話す→カエルのこと
ブラム伯爵:ほほう。なるほど……。
事情はわかった。 「純真で清らかな乙女」が、 必要というわけであるな?
フフフ……。 私の知る「純真で清らかな乙女」 は、ただひとり……。
ハニー。キミだよ。 キミしかいない……。
「灯台もと暗し」というわけか。 身近なところにある答えには、 意外と気づかぬものだ。 フフフ。
だが……待てよ? そのカエルを「心から愛する」 乙女でなくていかんのだったな?
それでは、条件があわぬな……。 なにしろハニーの心は、私への愛 に満ち、スキマなどないからな。
フッ……。 残念であったな。そのカエルが 人間に戻る手段はないようだ。
だがカエルよ。安心するがいい。 ハニーの優しさにめんじて、 この庭で暮らすことを許そう。
まあ、えんりょはするな。 カエルが住むにはよい庭園だぞ。 フフフフフ……。
チョコ:サララ……。 ほっといて、次いこうよ。
>カエルとキス
キュティ:ええっ!? ……ご、ごめんなさい。 ダメですきゅ。
たしかにカエルさんは、 好きですが……。 そういう意味では……。
わ、わたしは、 お慕いしているお方が、すでに 心のなかにいるんですきゅ……。
わたしの、 ファースト・キッスをささげる と決めているお方が……
でも……。
はっ。 わ、わたしったら。 ……は、はずかしいですきゅ!
キュティ:わ、わたしが言っていたことは、 伯爵さまには、 ナイショにしてくださいきゅ!
ぜ、ぜったいですよ。きゅ!
キリール:あら! そうなの?
「カエルになる呪い」というのは 話には聞いていたけれど、 実際に見るのは、初めてだわ!
これは貴重なデータになるわ。 ……ねえ、サララ。 私が、してもいいかしら?
スカピン:……だ、だめです! 先生!
キリール:あら。スカピンくん。 いたの?
スカピン:……せ、先生の、く、くちびる を、カエルなんかに……。
……じゃなくて……えーと。
キリール:なに言っているの? ……ちょうどいいわ。 キミが記録をとってちょうだい。
スカピン:き、記録だって!? だ、だめです! ダメったらダメです!!
キリール:スカピンくん、 どうしたの? ようすがヘンよ?
しかたがないわね。
サララ。 残念だけど、また今度、 きてちょうだい。
キリール:あら。 そのカエル、まだ呪いが、 とけていないみたいね。
キリール:そうね。 このあいだはジャマが はいったけれど……。
学者としては、 あきらめるわけにはいかないわ。 今度こそは……。
スカピン:……だ、だめです! 先生!
キリール:あら……。 スカピンくん。 なんで、じゃまをするの?
スカピン:だ、だめです! ダメったらダメです!!
キリール:スカピンくん、 どうしたの? ようすがヘンよ?
しかたがないわね。
サララ。 残念だけど、また今度、 きてちょうだい。
キリール:そうね。 このあいだはジャマが はいったけれど……。
学者としては、 あきらめるわけにはいかないわ。 今度こそは……。
マルローニ:……い、いかんですぞ。 キリール先生!
キリール:あら。 マルローニさん。 いらしてたんですか?
マルローニ:……こ、このカエルめが! う、うらやましい……じゃなくて ずうずうしいヤツじゃ!
キリール:はあ……? なにを、 おっしゃっているんですか?
でも、ちょうどよかった。 お聞きになっていたでしょう?
カエルになる呪いのメカニズムが 解明されれば、また一歩研究が すすみますわ!
そうすれば、マルローニさんへも ご恩がえしにもなりますわ。
マルローニ:……あ、あー。オホン。
そ、その、研究のことですがな。 今月から研究費の援助をですな、 増やしたいと考えてましてな。
キリール:あら、まあ。本当ですか!!
マルローニ:……え、ええ。本当です。 ですから、これからそのお話を したいのですが、どうですか?
コホン……。 あんな……カエルのことなど ほおっておいて……。
キリール:わかりましたわ。 マルローニさん。
……ゴメンね。 サララ。 申し訳ないんだけど、 また今度、きてちょうだいな。
キリール:そうね。 このあいだはジャマが はいったけれど……。
学者としては、 あきらめるわけにはいかないわ。 今度こそは……。
マルローニ:……い、いかんですぞ。 キリール先生!
キリール:あら……。 マルローニさん。 いらしてたんですか?
マルローニ:……あー、オホン!
カエルの呪いの研究をしばらく しないことが、研究費の援助を 増やすことの条件でしたが?
キリール:あ……。 そ、そうでしたわね。オホホ。 わ、忘れてました。
……ゴメンね。 サララ。 残念だけど、ほかの人に頼んで。
チャチャ:えっv そのカエル……。 食べていいのかニャー!?
……え? 「口づける」って、そういう イミじゃないのかニャー?
ニンゲン語は、ムズかしいニャー。
アスカ:ええっ。そのカエルさんは、 魔王の呪いで、そんな姿に!?
……むう。魔王め。許さないぞ!
チョコ:「魔王」だなんて、ひとことも 言っていないぞ……。
アスカ:わかりました! ボクが、いっこくも早く 魔王を倒します!!
魔王を倒せば、きっと そのカエルの人も、元の姿に 戻ることができるでしょう!
つきましては、 魔王を倒すための情報かアイテム があったら、教えてください!
チョコ:……だから、 「魔王」だなんて、 誰も言ってないって……。
アスカ:そのカエルの人のためにも、 ボクが魔王を倒します!
チョコ:「魔王」だなんて 誰も言ってないのに……。 だめだね。
チェルシー:ええっーーーーーーー!?
わ、わ、私が、そ、そ、その、 カカカ、カカ、カエルと……!?
い、いやあぁーーーーーーー!!
……………え?
……なるほど。
……そ、そういう 事情だったのですね。 取り乱してごめんなさい。
……わ、わかりました。 その呪いをとくのが、 私にできることならば……。
困っている全ての方々を助ける というのが、わが神の教えです。 ……ええ。やりますとも!
えー。と……。
赤ヒキガエル:ゲコゲコ。
チェルシー:…………。
えー、サララさん。 ちょっと待ってください。 心の準備を……。
…………。
ええ。もう大丈夫です。
私の力で、困っている方が助かる ならば……。天におわす神よ。 どうぞ、見ていてください。
赤ヒキガエル:ゲコゲコ。
チェルシー:…………。
……サララさん。 ち、ちょっと待ってください。
い、いえ。 イヤというわけではないんです。 ないんですが、心の準備が……。
…………。
こういうときには、 深呼吸を……。 スー、ハー、スー……。
ええ。もう大丈夫です。 では……。
赤ヒキガエル:ゲコゲコ。
チェルシー:…………。
か、神よ。 ど、どうか私に、お力を……。
よ、よし。もうだいじょうぶ。 い、いきますよ……。
赤ヒキガエル:ゲコゲコ。
チェルシー:…………。
……サララさん。 ……や、やっぱり、 ……しなくてはダメですか?
わ、わ、私、 や、やっぱり、 どうしても、 ムリですぅ……。
ああ。神よ……。 修行のたりない私を、 どうかお許しください……。
チェルシー:ええ。今度こそお役に立ちます! このあいだは、私が未熟だったのです。
そう。見かけの姿にまどわされる など、神にお仕えする身にとって あるまじき行為……。
献身と慈愛の心さえあれば……。
赤ヒキガエル:ゲコゲコ。
チェルシー:…………。
サララさん……。 や、やっぱり、 私、ダメですぅ……。
チェルシー:…………。 サララさん。 お役にも立てず、ごめんなさい。
チョコ:あれ! 誰もいないみたいだねぇ。 ちょっと、呼んでみようか?
>呼ぶ→ガーネット
ガーネット:誰だい?
ようっ。 サララちゃん じゃねえか。
なんだい? 猫だけじゃなくて、カエルも つれて歩くようになったのかい?
>話す
ガーネット:ハハハ! 赤いカエル、 高く売れそうだねぇ。 揚げて食ってもうまそうだ。
>カエルとキス
ガーネット:カエルとキスぅ? アタイがぁ〜?
フンフン、なるほど……。 事情はわかったよ。
でも、アタイは「乙女」なんて ガラじゃないからなあ。 えんりょしとくよ。アハハハ!
>出る
ガーネット:そのカエルうまそうだな。
>呼ぶ→サファイア
サファイア:サララか。
うっ……。 な、なんだ。 そのカエルは……。
>話す
サファイア:………カエル。
>カエルとキス
サファイア:な、なに? カ、カエルと……だと!? ふ……ふざけるなッ!!
>出る
サファイア:カエルをつれてくるな。
>呼ぶ→ルビィ
???:………。 だ〜れ〜?
誰かアタクシを呼んだかしら?
…………。
ルビィ:あら。サララちゃん。 どうしたの? カエルなんかつれて。
>話す
ルビィ:そのカエル、お宝のにおいが…。 き、きのせいですわよね。 オーッホッホッホ!
>カエルとキス
ルビィ:オホホホ。 なにいってるのかしら、 サララちゃんたら。
え……?
そのカエルは、 じつは呪いをかけられた王子、 ……ですって?
王子……。
玉の輿……。
そうすれば、 その王国の財産は、 すべて、あたくしのモノに……。
……いいわ。 サララちゃん。
あたくしが、 熱いキッスで、その王子サマの 呪いをといてさしあげるわ!
おまかせなさい! オーッホッホッホッホッホッ!!
赤ヒキガエル:……げっ、 ゲコゲコゲコッ!
ルビィ:さあ、王子サマ……。 アナタを愛する、 純真なオトメである、
あたくしの口づけを……。 ん〜〜……v
赤ヒキガエル:ゲッ、 ゲコゲコ〜〜〜ッ!!
ぴょ〜ん
ぴょ〜ん
ぴょ〜ん
チョコ:……逃げちゃったみたい。
ルビィ:お、王子サマ……。
あ、あたくしの立場って、 いったい……。
>話す
ルビィ:あたくしの玉の輿計画が。 ………。
おーっほっほっほっ。 まあ、どうってことないですわ。
>出る
ルビィ:サララちゃん! そのカエル早く始末して頂戴。
>呼ぶ→サファイア
サファイア:サララか。
そのカエルか。 ボスに無礼なことをしたのは? カエルのぶんざいで、 なんとナマイキなヤツだっ。
>呼ぶ→ガーネット:
ガーネット:誰だい?
おっ。そいつかい。 うちのボスをフッたって いうヤツは? ……アハハハ!
……な、なかなか度胸があるヤツ じゃねえか。カ、カエルにしとく にゃもったいないよ。
>呼ぶ→ルビィ
???:………。 だ〜れ〜?
誰かアタクシを呼んだかしら?
…………。
ルビィ:サララちゃん……。 そのナマイキなカエル、 どっかにやってちょうだい!!
侍女1:ええっ。そのカエルが、 王子サマなんですって?
侍女2:でも、いくら王子サマだからって カエルに口づけするなんて……。
いやーん。どうしましょ!
侍女1:ねえねえ。でも、口づけして 元に戻ったら、 わたくしが、お姫さまですのよ!
侍女2:お姫さま、ですって! いやーん。どうしましょ!
侍女1:こまりますわ! どうしましょ!
チョコ:サララ……。 ほっておいて、次にいこうよ。
乳母:まあまあ。そのカエルは王子さま だったんですか……。
でも、このばあやは エンリョしておきますよ。 オホホ……。
妃様:ほほう。 そのカエルは、呪いをかけられた 王子である、とな?
オホホホホ! これは面白い!
わらわが、もう少し若かったら、 その若い王子との、ロマンスv というのも悪くないのう!
オーロラ姫:やっぱり、そうだったのね! おとぎ話にあったことは、 本当だったのね!
私、こういうときが来るのを 待っていたの。
さあ。王子サマ……。 私の口づけで、その魔法を……。
ライアット:お、おまちください、姫!
オーロラ姫:あら。ライアット。 どうしたの?
ライアット:い、いや。あの……。
あー、コホン。
えー。姫さま。 そのようなことを、軽いお気持ち でなさってはいけないと……
オーロラ姫:あら。失礼ね。軽い気持ちなんか じゃないわ。私、王子サマがくる
のを、ずっと待っていたもの!
ライアット:えー。で、ですからね……。
口づけとは神聖なものであり、 本当に愛し合う相手とですね……
オーロラ姫:もうっ。そんなこと知ってます!
ライアットったら、すぐに私を 子供あつかいするんだから!
ライアット:いえ……。その……。 そういうわけでは……。
オーロラ姫:じゃあ、どういうわけなのよ!
ライアット:いや……その……。 えーと……。
チョコ:……なんだか、たてこんできた みたいね。また出直そうよ。 サララ。
ライアット:あー、オホン。
姫の前では、失礼しました……。
べつにサララさんの 話を疑ったわけではないのです。
そうでは、ないのですが……。
みっともないマネをして しまいましたね。 もうしわけありませんでした。
カエルの王子さまと わが姫がむすばれるのを、 じゃましたとしても……
いつかは姫の前に、 ふさわしい王子さまがあらわれる …それを防ぐことはできません。
わかっていたこと なのですけどね……。
もうしわけありませんでした。
オーロラ姫:…………。
>カエルとキス
オーロラ姫:もう、いいわ。 ライアットが、うるさく言うんだもの。
まったく失礼しちゃうわ。 私を、いつも子供あつかい するんだから!
ウィル:ええっ!! そのカエルを…… チェルシーさんと、 キスさせようとしたんですか!?
もうっ! そういうバカなことは、 やめてくださいよ!
「純真な乙女のキス」でとける 魔法なんて、魔術書を調べても、 のってなんかいませんよ!
だいたい、そのカエルが、魔法を かけられた王子サマかなんてのも 本当かわからないんでしょ!
……いくら、かのじょが、 「純真な乙女」といえるような 女の子だからといったって……。
それに、あのコは、 カエルとかそういうのが、 大の苦手なんですよ!
とにかく、 もう、そんなことは、 やめてくださいね!
ガメッツ:カエルを人間に戻す方法かい?
ちょうどいい。 その情報が入ったところだよ。 聞きたいかね?
・カエルの情報を……
>聞かない
ガメッツ:そうか……。 まあ、情報がほしくなったら、 また来るといいよ。
>聞く
ガメッツ:これが意外なことに、古い記録 じゃないんだ。ついさっき冒険者 スジから入ってきた情報さ。
なんでも、ダンジョンのなかの 奈落の間に……
「カエルを人間にする薬」という アイテムがあるそうだよ。
いやいや。ふしぎなものだな。 ちょうどよく、うってつけの 情報が入ってくるなんて……。
世の中、なかなか うまくできているじゃないか。 そうは思わないかね?
場所は、 奈落の間だよ。 まちがえないようにな。
>噂話
盗賊A:おい。聞いたか? なんと、あのルビィを フッた男がいるらしいぜ!
盗賊B:うへぇ! なんて命しらずなヤツだ。 くわばら、くわばら。
盗賊A:なんでも、どっかの国の王子 だったってハナシだぜ。
盗賊B:いくら王子でもなあ……。 ……で、その男はどうなった? やっぱりバラされたのか?
盗賊A:いや。もっとひでえ目だよ。 怒りくるったルビィのヤツはだな……。
だんじょん堂の魔女に 頼んで、その男を魔法で、 カエルにしちまったらしいぜ!
盗賊B:ひー。なんて恐ろしい!!
チョコ:サララ……。 なんだか、ムチャクチャなウワサ になっていますけど……。
>始まりの間(クモの巣をクリアしていない場合?)
赤ヒキガエル:ゲコ、ゲコ。
エンペル:ウヒヒヒヒ……。 ゆかい、ゆかいですよ〜。
ここでミーの作った薬を、 魔王サマの敵である勇者のヤツ に飲ませてやれば……
ヒヒヒヒ……。
このあいだの実験中には、 効果が逆の薬ができてしまった こともありましたが……
あれは材料が悪かったのです。 ミーの失敗ではありませ〜ん。
その証拠に、 ほ〜ら。こんどは、 うま〜く薬ができましたよ〜。
これを、勇者のヤツに飲ませてやれば……。ウヒヒヒ。 笑いがとまりませ〜ん。
チョコ:あんなこと言ってるよ、 サララ!
ねえ。どうしようか?
>見なかったことにして去る
チョコ:いいの?
>立ちむかう!
エンペル:な、な、なにヤツ!?
ひ、ひょっとして、 ミーのひとりごとを、立ち聞き していたのですか?
な、なんと ヒキョーなヤツでしょーか!
ともかく、秘密を知られたから には、生かして帰すわけには まいりませーん!
エンペル:クッ……。
ミーが負けるとは、 こ、これは誰かの陰謀に ちがいありません……。
こういうときは、 戦略的に撤退し、 再編成をするに限ります……。
チョコ:この薬で、なにか たくらんでいたみたいだけど いったい、どんな薬なんだろ?
とりあえず、もらっちゃおうよ。 悪事につかわれるより、ボクたち が持ってるのがいいと思うよ!
『ヒキガエルの薬』を手にいれた
>奈落の間
赤ヒキガエル:ゲコ、ゲコ。
エンペル:ウヒヒヒヒ……。 ゆかい、ゆかいですよ〜。
ここでミーの作った薬を、 魔王サマの敵である勇者のヤツ に飲ませてやれば……
フゥル:本当にだいじょぶなんだわさ? ずいぶん前の実験では、あべこべ の薬になっちゃっただわさ。
エンペル:お、おだまりなさい! あれは材料が悪かったのです。 ミーの失敗ではありませ〜ん!
その証拠に。 ほ〜ら。こんどは、 うま〜く薬ができましたよ……。
……ん?
やけに、 できあがった薬の量が 少ないような気がしますが……。
フゥル:ん……。 このあいだ、ラヴァのヤツが、 すこし、くすねていっただわさ。
エンペル:な、な、なんですとぉ!! ラ、ラヴァめ〜! ミーの考えた作戦をぬすんで、
手がらを横どりしようという、 コンタンですねぇ! ゆ、許せませーん!!
フゥル:ちがうだわさ。
エンペル:キーーッ! なんてヒキョーなヤツでしょう! 魔軍の風上にもおけません!!
フゥル! アナタもアナタですよ。 なんで黙って見ていたんですか!
ミーの天才的作戦が台なし!! ぜーんぶアナタに責任を とってもらいますからね!!
フゥル:だから、ちがうだわさ。 ちょっと、おちつくだわさ。
ラヴァが、 アンタの薬をぬすんだのは、 もっとつまらない目的だわさ。
まったく、つまんない……。
だから、安心して、 アンタは、作戦をすすめれば いいだわさ……。
エンペル:そ、そうですか? フーム、 まあ、いいでしょう。
でも、なにかあったら、 ぜんぶアナタに責任を とってもらいますからね!
チョコ:あんなこと言ってるよ、 サララ!
ねえ。どうしようか?
>見なかったことにして去る
チョコ:いいの?
>フゥルに話しかける
フゥル:おや、おひさしぶりだわさ☆
残念だけど 今回はアンタに、じゃま されたくないんだわさ。
まあ。考えようによっては、 アンタと遊べる いい機会でもあるだわさ☆
>あわててここから逃げる
チョコ:いいの?
>エンペルに話しかける
エンペル:な、な、なにヤツ!?
さ、さては、ラヴァめが 送ってきたスパイ……。
ミーの才能をねたんで、 こんなヒキョーな手まで、 使うとは……。
えーい。 この薬を、わたすものですか!
フゥル! なにをしてるのですか!? ミーを助けなさ〜い!!
エンペル:クッ……。 こ、今回の敗北は、 フゥルが、 足をひっぱったせいです……。
味方が無能では、 ミーのような天才でも、 勝ちようがなかったのです……。
こうなったら、撤退しかありません……。
フゥル:やれやれ……だわさ。
もう、あんなヤツの手伝いなんか 二度としないだわさ!
それじゃバイバイだわさ☆ こんどは、もっと面白い遊びを あんたとしたいだわさ☆
チョコ:この薬で、なにか たくらんでいたみたいだけど いったい、どんな薬なんだろ?
とりあえず、もらっちゃおうよ。 悪事につかわれるより、ボクたち が持ってるのがいいと思うよ!
『ヒキガエルの薬』を手にいれた
ガメッツ:どうだね? 奈落の間 で「カエルを人間にする薬」は 見つかったかね?
えっ? 見つかったのは。 「人間をカエルにする薬」 だったのかね?
いや。こりゃスマン。 ワシは「カエルを人間にする薬」 があると聞いていたんだが……。
どうやら、まちがった情報 だったようだな……。
かわりといってはなんだが、 こんどは確実な情報があるんだが
……聞きたくはないかね?
・確実な情報を……
>聞かない
ガメッツ:そうか……。 まあ、情報がほしくなったら、 また来るといいよ。
>聞く
ガメッツ;これも、冒険者スジから入った 情報なんだがね。
炎壁の間で、 美しい乙女が、悪者たちに つかまっているらしい。
とまあ、ここまでは ダンジョンのなかで、 よくある話なんだが……
なんでも、その女性は、 カエルが好きだということだよ。
ひょっとしたら、 カエルを探してダンジョンに 迷いこんだのかもしれないな。
その乙女を救いだせば、 カエルにも、喜んでキスを してくれるんじゃないかね?
場所は、ダンジョンの 炎壁の間だ。 まちがえないようにな。
>噂話
ダイアナ:アダーとビジョルド のヤツらなら、ダンジョンに 行ったよ。
炎壁の間に、 美女がとらわれているって聞いて 助けにいったのさ。
なんでも、その美女とやらは、 カエルが好きなんだってさ。 まったくヘンな話しだね。
>自然の間(騎士団グループと同行している場合? 階層が浅い場合?)
赤ヒキガエル:ゲコ、ゲコ。
チョコ:この部屋には、冒険者がいるみたい。 なにか探してるようすだけど……
どうする? サララ。
>冒険者アダーと話す
アダー:やあ、魔女さん。 そのカエル、役に立ってます?
………。
ええ。ここに、すごい美女が とらわれてると聞いて、 やってきたんですよ。
その美女は、なんでも カエルが好きだとか……。
う〜ん。それが本当なら、 そのカエル、魔女さんに売らない ほうがよかったかも……。
>冒険者ビジョルドと話す
ビジョルド:この場所で、美しい乙女が、 悪者たちにとらわれているという
情報を得て、やってきたんだ。
どうやら、ここは引き払って もう別の場所に移ったらしい。 ひと足おそかったようだな。
どこへ向かったのか、 手がかりを探しているところ なんだが……。
>冒険者ビジョルドと話す
ビジョルド:この部屋の形跡を見る限り、 ………。
どうやら悪者どもは、美しい乙女 をつれて、ワナの間 に向かったらしい。
アダーと私のレベルで、 そこまでいくことはツライな。 残念だ……。
>炎壁の間(勇者グループと同行している場合?)
赤ヒキガエル:ゲコ、ゲコ。
チョコ:あれっ。騎士団のヒトたちだ。
なんだか、部屋のなかを 調べているみたいだけど……。
・どうする?
>ここから出る
チョコ:そろそろ行こうか?
>誰かと話をする
チョコ:サララ 誰と話をする?
>ライアットと話す
ライアット:この場所で、ならず者たちが、 かよわいご婦人を、とらえている
という通報を受けたのですが……
われわれが到着したときは、 すでに、このありさまでした。 どうやら逃げていったようです。
どこへ逃げたのか、 いま手がかりを探しているところなのですが……。
ライアット:これは私の推測ですが……。
どうやら、ならず者たちは、 群島の間 へ逃げたようです。
ところで……。 つれさられたご婦人ですが、 カエルが好きだということです。
なんでも、カエルを探していて ダンジョンに 迷いこんだとか……。
…………。
むろん、どんな変わり者のご婦人 だとしても……コホン、失礼…… 我々は全力でお救いしますとも!
さあ。はやく 群島の間に むかわなくては!
>ハイラインと話す
ハイライン:おかしいな……。 カワイイ娘が、ここに とらわれていたという話だが……
ウーン……。 なんか、そんな感じが しないんだよなァ……。
オレは、女のコに関しては、 カンがはずれたことは ないんだがなァ……。
>フンボルトと話す
フンボルト:ワッハッハッ! 賊どもは、 われらだんじょん騎士団に 恐れをなして逃げたようじゃな!
いろいろほうりだして、 逃げていったようじゃ! よほどあわてていたんじゃな!
ワハハハ! 騎士団の威光も、いまだ おとろえず、というところじゃ!
わが騎士団が、かつて山賊どもの 討伐作戦をしたときのことを 思い出すのう……。
そう……。あれは、 まだ拙者が、紅顔の美少年の 誉れ高かった頃の話じゃ……
チョコ:……サララ。 なんか、話が長くなりそうだよ。 このへんで聞くのやめとこうよ。
>炎壁の間
赤ヒキガエル:ゲコ、ゲコ。
チョコ:おやっ。勇者のヤツがいるよ!
あいかわらず、部屋のあちこちを 調べまわってるみたいだけど……
どうする? サララ。
>ここから出る
チョコ:出るの?
>勇者アスカと話す(条件:ガメッツの確実な情報を聞いた場合?)
アスカ:あっサララさん。 どうしたんですか? こんなところで。
……。
ええっ! ボクの知らない間に、 奈落の間で、 そんなことがあったんですか?
魔王軍のヤツらが、そんなことを たくらんでいたなんて!
サララさん。 貴重な情報を、教えてくれて どうもありがとう!!
でも、安心してください。 僕は、そんなヒレツなワナに ひっかかったりしませんから!
ジェド:いや、わからぬぞ……。なにしろ 勇者どのは、ひろった薬などを、
かたっぱしから飲むからな……。
ヤッコフ:バカもの! 魔王軍がどんなヒレツな手を 使っても、正々堂々と受けて立つ
のが、勇者の戦い方なのじゃ!
コソコソとした手などにたよらず まっこうから勝負する……。 さすがは、勇者どのじゃ。
おぬしも、 少しは見習うがよいわ!
ジェド:は、はあ……。 そ、そうですか……。
チョコ:どうする? サララ。
>勇者アスカと話す
アスカ:魔王の手下に、お姫さまが とらわれてるって情報を聞いて、 ここへ、やってきたんだけど……
魔王の手下どもは、姫をつれて、 かげろうの間へと 逃げていったみたいです!
ジェド:ゆ、勇者どの……。
聞いた情報では「魔王の手下」 などとは、ひとことも言っては いませんでしたが……。
ヤッコフ:バカもの! 勇者の敵といったら魔王! お姫さまをとらえるのは魔王!
それは昔から決まっとるのじゃ。
それにじゃ。もとはといえば、 魔王めが世の中に混沌をもたらす から、悪人がはびこるのじゃ。
広い意味でいえば、悪いヤツは みんな「魔王の手下」といっても おかしくないんじゃわい!
ジェド:は、はあ……。 そ、そういうものですか……。
アスカ:ともかく、 かげろうの間にいる お姫さまを助けにいかなくちゃ!
>群島の間(ダンジョンで捜索している騎士団か冒険者に会った場合?)
赤ヒキガエル:ゲコ、ゲコ。
チョコ:あっ。サララ。 ゴブリンたちが、 誰かをかこんでいるよ!
例の“カエル好きの美女” なんじゃないかな? はやく、助けないと!
ゴブリンA:ゴブゴブ〜。
ゴブリンB:このニンゲン、 どうしてやろうかゴブ?
ゴブリンC:みせしめに、 イタイ目にあわせてやるゴブ!
ダンジョンは、 オイラたちのナワバリだと、 ニンゲンにおしえてやるゴブ!
???:ゴブゴブ。 それもユカイだけど、 もっといい考えがあるゴブ。
ゴブリン族長:コイツは、 きっとニンゲンの王族ゴブ。 身代金をとってやるのだゴブ。
ゴブリンB:そいつは、いいゴブ〜。 さすがオヤブンは、 アタマがいいゴブ〜。
ゴブリン族長:それにしても……。 弱っちいヤツだったゴブ。 ニンゲンのオスはひよわだゴブ!
ゴブリンC:ゴフッゴフッ! まったく、はじめは、 メスとまちがったゴブ!
ゴブリンA:ゴブブブ! もともとニンゲンは ブサイクだから、オスもメスも
みわけなんかつかないゴブ!
ゴブリン族長:まったくだゴブ!
ゴブリン達:ゴブッゴブッゴブッ!
ゴブリンC:ゴブッ? またニンゲンが、 やってきたゴブ!!
ゴブリン族長:ちょうどいいゴブ! 景気づけに、 オマエもやっつけてやるゴブ!!
ゴブリン族長:……ゴ、ゴブゴブ〜。
ひよわなオスで 油断させておいて、 つよいメスがやってきたゴブ〜。
まったく、ニンゲンどもの やりかたは、きたないゴブ〜。 お、おぼえてろゴブ〜!!
チョコ:ジャマ者も去ったみたいだね。 サララ。 さて、どうする?
>この部屋から出る
チョコ:ええっ! ここから出ちゃうの? サララ!
あそこの、しばられてるヒトを 見すてていっちゃうのかい? ひどいなあ!
>つかまっていた人を助ける
(>しばられてる人を助ける へ)
>かげろうの間(騎士団・冒険者に会っていない場合、戦闘なしでいきなりこちら?)
チョコ:奥のほうに、 しばられてるヒトがいるよ。 まだ無事みたいだけど……。
はやく 助けてあげなくていいの? サララ!
で、どうするの?
>この部屋から出る
チョコ:ええっ! また助けないで、 いっちゃうの?
知らないよ。サララ。 しばられてる人が、 ひからびて死んじゃってもさ!
>しばられてる人を助ける!
カエルの王子:…………。
チョコ:どうしたんだい? サララ。
ええっ!? あの、しばられているのが、 夢に出てきた王子サマだって?
「カエル好きの乙女」を 探して、ここまできたのに……。
いたのは、乙女じゃなくて、 しかも、夢に出てきた王子その人 だったなんて……。
いったい、どういうこと?
じゃあ、ボクたちといっしょにいる このカエルは……。
いったい、なんなの?
赤ヒキガエル:ゲコッ! ゲコゲコゲコ!
ゲコゲコ……。 ……ゲコッ。
……チュッv
緑ヒキガエル:ゲコッ。ゲコゲコ! ゲコゲコゲコ。
赤ヒキガエル:ゲコ……。 ゲコゲコ。
緑ヒキガエル:ゲコ。ゲコ。 ゲコゲコッ。ゲコゲコ?
赤ヒキガエル:ゲコゲコ……。 ゲコゲコゲコ……。
緑ヒキガエル:ゲコ!? ゲコゲコ。ゲコゲコゲコ!!
赤ヒキガエル:ゲコ……。 ゲコゲコ! ゲコゲコゲコ!
緑ヒキガエル:ゲコゲコ!!
チョコ:な、なんか話してるみたい……。 わっ!
緑ヒキガエル:ゲコゲコ。ゲコッゲコッ!
赤ヒキガエル:ゲコゲコ……。 ゲコゲコゲコ。 ゲコゲコッ!
チョコ:こんどは、王子サマのほうが、 カエルになって……
いっちゃった……。
………。
2匹とも、 おれいを言っていたみたい……。
なんか、これで事件が解決って感じ もするけれど……。
なにがどうなっているのか、 ボクにはわからないよ。
ねえ……。 サララには、 わかる?
………。
なんか、いろいろありすぎて 疲れちゃったね。
いったん家に帰ろう。
チョコ:あ〜あ。 なんだか、今回は わけのわかんない事件だったね。
…………。
あの、カエルのヤツ……。 ついてまわられているときは、 うっとうしかったけど……。
いなくなったら、 なったで、 なんか少しさみしい気もするね。
……さて。 そろそろ寝ようか。 ボクもつかれちゃったよ。
おやすみ。 サララ。
カエルの王子:……ありがとう……
………。
赤ヒキガエル:サララさん。 私は、あなたにずっとお世話に ………。
緑ヒキガエル:ぶじにカエルの国に戻ったら、 ………。
赤ヒキガエル:………。
緑ヒキガエル:呪いがとけて助かっただけでなく………。
赤ヒキガエル:そんな……。 ………。
緑ヒキガエル:本当にありがとうございました。
赤ヒキガエル:ありがとうございました……。
チョコ:サララ? ずいぶん、 うなされてたみたいだけど?
そういえば、寝ているあいだに、 例の2匹のカエルが、やってきて となりで眠っていたよ。
ひょっとして、 またなにか夢を見たの?
・夢を見た?
>(>_<
チョコ:ええ〜。 秘密のひとりじめはよくないよ。 サララ。
今回のことはボクもまきこまれた んだから、真相を聞く権利ぐらい あると思うけどなあ。
・真相を話す?
>はい
(>(^^もこちらへ)
カエルの王子:……ありがとう……
……ありがとうございました。
悪い魔法使いの呪いによって、 人間という、みにくい姿に されてしまっていた私ですが……
おかげで、こうしてもとどおり、 美しいカエルの姿へと もどることができました。
奈落の間で、 怪しげな薬を飲まされて、 人間にされてしまい……
さらに、わけもわからないうちに 悪い連中につかまって……。
夢の中でずっと 助けを求めていたのです……。
長いあいだ、 待つことになりましたが……。
「私を本当に愛してくれる純真な カエルの乙女」の口づけによって
私は、ようやく救われたのです。
赤ヒキガエル:サララさん。 私は、あなたにずっとお世話に ………。
緑ヒキガエル:ぶじにカエルの国に戻ったら、 彼女と結婚しようと 考えています。
赤ヒキガエル:ぽっv
緑ヒキガエル:呪いがとけて助かっただけでなく ……このように美しく優しい女性
とめぐりあうことができて……。
それもこれも、 みんなサララ さんのおかげです。
赤ヒキガエル:そんな……。 私こそ、王子サマと 結婚できるなんて夢みたい……。
サララさんの おかげだわ……。 ありがとう。
緑ヒキガエル:本当にありがとうございました。
赤ヒキガエル:ありがとうございました……。
チョコ:ふ〜ん……。 そうだったの……。
よかったね……。 王子サマは救えたわけだし……。
幸せなカップルの 縁結びができたわけだし……。
感謝もされて……。
…………。
ねえ……。 サララ……。
今回のことは、 ボクたちだけの秘密に しといたほうがいいかもね……。
なかなか、ロマンチックで、 ファンタジックな体験だから、 他人に話すのはもったいないし…
それにさ……。
きっと話しても、 誰も、本当のことだなんて 信じてくれないよ!
チョコ:よ〜し、 今日からまた、がんばろうか!
!!!
サララ。 手紙が届いてるよ。
開けてみるね。
『拝啓
サララさん、
お元気でしょうか。
先日、あなたさまに
助けていただいた
カエルの王子です。
カエルの国に無事帰った私たちは
先日、盛大な結婚式を
とりおこないました。
人間であるサララさん
を、結婚式にご招待することは
できなかったのですが、
私たちの感謝の気持ちを
伝えようと考え、 妻とも相談して
贈り物をすることにしました。
カエルの国に伝わる、宝物です。
よろしかったら
受け取ってください。
敬具
カエルの国の王子より
追伸
わが妻もサララさん
に、よろしくとのことでした。』
アイテム
『金のまり』を手にいれた。
チョコ:昨日の今日でもう結婚かぁ。
カエルの結婚って、 どんなのかなぁ?
行ってみたかったね。
さて、 今日も元気に商売しますか!