硫黄


チョコ:うぇぇ。
 なんだか、やけに むずかしい意味のカードだね。 サララ、意味わかる?

チョコ:おはよう、サララ。 下に行ってみたら、 手紙が届いていたよ。
手紙:『商店街加入店各位へ通達
 最近、観光客が冒険者きどりで ダンジョンに入り、遭難する
 という事故が多発している。
 各商店は、冒険者でない者に、 安易に冒険の道具を販売する
 ことを控えるように。
 −−だんじょん商店会』


ガメッツ:おや、サララ。 通知を読んだんで、 様子をみにきたのかね?
>通知のこと
ガメッツ:通知に書いてあった通りだよ。 ダンジョン探検をしたがる、 観光客が、さいきん増えてね。
 さっきも自然の間 あたりで遭難している連中が いるという知らせがあったよ。
 サララ……。 手があいてるんだったら、 その救助にいってくれないかね?
 お金にはならない仕事だが、 われわれのせいで観光客が遭難 するなどと言われてはかなわん。
 むしろ、われわれ商店会が、 助けているのだと、少し 宣伝しておく必要があるからな。


>ガメッツに会って以降ダンジョンに入る前までに、店を開く
赤熊:じゃまするぞい。
 自己紹介はまだじゃったかな?
 ワシは、町のはずれで、 鍛冶屋をやっておる者じゃ。
 みんなは、 ドワーフ族の「赤熊」と 呼んでおるよ。
 アンタも、商人だったら、 珍しい武器や防具を手に入れたい と思うことがあるじゃろ?
 そんなときは、 ぜひ利用してほしいものじゃ。
 町のはずれの「鍛冶屋」に たいてい、ワシはおるからな。 よろしくたのむぞい。
 今日は、そうだな……。 『鉄のカタマリ』は 売っておるかのう?
>鉄のカタマリを所持している(目玉商品以外に)
赤熊:おお。それじゃそれじゃ。
 『鉄のカタマリ』は、 いっけん意味のないアイテムに みえるかもしれんがのう。
 ワシのような鍛冶屋にとっては 貴重なシロモノなんじゃ。
 なにしろ、これを使って、 剣やヨロイを、こしらえる ことができるわけじゃからな。
 とくに最近は、ワシのところの 採掘場は、すっかり掘りつくして しまったからのう。

>持っていない
赤熊:………。
 そうか……。 アンタでも持っておらんか。
 『鉄のカタマリ』なんて、 意味のないアイテムに みえるかもしれんがのう。
 ワシのような鍛冶屋にとっては 貴重なシロモノなんじゃ。
 なにしろ、これを使って、 剣やヨロイを、こしらえる ことができるわけじゃからな。
 とくに最近は、ワシのところの 採掘場は、すっかり掘りつくして しまったからのう。
 ワシも、ときどきダンジョンに いって『鉄のカタマリ』さがしを
 してるというありさまじゃよ。

 ……そうじゃ、 ダンジョンといえば さいきんは……。
 う〜む。
 じつはのう。 だんじょん堂さんに、 頼みたいことがあるんじゃ。
 よかったら、そのうち、 ワシの「鍛冶屋」に きてもらえないかのう。
 それでは、 そろそろ帰るとするかの。
 ごきげんよう。 サララさんや。
チョコ:「頼みたいこと」って何かな? 仕事になるといいねえ、 サララ。
 店が終わったあとにでも、 いってみようよ。

※ここで赤熊と会話していると、観光客救助をパスできる(救助に行っても誰もいない)


>自然の間
青年:うわ〜ん。だれかお助けを〜! こんなとこで死ぬのはイヤだァ!
おばさん:ちょっと、あんたたち男でしょ! かよわい私を助けて、 なんとかしなさいよ!
オヤジ:うう……。 さっきのモンスターとの戦闘で こ、腰が……。
おばさん:なにいってんのよ。 戦闘なんかしないで、 逃げてたばっかりじゃないのよ!
青年:うわ〜ん。 ダンジョンの見物になんか、 くるんじゃなかったよう!
おばさん:まったく、情けない……。
おばさん:あっ……。 ねえ、そこのアンタ。 見ていないで、 なんとかしなさいよ!
>(>_<
赤熊:ほれほれ。その おじょうさんもあきれておるぞ。 まったくいいかげんにせんかい。

>(`Д´#
赤熊:まったく、そこのおじょうさんが おこるのもムリないわい。 いいかげんにせんかい!!

 対応に困ったじゃろう。 彼らは、遊び半分でダンジョンに やってきた観光客たちじゃよ。
 遭難して、この部屋で 立ちおうじょうしていたんじゃ。
 最近、こういう連中が多くてな。
 自己紹介が、まだじゃったかな? ワシは、だんじょんの町で、 鍛冶屋をやっておる者じゃ。
 みんなは、 ドワーフ族の「赤熊」と 呼んでおるよ。
 今日は『鉄のカタマリ』さがしに ダンジョンにきたのじゃが……。
 遭難した観光客に でくわしてしまって、予定が くるってしまったとこじゃ。
 この連中は、責任をもって ワシが町まで届けるから、 おまえさんは、行きなさい。
 それにしても、こういう連中が増えては、 おたがい仕事にならんのう。
 ……う〜む。
 じつはのう……。 ワシが考えておることが あるんじゃよ。
 よかったら、そのうち ワシの「鍛冶屋」に きてもらえないかのう。
チョコ:ねえ、サララ。 これからどうする?
>観光客たちと話す
青年:はやく、助けてくれ〜! こんな場所にいるのはイヤだァ!
おばさん:ちょっとぉ! 助けてくれるんなら、 はやく助けなさいよ!
オヤジ:イ。イタタ……。 こ、腰の痛みが悪化した……。
赤熊:ワシが、ちゃんと地上まで 届けてやるというとるじゃろ! 少しは静かにせんかい!
チョコ:やれやれ……。 赤熊さんも、たいへんだね。

>ドワーフの赤熊と話す
赤熊:ワシが考えておることに 協力してくれるなら、  頼みたいことがあるんじゃよ。
 ワシの「鍛冶屋」は、 山に近い町はずれにあるからの。 よかったら訪ねてきとくれ。

チョコ:赤熊さんが「考えてること」 って何かな? 気になるよねえ、 サララ。
 ダンジョンからもどったら、 いってみようよ。


ガメッツ:まったく観光客たちにも困った ものだよ。そうは思わんかね、 サララ?
>通知のこと
ガメッツ:通知に書いてあった通りだよ。 ダンジョン探検をしたがる、 観光客が、さいきん増えてね。
 まあ、ダンジョンにいく連中が 悪いんであって、われわれ 商人には 関係ないことなんだが。
 なんかのひょうしで、こちらの 責任にされないとも限らん。 それで通知を出しておいたのさ。
 そういえば、この件にかんしては ドワーフの鍛冶屋の赤熊ジイも、 ずいぶんと気にしてたようだよ。


グスタフ:ダンジョンの観光客? ……ああ、最近ふえたらしいな。
 冒険者きどりで、 この店にも、よく、 たむろするようになったよ。
 まっ。客が増えるのは、 悪いことじゃないんだが……。

>噂話
青年:いや〜。われわれの このあいだの冒険ときたら、 すごかったですねえ!
おばさん:美しい私をねらって、 襲いくるモンスターの群れ!
青年:それを、われらが、 バッタバッタとなぎたおし……。
オヤジ:いさましく戦ったワシは、 おかげで、いまだ腰が イタイわい。名誉のケガじゃな。
青年:いや〜。 われらの勇姿を おみせしたかったですよ〜。
アダー:……ヘッ。なんだいなんだい。
 シロートの観光客のクセに、 冒険者きどりで、 ホラばかりふいてやがる……。


赤熊:おお。サララさんか。 ようきてくれた。 まっておったぞ。
 まずは、奥にきて、 これを見てくれんかね。
赤熊:どうじゃね。 ここは、ワシが材料を掘りだす のに使っている「採掘場」じゃ。
 もっとも、掘りつくしたせいか、 さいきんは、ロクな鉱石も とれなくなって用なしじゃがね。
 ちょっとした広さじゃろ? ワシが何十年も、 鉱石を掘った結果じゃよ。
 じつはのう……。
 ワシは、ここを改造して、 「観光用ダンジョン」を つくれないかと思ったんじゃ。
 死ぬような危険がない、 安全な作りもののダンジョンで、 子供たちもよろこぶような……。
 そうすれば、観光客も満足して、 好きこのんで危険なホンモノの ダンジョンに行かないはずじゃ。
 どうせ、この「採掘場」は、 いま 役立たずになっておるしな。
 サララさんや、 ワシの考えを、どう思うかね?
>(^^
赤熊:おお、そうか! おまえさんも、いい考えだと 思ってくれるんじゃな!
 いや。よかった。笑われるかも 試練と思って、他人に相談する のも、ハズかしかったんじゃ。

>(-_-)
赤熊:そ、そうか……。 ワシは、いい考えかと 思ったんじゃがなあ……。
 まあ、いいわい。 この場所を遊ばせておくのも、 もったいないからな。
 ワシも、やるだけ やってみることに、するわい。

 しかし「観光用ダンジョン」を つくるといっても、ワシには 専門外のことでなあ。
 おまえさんの知り合いで、 だれか、そういったことに くわしいヒトは、おらんかね?
・くわしい人を知っている?
>そういえばあの人……
赤熊:おお。知っているのかね! それはありがたい。 そのヒトを紹介してくれんかね?

>知らない
赤熊:そうか。 それじゃ、しかたないのう。
 のう、サララさんや。 ついでのときでも かまわんのじゃが……。
 よかったら、そういうヒト……。 ダンジョンの専門家を さがして、きてはくれんかね?
 ワシは、鍛冶仕事以外のことは さっぱりわからないでな……。
 たのみたいんじゃよ。

 なんか、むりやり 頼んだみたいで悪いことを してしまったようじゃな。
 さっきのことは、 本当に、 ついでのときでも かまわんからの。
 それでは、 よろしくおねがいしましたぞ。 サララさんや。
チョコ:なんか、ヘンなことを たのまれちゃったねえ、 サララ。
 でも、ダンジョンをつくるって、 なんか、ちょっと面白そうだね。 そう思わない?
 それはそうと、サララ ダンジョンをつくるヒトなんて 心あたり、あるの?


キリール:なんだか、さいきん、 ダンジョンにいく観光客が ふえているそうね。
>話を聞く
キリール:どうしたの〜?
>観光客について聞く
キリール:知識も経験もなくて、 あそび半分でダンジョンにいく なんて、とんでもないことよ。
 ちゃんとダンジョン学を勉強して からでないと……。
 私は専門家と してそのことを強く主張するわ。

>やっぱりやめる
キリール:あら〜、 なにかあったんじゃないの〜?

>赤熊の手伝いを頼む
キリール:赤熊さん? ええと。たしか、鍛冶屋をしてる ドワーフのひとだったかしら。
 えっ? 「観光用ダンジョン」ですって? くわしく聞かせてちょうだい。
 ふむ、ふむ……。
 なるほど……。
 それは、きょうみぶかい話ね。 ダンジョン研究家としては、 ちょっと、そそられるわ……。
 でも……残念ねえ。 私は、いま論文をまとめるので、 手がいっぱいだし……。
 あっ。 そうだわ。
 スカピンく〜ん! いる〜?
スカピン:は、はい! キリール先生!
 す、すぐ、 となりにいました!
キリール:それなら話は、はやいわ。 サララの 話をきいていたでしょ?
 「観光用ダンジョン」……。 スカピンくんは、 どう思うかしら?
スカピン:ひ、非常にきょうみがあります!
 先生とおなじくダンジョン学を まなぶ者なら、とうぜんです!
キリール:あら。それはよかったわ! じつはね。これ、スカピンくんに ちょうどいいと思うのよ。
 「観光用ダンジョン」というと きこえは悪いけど、ダンジョンの モデルをつくるという仕事よ。
 あなたも、そろそろ勉強の成果を みせるために、ひとりでこれを やってみる気はないかしら?
スカピン:ええっ。 ぼ、ぼ、ぼくひとりに、 まかせてもらえるんですか!
キリール:イヤかしら?
スカピン:と、と、とんでもありません! 光栄です!
 このスカピン、 先生の名にはじぬよう、 がんばって、なしとげます!
キリール:そう? 期待しているわよ、 スカピンくん。
スカピン:じ、じゃあ、 サララさん。 善はいそげ、です。
 さっそく、その現場に いきましょう! 案内してください。
チョコ:はりきっているなあ……。
キリール:がんばってね〜。 スカピンくんv


赤熊:おお。サララさんか。
 どうじゃ。「観光用ダンジョン」 を手伝ってくれる、 専門家は、みつかったかね?
スカピン:ど、どうも〜。 ぼくが、その専門家ですぅ〜。
赤熊:…………。
 サララさんや……。 ワシからたのんでおいて、 なんだが……。
 ずいぶんと、 たよりなさそうなオトコじゃが、 だいじょうぶ、なのかね?
>(^^
赤熊:う〜む。 まあ、サララさんが いうなら、まかせてみるか。
 じゃあ、とりあえず「採掘場」へ 案内するとしようか。

>Σ( ̄Д ̄
赤熊:う、う〜む……。 まあ、ほかにアテがあるわけでもないしのう……。
 じゃあ、とりあえず「採掘場」へ 案内するとしようか……。

赤熊:どうじゃろうか。 ここを「観光用ダンジョン」に しようと思っとるんじゃが。
スカピン:え〜と……。
 そ、そうですね。広さとしては ちょうどいい感じですね。
 トンネルの構造が、 パラソル分岐型なので、 ダンジョンっぽくなりますよ。
 地盤も安定しているようなので、 観光客がたくさんきても、 安全だと思います。
赤熊:ほう……。
スカピン:失礼。 ちょっと、奥のほうも 調べさせてもらえますか。
赤熊:人は見かけによらんというが…… あの若者、なかなかの ウデのようじゃないかね。
>(^^
赤熊:なかなか、いい若者を 紹介してもらって助かったよ。 サララさん。
 おや……?
スカピン:よ〜し。 この仕事をバッチリやって、 キリール先生にほめてもらうぞ!
赤熊:ははは……。 この穴のなかは、 声が、よくひびくんじゃよ。
 若いモンは、元気でいいのう。

>(>_<
赤熊:サララさんや。 なかなか、いい若者を 紹介してもらって……。
 おや……!?
スカピン:ひ、ひゃあ。 こんなところに落とし穴が〜! だ、だれか助けて〜!
赤熊:やえやれ。ほめたとたんコレか。 ほんとうに だいじょうぶなのかのう……。

 それでは、あの若者のことは ワシにまかせておいてくれ。
 サララさんには、 世話になったのう。
 「観光用ダンジョン」ができたら 一番の客になってもらうからの。 楽しみにしておってくれい。
チョコ:スカピンなんかにまかせて、 「観光用ダンジョン」なんか できるのかなあ……。
 サララも、 ときどき、ようすを見にくる ほうがいいと思うよ。


キリール:あら、サララ。
 ねえ。スカピンくんの 仕事のぐあいは、 どんなかんじかしら?
 ここから毎日、 「鍛冶屋」にかよって、 がんばってるみたいなんだけど。
>話す
キリール:どうしたの〜?
>観光客について聞く
キリール:まあ。きょうみをもった人が、 ついダンジョンにいってしまうと いうのも、
 わからなくはないわ。
 じつは私も、子供のときに、 ナイショでダンジョンにいって、 迷子になっちゃったのよ。
 あとで、さんざんしかられたわ。 でもね……。そのおかげで、 いまの私があったりするのよね。

・スカピン
キリール:あら、スカピン君なら いま鍛冶屋に いるんじゃないかしら?


赤熊:おお。サララさんか。 なにやら、スカピンのヤツが、 たのみたいことがあるそうじゃ。
 聞いてやってはくれんかのう。
>話す
赤熊:う〜む、 最近仕事がへったのう。

>採掘場
赤熊:どれ。ワシもいっしょに、 ようすを見にいくとしようかの。
スカピン:あっ、サララさん。 ちょうどよかった。じつは、 お願いしたいことがあるんです。
 この「採掘場」なんですが……。
 調べたところ、とても 清潔な場所だとわかりました。
赤熊:えっへん。そうじゃろう。
 ワシらドワーフ族が、 仕事場をキレイにしておくことは 当然じゃからしてな!
スカピン:ところが、 それじゃこまるんですよ。
 ダンジョンというのは、 もっと、こう、カビくさくて、 ジメジメしてるものですから……
 ダンジョンっぽくするため には、キレイすぎるんです。
赤熊:ふ〜ん……。 そういうものかね?
スカピン:そこで、サララさんに おねがいなんですが、
 ダンジョンにいって、少しばかり 『カビくさいゴミ』を とってきてもらえませんか。
 それを、このなかに置けば、 ダンジョンらしくなると、 思うんですよ。
チョコ:『カビくさいゴミ』だってさ。 ヘンなことたのまれちゃったね。 サララ。

赤熊:なにやら、 ヘンなことをたのんで悪いのう。 それじゃ、よろしく頼みますぞ。

赤熊:おお。サララさんか。
 『カビくさいゴミ』とやらは、 集まったかね? ヘンなことをたのんで悪いのう。

スカピン:やあ、サララさん。 『カビくさいゴミ』は、 もってきてもらえましたか?
・もってきた?
>×
スカピン:そうですか……。 こんなことたのんで悪いですが、 よろしくおねがいしますよ。

>○
『カビくさいゴミ』を渡した
スカピン:あの〜、これ少ないですけど お礼です。
3G受け取った
スカピン:あの〜持って来てもらって こういうこと言うのも なんなんですけど
 もうすこし 『カビくさいゴミ』をとってきて くれませんか。
 ちょっとこれじゃたりないんで、 よろしくおねがいします。 サララさん。
・どうする?
>鍛冶屋に戻る
スカピン:『カビくさいゴミ』の件、 よろしくお願いしますね。

>『カビくさいゴミ』を売る
スカピン:もうちょっとだなあ……。
 あっサララさん。 もうすこし、『カビくさいゴミ』 をとってきてもらえますか?
・どうする?
>『カビくさいゴミ』を売る
スカピン:もういいかなあ………。 いや、まだダメだ。
 すいません。 もうすこし、『カビくさいゴミ』 をとってきてもらえますか?
・どうする?
>『カビくさいゴミ』を売る
スカピン:こんなもんでどうかな………。 うん、上出来だ。
 ありがとうございます。 この場所も、ダンジョンらしく なったと思いますよ。
 ほら。 カビくさくて、ジメジメした においが……。
チョコ:うえ〜。 なんか、まえのキレイなときの ほうがよかったよ……。

スカピン:あっ、サララさん。 『カビくさいゴミ』 本当に助かりました。
 今のところ、作業は順調ですよ。 見ていてください。 立派なダンジョンにしますから。

赤熊:迷惑かけてすまんのう。


ガメッツ:さいきん、赤熊ジイの ダンジョンづくりの手伝いを しているんだってね。
 人助けもいいが、 タダではたらくのも、ほどほどに しておいたほうがいいよ。
 ワシら商人は、 慈善事業をやっているわけじゃ ないんだからね。


赤熊:おお、サララさん。 じつは、また頼みたいことが あってのう。 待っとったんじゃ。
 ちょっと、「採掘場」のほうに、 きてくれんかね。

スカピン:あっ、サララさん。 まっていましたよ! じつは、お願いしたいことが……
 ええと。最初から説明しますね。
 サララさんのおかげで この場所も、すっかりカビくさい いい感じになりました。
 そこで、いよいよ、本格的な 「観光用ダンジョン」の工事に とりかかったわけですが……。
 ダンジョンには……ええと、 「モンスター」「ワナ」「宝箱」 の3大要素が不可欠です。
 これらを、このダンジョンにも 設置しなければなりません。
 ……まずは「宝箱」です。
 だんじょん山のダンジョンの 宝箱をひとつ持ってくるのが、 本当はいちばんいいのですが……
 ごぞんじの通り、あのダンジョン の宝箱は、とても重くて、 持ち運べるものじゃありません。
 かといって、つくりものの宝箱 では、フンイキも出ませんし……
赤熊:そこで、ワシらは考えた。 こういうものを用意したのじゃ。
赤熊:軽い材質をつかって、 ワシがこしらえたモノじゃ。 これなら、持ち運びができる。
 むろん、少々やすっぽいんじゃが これを、しばらくダンジョン山 のダンジョンの中におけば……
スカピン:ダンジョン特有の汚れやニオイが ついて、それらしい宝箱に なると思うんですよ。
赤熊:……で、それらしい宝箱に なったあたりで、持って帰って くればよいというわけじゃよ。
 ほれ。このとおり、 軽い宝箱じゃからな。
『やすっぽい宝箱』を受け取った
赤熊:じつはじゃなあ。その宝箱を、 ダンジョンに置いてくるという 仕事を頼みたいんじゃよ。
 スマンのう。 ワシらは、いま、ここの工事で 手がはなせなくてのう。
スカピン:ええと……。ぼくの計算によれば 熱風の間に置くのが いちばん適しているみたいです。
 すいませんが、よろしく お願いします。サララ さんがたよりなんですよぉ。
赤熊:よろしく、たのみましたぞい。 ここが完成したあかつきには、 一番のお客に呼びますからの。
チョコ:やれやれ……。 なんか、ゴーインに 仕事をたのまれちゃったね。
 まあ、カンタンな仕事だし さっさとすましちゃおうよ、 サララ

赤熊:おお。サララさんか。
 もう『やすっぽい宝箱』は、 置いてきてくれたかね? めんどうをたのんで、悪いのう。

スカピン:やあ。サララさん。 『やすっぽい宝箱』は、 もう置いてきてもらえましたか?
 場所は、ダンジョンのかげろうの間ですよ。 まちがえないでくださいね。


グスタフ:よう。赤熊のジィさんのとこで 「観光用ダンジョン」とやらを つくってるんだって?
 なかなかシャレたことを してるじゃないか。 完成を楽しみにしているぜ!

グスタフ:研究家グループ? あれ、あいつら来てねえなぁ。 いつもは、いるんだけど。


>熱風の間
チョコ:なるほど。カビくさくて ジメジメしていて……。宝箱を、 きたなくするにはよさそうだね。
どうする?
>ここから出る
チョコ:あれっ。 宝箱をおかないで、 帰っちゃうの?

>宝箱を置く
『やすっぽい宝箱』を この部屋に置きました。
チョコ:これで、仕事もオワリだね。 さあ、サララ。 さっさと帰ろうよ!

『やすっぽい宝箱』が 部屋のなかに置いてあります。
チョコ:ボクたちが置いた宝箱だよ。


赤熊:う〜む……。 どうも、 うまくいかんモンじゃのう……。
 おやっ。 サララさんかね。 どうじゃね、あっちのほうは?
 そうか、そうか! 宝箱を置いてきてくれたか。 ごくろうさんじゃったのう!
 …………。
 じつはのう、 サララさん。また、 たのみたいことがあってのう……
 ちょっと、「採掘場」のほうへ きてもらえないかのう。

赤熊:お〜い、スカピン。 サララさんが、 きてくれたぞい!
 宝箱を、ダンジョンに おいてくる仕事のほうは、 ぶじに終わったそうじゃ。
スカピン:そうですか。 サララさん、 どうも、ごくろうさまでした。
 ……それはそうと、赤熊さん。 例の作業のほうは、 いかがなものでしょうか?
赤熊:い、いや、それがのう……。 さっぱりでなあ……。
スカピン:こまりましたねえ……。
赤熊:そ、それでなあ。やっぱり、 まえに、 スカピンが、 いっておったことを……
 サララさんに、 たのむのが、いいと 思うんじゃが……。
スカピン:そ、そうなんですか……。 でも、また頼んだりすると、 さすがに、怒るんじゃ……。
チョコ:……なんか、 またサララに、 なんか、 たのむつもりみたいね。
スカピン:えー、オホン。 じつはサララさんに、 また、お願いしたいことが……
 え……え〜と。説明しますね。
 サララさんのおかげで 3大要素のひとつ「宝箱」は、 なんとかメドがつきました。
 残りは、「モンスター」と「ワナ」 なんですか……。
 「ワナ」をつくるのが、 どうも、うまくいかなくて……。
 ホンモノのワナじゃなくて、 おどかすだけのニセモノだから、 カンタンと思ったんですが……。
赤熊:ワシの専門は、武具鍛冶じゃからしてな。 ワナの作り方など知らんのじゃ。
スカピン:それで、ですね。 やはり専門家にたよるのが、 いいんじゃないかと思いまして。
赤熊:ダンジョンのなかには、 ワナをつくる「ワナ職人」と いうヤツがいるそうじゃ。
 そのヒトに、 教えをこうのが、 いいかと思ってのう。
スカピン:そ、それでですねえ……。 サララさんに、
 その「ワナ職人」を、 説得して、つれてきて ほしいんですよ。
 ス、スイマセン。 ぼくらは、いま、ここの工事で 手がはなせなくてですね……。
赤熊:「ワナ職人」は、 いまかげろうの間に、 おるそうじゃ。
 ここが完成したときには、 特別会員にしますからのう。
スカピン:すいませんが、よろしく お願いします。サララ さんだけがたよりなんですよぉ。
チョコ:やれやれ……。 また、たのみこまれちゃったね。 サララ。
 ボクの予感だけど、 この調子で、えんえんと、 いろいろ手伝わされると思うな。


>熱風の間
『やすっぽい宝箱』が 部屋のなかに置いてあります。
チョコ:ついちょっとまえに、 置いたばっかりだよ。 まだ変わったところはないね。


>かげろうの間
ワナ職人:…………。
 オマエたちは、ダレだワな? いま、ワシはダイジなトコで テがはなせないんだワな。
 すこし、シズかに しているだワな。
>(^^
ワナ職人:だあぁ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!
 だから、シズかにしていろと、 いっているんだワな〜〜〜〜!!
 キがちって、シゴトに ならないんだワなっ!  でていけだワな〜〜〜〜〜ッ!!

>(>_<
ワナ職人:…………。
 …………。
 …………。
 …………。
 …………。
チョコ:……ねえ、サララ。 このままずっと、こうしてるの? キリがなさそうだよ。
>(^^
ワナ職人:だあぁ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!
 だから、シズかにしていろと、 いっているんだワな〜〜〜〜!!
 キがちって、シゴトに ならないんだワなっ!  でていけだワな〜〜〜〜〜ッ!!

>(>_<
ワナ職人:…………。
 …………。
 …………。
 …………。
 …………。
 フゥ。
 ようやくおわっただワな。
 このシカケは、フタをあけたあと 矢の飛びだすタイミングが、 ムズかしいんだワな……。
 ここのバネの調整が、 じつにビミョ〜なんだワな。
 …………ん?
 オマエたち、ダレだワな?
チョコ:…………。 あ〜あ……。

ワナ職人:フンフン……。 ハナシは、わかっただワな。
 その「観光用ダンジョン」と やらは、よくわからんが……。
 ニンゲンどもが、そこで修行して からダンジョンにくるならば、 レベルも高くなってヨイだワな。
 ワシも、自分のワナに、 シロートばかり、ひっかかるのは ウンザリしているだワな。
 ……………。
 ……………。
 そうだワな……。 でもタダというワケには いかんワな。
 ワシが、奈落の間に しかけたワナが、ちゃんと作動 するか調べてきてくれたなら……
 かわりに、ワナのつくりかたを オシえてやっても、いいだワな。
チョコ:サララ……。 「ワナがちゃんと動くか調べる」 ってさぁ……
 ようは自分でワナにひっかかる って、ことだよねえ。 ひきうけちゃって、だいじょぶ?

ワナ職人:はやく、ワシのワナの調子を 調べてきてほしいんだワな。
 場所は、奈落の間だワな。 まちがえないようにするだワな。


>奈落の間
チョコ:なんか 「オリ」みたいなものがあるよ。
 あれが、ワナ職人のいってた この部屋のワナかな? ……おや?
 「オリ」のなかに、 カエルが、 つかまってるみたい……。
 どうする?
>ここから出る
チョコ:あれっ? 帰っちゃうの? ワナの調子をみるってのは?

>カエルを助ける
「オリ」をこじあけて、 つかまっているカエルを 助けだしました。
チョコ:ワナって、なんだったんだろう?
 ……………。
 サララ! ヘッヘビだ。
チョコ:あ〜あ。 びっくりしたね。 サララ。
 こっ、こんどはでっかいやつだ。
チョコ:ふ〜……。 あ、あぶなかったね。 サララ。
 …………。
 ……もう、 次は、出てこないみたいだね。
 とりあえず、 かげろうの間に戻ろう。

チョコ:あの「オリ」だよ。 サララ。 中身は、カラみたい。
 シューシューいってたヤツは、 もう、いないみたいだよ……。
 あれっ? なんか、ちいさな虫が、 オリのまわりに集まってるよ!
 きっと、オリに、 虫をひきよせるしかけが してあって……。
 その虫を食べようとして こんどは、カエルがやってきて、 オリにつかまるんじゃないかな?


>かげろうの間
ワナ職人:ワシのワナは、どうだったワな?
 なかなか、手のこんだシカケだったワな?
 まずカエルをつかまえて、 それで、ヘビをおびきよせて、 そのヘビで、さらに……。
 ……というシカケなんだワな。 なかなかリーズナブルなうえに、 セッケーシソーが美しいワな?
 もっともワナにかかっているのは おそわれる冒険者なのか、 ヘビたちなのかはワカランわナ。
 …………。
 さてさて。約束の 「ワナのつくりかたを教える」 というハナシじゃワな。
 ワシが、直接いって 教えるコトはできないが……。
 かわりに、 この本を、くれてやるだワな。
『よごれた本』をもらった
チョコ:ようやく、終わったねえ。 さあ、サララ。 はやく「鍛冶屋」にもどろうよ。

ワナ職人:ワシは、これからも このダンジョンで、 ワナをつくり続けるんだワな。
 アンタたちも、ワナにひっかかる コトがあったら、そのときワシの ことを思いだしてほしいワな。


赤熊:おお。よくきてくれた、 サララさん。 まっておったのじゃ。
スカピン:タイヘンだったそうですね。 ワナ職人のたのみで、 ワナにかかったりしたそうで……
 心配していたんですよ。
チョコ:心配して、まっていたのは、 ボクたちじゃなくて、 ワナ職人じゃないのぉ?
 サララ……。 期待しているみたいだから、 とっとと、わたしてやったら?
『よごれた本』を渡した
赤熊:なんじゃな、この本は?
 ほう。ワナ職人じしんが、 来られないかわりに、 この本をくれたというワケか。
スカピン:ワナのつくりかたが、 この本に……?
 な、なんだ、この字は、 ぜんぜん、読めませんよう。
赤熊:ワシに見せてみるのじゃ。
 これは、古代ノーム語 の一種じゃな。 少しずつなら解読できるぞい。
 ……ふむふむ。
 な、なるほど! そういうわけじゃったのか!
 ようやくわかったのじゃ。 これで、ワナの仕かけが つくれると思うぞ!
スカピン:ほ、本当ですか!
赤熊:さっそく「採掘場」の 現場にいって、 ためしてみるのじゃ!
スカピン:ま、まってくださ〜い。 ぼ、ぼくも〜!
チョコ:なんか、あのふたり、 すっかりダンジョンづくりに 夢中になってるみたい……。
 どうせ、ボクたちのことなんか 目にはいってないみたいだし、 今日のところは、帰ろうか?


チョコ:なんか、誰もいないみたい……。
 「採掘場」のほうかな? いってみようよ、 サララ。
チョコ:なんだろう。 ここにも誰もいないのかな?
???:「ギャオ〜〜〜〜〜〜〜〜!!」
???:…………。
 …………。
 …………。
・どうする?
>(@_@;
赤熊:サララさんや。 気をつかって、おどろいたフリ なんかせんでもよいのじゃ。
 おい、スカピン。 もうええぞ。 出てくるのじゃ。

>(^^
赤熊:やっぱり、ダメじゃな。
 ほれ、スカピン。 サララさんも、 あきれておるぞ!

スカピン:や、やっぱりダメですか?
赤熊:あたりまえじゃ。 こんなモンでは、猫いっぴき おどろきゃせんわい。
チョコ:……ボクは、おどろいたよ。 別のイミでね。
 いったい、なんなの、コレ?
スカピン:えー……。 サララさん。 おどろかせてスミマセン。
赤熊:だから、 おどろかなかったんじゃ!
スカピン:え〜と、ですね。 それでは最初から説明します。
 サララさんのおかげで 3大要素の「宝箱」「ワナ」は、 なんとかメドがつきました。
 残りは、いよいよ 「モンスター」なんですか……。
赤熊:うむ。ダンジョンにいって、 モンスターをつかまえてくる のはいいとしてもじゃな。
 凶暴なモンスターなんぞを、 住ませておいたりしたら、 来る客が襲われてタイヘンじゃ。
チョコ:それで、作りもののモンスターを つくったってワケ? ぜんぜんダメだよ、アレじゃ。
スカピン:ぼくがハリボテのモンスターを つくってみたんですが、 どうもダメで……。
 見た目は迫力あって、性格は おとなしい、なんてモンスター がいれば一番なんですけど……。
 サララさん……。 そういうモンスターをさがして きてもらえないでしょうかねぇ?
赤熊:おいおい。そんな 都合のいいモンスターなんぞ、 いるものかい。
 それにサララさんには もう、さんざん世話になっとる。 これ以上迷惑はかけられんわい。
 もうちっと、マシな ハリボテをつくって なんとかするしかあるまい。
スカピン:そ、そうですか……。
赤熊:……というワケで、 サララさん。 今回は、ワシらでなんとかする。
 な〜に。 「観光用ダンジョン」の完成 まで、あとわずかじゃ。
 ノンビリとできあがるのを まっておってくれ。 ワッハッハッ!
スカピン:……ハハハ、ハハ。
チョコ:う〜ん。だいじょうぶかな。 あのふたりだけで、 やるっていっていたけど。
 ねえ。ボク思うんだけど、 サララが手伝わないと やっぱりダメなんじゃないかな。


赤熊:う〜む……。 どうも、スカピンのハリボテは うまくいかんようじゃのう……。
 お、おやっ。 サララさんかね。 よくきてくれたのう。
>出る
赤熊:まあ。 スカピンもがんばっておるから、 いずれ、なんとかなるじゃろ。
 「観光用ダンジョン」の完成を たのしみにしていてくれ。 ワハハハ……。
チョコ:本当に、だいじょうぶなの? やっぱサララが 手伝わないとダメなんじゃない?

>移動する
スカピン:「ギャオ〜〜〜〜〜〜〜〜!!」
 …………。
 …………。
 …………。
スカピン:ど、どうですか?
 このまえのハリボテより、 ホンモノっぽくなったと 思うんですが……。
赤熊:ぜんぜんダメじゃ。 まえのハリボテとどこが変わった のか、わかりゃせんわい。
スカピン:そ、そうですか……。 じゃあ、もう1回 つくりなおしてみます。


グスタフ:どうだい。赤熊のジィさんの 「観光用ダンジョン」とやらは そろそろ完成しそうかい?
>話す
グスタフ:なになに? 「外見は迫力があって、 性格がおとなしいモンスター」?
 さあ……。 そんなヤツは知らないな。
 「外見が弱そうで、 性格も情けない冒険者」なら、 この店にも、たくさんいるがな。

>噂話
アダー:オレは見たんだ……。
 群島の間に、 おそろしいサラマンダーが いるところを……。
 数千度の炎に焼かれそうに なったところを、ようやく 逃げてきたんだ。ブルブル……。
ビジョルド:フ〜ン。本当かい? 大きなトカゲかなんかと、 見まちがえたんじゃないのかい?
アダー:ウ、ウソじゃない! おそろしいサラマンダーだった。
 しかもおなじ群島の間 に、巨大なロック鳥がいて、 同時に襲ってきたんだ!!
ダイアナ:なにいってんだい。 ダンジョンの中にロック鳥なんか いやしないよ。
 だいいちサラマンダーがいると、 あたりは炎の海になるから、ほか に
 モンスターは住めないハズよ。
アダー:ほ、本当なんだ! 危機一髪のところを、
 たまたま持っていたアメ玉に、 サラマンダーが気をとられて いるスキに、逃げてきたんだ!
ビジョルド:やれやれ……。 とんでもないホラ話だな。


>熱風の間
『やすっぽい宝箱』が 部屋のなかに置いてあります。
チョコ:なんか、ちょっと変わってきた ような気がするよ。 きっと、もうしばらくだね。


>群島の間
チョコ:なんだか、 ほどよく、あったかい部屋だね。 ボク、ねむくなりそうだよ。
???:「ピヨピヨ……」
チョコ:あれ? あっちに、なんかいるみたいよ!
・どうする?
>おいかける
チョコ:にげちゃったみたい……。
 いっぺん、でなおしたほうが いいと思うよ。 サララ。

>アイテムでおびきだす
チョコ:あっ、それいいアイデアだね。 お菓子とか甘いものでつれば 出てくるんじゃないかな?
>赤いリンゴ・魔女のパン・ダンジョンだんご・スキヤキ
チョコ:にげちゃった……。
 そのアイテムが気にいらなかったみたいだね。もういちど でなおしたほうがいいと思うよ。

>ハチミツ・チョコの実・いちごチョコの実・妖精のケーキ
???:「ピヨピヨピヨ……」
『いちごチョコの実(甘いもの)』をとられた
弱虫サラマンダー:あっ……。 「ピヨピヨ」
 ぼ、冒険者のヒト? 「ピヨピヨ」
 おいしそうなモノなんで、 おもわずたべちゃったけど……。 「ピヨピヨ」
 い、いじめないで! ボク、弱いんだ……。
 「ピヨピヨピヨ」
チョコ:…………。
 ねえ、サララ。 「観光用ダンジョン」に、 ピッタリじゃない?

弱虫サラマンダー:話はわかったよ。 「ピヨピヨ」
 でも……イヤだなあ。 「ピヨピヨ」
 ボクは、サラマンダー族の 落ちこぼれなんだ。 「ピヨピヨ……」
 ふつうのサラマンダーなら、 いるだけで、 まわりが炎の海に なって焼きつくされるのに……
 ボクの体温は、なまぬるくて、 小鳥が巣をつくるありさまさ。 「ピヨピヨ〜」
 こんなボクじゃ、ニンゲンを おどかすなんて、 できないよ。 「ピヨピヨ……」
 どうせ、ボクなんか、 ダメなんだ……。 悪いけど、ほっといてよ。
>(^^
弱虫サラマンダー:そんなことないって? ボク、じゅうぶん迫力あるの? 「ピヨピヨ」
 そ、そう? そんなにいうなら、 やってみようかな……。 「ピヨピヨ〜!」

>(`Д´#
弱虫サラマンダー:そ、そんな怒んないでよう……。
 そりゃボクだって、 このまま、かくれて過ごす ような生活を続けたくないよ…。
 わかったよ……。 そんなにいってくれるなら、
 ボクも一大決心をして、 そこにいってみることにするよ! 「ピヨピヨ〜!」

 そ、それじゃあ。 ダンジョンの出口で、 待っているからね。
 ちゃんと、むかえにきてね。 おねがいだよ。 「ピヨピヨ〜」
チョコ:なんか、 いいヤツが見つかったね。 あのふたりもよろこぶよ。
 それじゃあ、はやく町に戻ろうよ。 サララ。


弱虫サラマンダー:あっ。 や、やっときてくれたんだね。 「ピヨピヨ」
 不安だったんだよ……。 仲間とか、ニンゲンとかに 見つかったりしないかって……。
 そ、それじゃあ、はやく、 約束の場所につれてってよ! 「ピヨピヨ〜」


チョコ:なんか、 また、誰もいないみたい……。
 「採掘場」のほうかな? いってみようよ、 サララ。
弱虫サラマンダー:だ、誰もいないみたいだけど、 だいじょうぶなの? 「ピヨピヨ」
 ここで、やとってくれるって話、 ウソじゃないよね? 「ピヨピヨ」

>移動する
スカピン:「ギャオ〜〜〜〜〜〜〜〜!!」
弱虫サラマンダー:う、うわあ〜〜〜〜〜〜〜〜!!
 ド、ド、ドラゴンだぁ〜〜!! た、た、たすけてェ〜〜〜〜〜。
 ……きゅうぅ。 「ピヨ?」
スカピン:やったあ〜〜〜。 ようやく、 おどろいてもらえましたよぉ!
 ……ところで、 この気絶しているモンスター、 いったいダレなんです?

赤熊:なるほど、話はわかったのじゃ。 サララさんが、 さがしてきてくれたワケじゃな。
スカピン:すみませんねえ。 また、お世話になっちゃって。
 ぼくの、ハリボテのモンスター じゃ、やっぱりダメですかね?
赤熊:ぜんぜんダメじゃ。
スカピン:……とほほ。
赤熊:それにしても、 あのハリボテのモンスターで、 気絶してしまうとは……。
 たしかに、このサラマンダーは、 おとなしい性格のようじゃな。 役目にピッタリじゃ。
 ……逆に、おとなしすぎて、 少し心配な気がするがのう。
 サララさん。 よう、さがしてくれた。
 このサラマンダーは、ワシが 責任を持ってあずかりますじゃ。 安心してくだされ。
スカピン:本当に、なにからなにまで、 お世話になりっぱなしで、 ありがとうございました。
赤熊:ダンジョンから戻ったばかりで、 疲れとるじゃろ。あとはまかせて 帰って休んでくだされ。

チョコ:ふあ〜あ…。 明日になったら鍛冶屋に 行ってみよう。 それじゃ、おやすみ。

チョコ:おはよう、サララ。 昨日のサラマンダーのこと きにならない?
 ちょっと、鍛冶屋に行ってみよう。

赤熊:おお。 サララさんか。 よくきてくれたのう。
 ワシらの 「観光用ダンジョン」も いよいよ完成まぢかじゃ。

>移動する
赤熊:スカピンに、サラマンダーや、 サララさんが きてくれたぞい!
スカピン:あっ、サララさん。 まってましたよ! どうも、 いままで、お疲れさまでした。
 いよいよ、この「観光用ダンジョン」も 完成直前ですよ!
 それでですねえ……。 おぼえていますか? まえにたのんだ 宝箱のことを。
 サララさんに、 熱風の間へ、 置きにいってもらった宝箱です。
 あれを、そろそろ取りに いってもらいたいんですよ。
 そうすれば、「ワナ」「宝箱」 「モンスター」の3つがそろって いよいよ完成というワケです!
赤熊:そうじゃな。あの宝箱も、 ほどよくよごれて、いい感じに なっているハズじゃな。
 それはそうと、スカピン。 その最後の仕事ぐらいは、 おまえさんがやったらどうじゃ?
スカピン:い、いや……。 ぼくは、この現場の最後の バランス調整がありまして……。
 あそこのトンネルを、もうすこし 掘りたして、 もっと通りやすく しようと思うんです。
赤熊:……というワケだろうじゃ。
 まあ、これが最後のお願いじゃ。 いよいよ「観光用ダンジョン」も 完成。よろしくたのみますぞ。
弱虫サラマンダー:も、もうすぐ完成なんだね……。 「ピヨピヨ!」
 ボ、ボクに、ニンゲンをおどかす ことなんかできるかな……。 だんだん不安になってきたよぅ。
チョコ:けっきょく、最後まで たのまれちゃったね。 サララ。
 でも、これで最後みたいだし、 さっさと終わらせちゃおうよ。

弱虫サラマンダー:あ〜。やっぱりボクなんかに モンスター役なんてできないよ! 「ピヨピヨ?」
>出る
赤熊:スカピンも、熱心なのはいいが、 これ以上トンネルを掘らんでも いいと思うんじゃがのう……。
 なにごとも、 ほどほどにしとくのが いいと思うんじゃが……。


>熱風の間
チョコ:みてよ。サララ。 例の宝箱が、なかなか、 いい色ぐあいになってるよ。
・どうする?
>ここから出る
チョコ:あれっ。 宝箱をとらないで、 帰っちゃうの?

>宝箱をとる
『それらしい宝箱』となった 宝箱を、とりました。
チョコ:ようやく、ぜんぶオワリだね。 さあ、サララ。 はやく帰ろうよ!


チョコ:なんか、 また、誰もいないみたいだよ。 サララ。
 ダンジョンが完成して、 奥のほうにみんないるのかな。 いってみようよ。

スカピン:ああっ。サララさん。 ちょうどいいところへ! た、たすけてください〜。
 トンネルを掘っていたら、 い、いきなりお湯が、 吹きだしてきたんですぅ〜。
赤熊:だ、だからワシは、 掘るのは、ほどほどにしたほうが いいといったんじゃぁ〜!
弱虫サラマンダー:た、たすけて〜。 ボク、泳げないんだよ〜。 「ピー! ピー!」
チョコ:うえ〜。お、お湯だってぇ!? 冗談じゃないよっ。 サララ、たすけて〜!
赤熊:と、とにかく、 ここから逃げるんじゃ!

チョコ:ふえ〜。 た、たすかったぁ……。
スカピン:す、すみません……。 ぼくのせいで……。
赤熊:すんでしまったモンは、 しかたがないわい。
弱虫サラマンダー:あ、あの……。 「観光用ダンジョン」は、 どうなるの?
 ひょ、ひょっとして、 ボクは、もう用なし? 「ピヨピヨ」
赤熊:水……というか、 お湯がひいてから 復興できるか考えてみよう。
弱虫サラマンダー:そ、そんなあ……。 ようやくボクのいる場所が……。 「ピヨピヨ……」
赤熊:とりあえず、 明日までようすをみる しかあるまい……。
 ……サララさん。 おまえさんも タイヘンな目に あってしまったのう。
 今日のところは、 帰ってやすんでくれい。
チョコ:サララ〜。 はやく帰ろうよ〜。カラダが、 ずぶぬれで気持ち悪いよぅ。

チョコ:やれやれ……。 ようやく、カラダがかわいて おちついたよ……。
 それにしても、 ひどいことになっちゃったなあ。
 「観光用ダンジョン」……。 どうなるんだろ?
 なんか、サララも 今回はタイヘンだったねえ。
 ボクもつかれちゃったよ。 はやく寝て、 また明日、 どうするか考えようよ……。

チョコ:おはようサララ。 今日もいい天気だね。 さて、一日がんばろうか!
チョコ:あれ? サララ。 手紙が届いてる。 誰からだろう? ねえ、読んでみようよ。
手紙:「〜ダンジョン温泉〜
 〜本日オープン!〜
 ダンジョン風の露天風呂、 『サララの湯』、 本日ついにオープン!
 場所は「ドワーフの鍛冶屋」 のある場所と同じ。 ぜひぜひ、来てください!」
チョコ:……だってさ。
 露天風呂だって、しかも サララの名前が ついてる。
 けっこう、たくましいんだね。 ねえ………、行ってみようか?


スカピン:…………。
 …………。
 ああ……。 今回は、大失敗だ……。
キリール:ス、スカピンくん……。
 あ、あんまり、 落ちこまなくてもいいん じゃないかしら?
 ほらっ。 あの温泉……。 とても評判いいみたいよ。
スカピン:お、温泉……。
 ダンジョンをつくるはずが……。 温泉だなんて……。


ガメッツ:たいしたものじゃないか。 おまえさんの名前の温泉が、 町じゅうで話題になってるよ。
 これは、サララの いい宣伝になるはずだよ。 ひいては、ワシら商店会のね。
 サララが そこまで計算していたとしたら なかなかの商人っぷりだよ。


グスタフ:赤熊ジィさんのダンジョン、 温泉になっちまったそうだな。
 ヤレヤレ……。 赤熊ジィさんは、昔っから、 ツメが甘いんだよな……。
>話す
グスタフ:アンタの名前がついた温泉、 町じゅうで評判になってるぜ。
 そのおかげか、うるさい客どもも この店からへってな……。 ありがたいやら、さびしいやら。

>噂話
アダー:オレは見たんだ……。
 群島の間に、おそろしいサラマンダーが、 巨大なロック鳥をつれて……。
ダイアナ:もう、ホラ話はいいからサ。 話題の温泉にでも、 入りにいこうじゃない!
ビジョルド:例の温泉だな。 サラマンダーがいて 背中ながしてくれるっていう……
ダイアナ:そりゃいいわねえ。 かわいらしいわ!
アダー:世のなか、そんなサラマンダー ばっかりだったら、 いいんだけどな……。
 オレが群島の間で であったサラマンダーの 恐ろしいことといったら……。
 オイ! 聞いてくれよ!

>店を出る
グスタフ:俺も、その温泉に、 そのうち入りにいくとするかな? 赤熊のジィさんに、よろしくな!


青年:ここらしいよ。 評判の新しい温泉というのは。
おばさん:とっても美容に いいんですってねえ!
オヤジ:これで、 ワシの腰もなおりそうじゃ!
青年:なんでも、人なつっこいサラマンダーがいて 背中も流してくれるんだって!
おばさん:楽しみねえ。 まったく、ダンジョンなんかに 行っている場合じゃないわ!

赤熊:いらっしゃい!!
 ……おや。サララさん じゃないか! チラシを見て きてくれたのかね?
 そうなんじゃよ。 わきだした、お湯が とまらなくてのう……。
 まあ。奥へはいってくれ。

赤熊:このとおりじゃよ。 「観光用ダンジョン」には、 ならなかったが、
 このとおり、 リッパな温泉が、できたのじゃ!
 さいしょの予定とは、 違ってしまったがのう。
 最近、この温泉のおかげで、 ダンジョンの遭難事故も へっとるらしいんじゃよ。
弱虫サラマンダー:やあ。サララさん! よくきてくれたね。 「ピヨピヨ!」
 ボク、ここで はたらくことになったんだよ。 「ピヨピヨ」
 モンスター役で、ニンゲンを おどかしたりしないですむし、 温かいって喜んでもらえるし……
 ボク、こっちのほうが ずっとよかったよ! 「ピヨピヨピヨ!」
赤熊:……そんなワケで、 メデタシメデタシなんじゃ。
 それはそうと、 スカピンのヤツも 顔を出せばいいのに、 どうしたんじゃろう?
 ……あっ、そうじゃそうじゃ。
 このダンジョン……温泉になって しまったが、おまえさんには ずいぶん助けてもらったからの。
 勝手で悪かったが、 おまえさんの名前を、温泉の名前 につけさせてもらったんじゃ。
 『サララの湯』……。 なかなか、いい名前じゃろ?
 無論、おまえさんは 特別待遇じゃ。いつでもタダで はいりにきていいからのう!
弱虫サラマンダー:これからも、 はいりにきてね。 「ピヨピヨ〜」
チョコ:『サララの湯』 ……だってさ。
 よかったね。 サララの名前が、 町じゅうで有名になってさ。
 ボクもうれしいよ……。
 でも、温泉にはいるときは、 ひとりで入ってね……。 ボク、オフロ、いやだから。

チョコ:ダンジョンはできなかったけど、 温泉が沸いたってことで、 結果オーライじゃない。

>温泉
弱虫サラマンダー:あっサララさん。 ようこそいらっしゃいました。 「ピヨピヨ」
 あっ、サララさん。 これアイオンさんの 忘れ物なんですけど。 『ヘナチョコの実』です。
 あっ、サララさん。 これゴモルさんの 忘れ物なんですけど。 『石のカタマリ』です。
 あっ、サララさん。 これライアットさんの 忘れ物なんですけど。 『毒草』です。
 あっ、サララさん。 これチャチャさんの 忘れ物なんですけど。 『石のカタマリ』です。
 あっ、サララさん。 これウィルさんの 忘れ物なんですけど。 『ヘナチョコの実』です。
 あっ、サララさん。 これガルさんの 忘れ物なんですけど。 『大きなタマゴ』です。
 あっ、サララさん。 これアスカさんの 忘れ物なんですけど。 『ヘナチョコの実』です。
 あっ、サララさん。 これキュティさんの 忘れ物なんですけど。 『ヘナチョコの実』です。
 あっ、サララさん。 これデスモンテ神父さんの 忘れ物なんですけど。 『ヘナチョコの実』です。
 あっ、サララさん。 これガーネットさんの 忘れ物なんですけど。 『のろいの人形』です。
 あっ、サララさん。 これキュティさんの 忘れ物なんですけど。 『のろいの人形』です。
 あっ、サララさん。 これヤッコフさんの 忘れ物なんですけど。 『石のカタマリ』です。
 あっ、サララさん。 これキュティさんの 忘れ物なんですけど。 『石のカタマリ』です。
 あっ、サララさん。 これスカピンさんの 忘れ物なんですけど。 『のろいの人形』です。
 あっ、サララさん。 これデスモンテ神父さんの 忘れ物なんですけど。 『のろいの人形』です。
 あっ、サララさん。 これライアットさんの 忘れ物なんですけど。 『のろいの人形』です。
 あっ、サララさん。 これキリールさんの 忘れ物なんですけど。 『毒草』です。
 あっ、サララさん。 これラヴァさんの 忘れ物なんですけど。 『石のカタマリ』です。
 あっ、サララさん。 これジェドさんの 忘れ物なんですけど。 『大きなタマゴ』です。
 あっ、サララさん。 これチェルシーさんの 忘れ物なんですけど。 『毒草』です。
 ボクがもっていてもしょうがない ので、 サララさんに あげます。
『ヘナチョコの実』をもらった
 
いま、清掃中です。
弱虫サラマンダー:また来て下さい。 「ピヨピヨ」