水晶玉


???:うわぁ〜。 ずいぶん、おっきな町だねえ!
 人がいっぱいいるよ!
 ボクたちがいた、村とは、 また、ずいぶんちがうねえ!
 ボクたちがこれから住む、 この町は、 なんていう名前なんだい?

???:へえっ。 だんじょんの町っていうんだ。
 なかなかいい感じだね。
 あっあそこの看板に 何か書いてあるよ。
 え〜と?
 なになに? 「だんじょん商店会本部」 だってさ。
 お店をやるならさ。 まず、あそこにいくのが いいんじゃないかな?


ガメッツ:ほう、ほう……。
 なるほど、この町で、 店を開きたい、とな。
 おまえさんは、 じつに運がいいよ。
 まっさきに ここへきたというのは まったく賢明な判断だよ。
 あやしげなサギ師なんかに だまされたら、店どころか、 無一文にされてしまったよ。
 あるいは、 悪名高い「盗賊ギルド」のところ なんかに行った日には……。
 あー、オホン。 自己紹介が、まだだったな。
 ワシの名は、ガメッツ。 この「だんじょん商店会」の 会長をつとめておる。
 よければ、おまえさんの名前を 教えてくれんかね?

ガメッツ:ふむふむ……。
 おまえさんの名前は、 サララというのかね?
 ほほう。「魔女」なのかね?
 まあ、いまはヒキガエルを煮たり ホウキで飛んでる時代じゃない。
 商売をはじめるというのは、 しごく賢明というものだよ。
 人生、地道にいかなくてはな。
???:で。ボクの名前が……。

チョコ:チョコ。 まあ、サララの パートナーってところかな?
ガメッツ:おやおや……。 かわいらしい猫じゃな。
 商売の招き猫というところかね?
 ちゃんとネズミはとれるかね? 商品がネズミにかじられたりする のは、よろしくないからな。
チョコ:おあいにくさま! ボクは、ネズミとりなんかより、 ずっと役に立ちますよお〜だ!
ガメッツ:なんだね?腹でも空いとるのか? それじゃ、あとでたらふく ネズミを食うといいだろう。
 さてさて……。 現在、この町で、 空いている店舗の物件は……。
 おう。あったあった!
 ちょうど、よかったよ。 おあつらえむきの 空家があるんだ。
 赤い屋根のかわいらしい家でな。 おまえさんには、 ぴったりじゃないかね。
 場所も最高さ。 表通りに面していて、 酒場やダンジョンにも近い。
 こんないい物件はめったにない。 おまえさんは、 つくづく運がいいよ!


こうして、
魔女のサララと、
猫のチョコは……
商店会のガメッツさんの紹介で、
だんじょんの町に、
店をかまえることができました。
紹介された、建物は、
赤い丸屋根に天窓がある、
かわいらしいお店でした。

チョコ:うえ〜。サララ。 この建物、よっぽど長いこと、 ほったらかしだったみたいだよ!
 ひどいホコリに、この荒れよう! たしかに、ここには ネズミがたくさん、いそうだね!
 これは掃除するだけでも 何日かかるか、わかんないよ!

魔女のサララと、
猫のチョコは……
だんじょんの町での最初の日。
朝から晩まで、
掃除をしてすごしたのでした。


チョコ:ふう……。
 なんとか、この建物も、 マシな感じになったみたいだね。
 最初はどうなるかと思ったけど、 なんとかなるものだね。
 「魔女の大鍋」の すえつけも終わったし……。
 こうなると、この建物も なかなか、イイ感じじゃない? サララ。
 ところでさ、 このお店の名前考えた?
 決まってたら、教えてよ。

チョコ:ふぅ〜ん。
 だんじょん堂か………。 いいんじゃない。
 お店の名前も決まったし、 次は、っと………。 あっそうだ!
 ねえ。持ってきた荷物のなかに、 「魔女の占いカード」が、 たしかあったよね。
 ちょっと占ってみない? ボクたちの店が、明日から
 うまくいくかどうか……ってさ!

〜水晶玉〜
意味:未来、完成、完全

チョコ:”水晶玉”……かあ。 なかなか、幸先いいカードが 出たんじゃない?
 ステキな”未来”が、 ボクたちの前に 開けてるといいね。
 じゃあ、そろそろ寝ようか。 サララ。
 旅をしてきて…… たどりついた町で、いきなり 一日じゅう掃除をして……
 ボクも、…ずいぶん つかれちゃったよ。
 おやすみ。 サララ……。

チョコ:おはよう、 サララ。 よく眠れた?
 今日は、天気もよくて、 気持ちのいい朝だよ。
 いよいよボクたちの 新しい生活のはじまりだね!
 じゃあさ。 さっそく、下のほうに おりてみようよ。

チョコ:ここが、1階だね。 お店になるところだ。
 せまいけど、 こうやってみると なかなか悪くないね。
 1階が、このお店で、 2階が、ボクたちがくらす 部屋なんだよね。
 まあ、2階っていうより、 屋根裏部屋って感じだけどね。 ちいさい建物だから……。
 おやっ。サララ。 後ろにもドアがあるよ。 裏口かな。
チョコ:へ〜え……。 この建物の裏に、 こんな裏庭があったんだね!
 あっ。サララ。 リンゴの木があるよ。 実もついているみたいだよ!
『赤いリンゴ』を手に入れた
チョコ:このリンゴの木は、 ずいぶん古くから ここに生えてるみたいだね。
 根もとのほうに、なんだか、 鳥の巣みたいなものがあるぞ?
 いまはカラみたいだけど……。
 前に住んでいた人が、 鳥かなんかを、 ここで飼っていたのかな?
 あれっ? 店の表のドアのほうから、 なにか音がしたよ。
 いったい、なんだろう? 行ってみようよ、 サララ。
チョコ:手紙がきているみたいだよ。
 さっきの音は、 手紙がきた音だったんだね。
 手紙と…… あと、なにか包みが いっしょに入っているよ!
『薬草』を手に入れた
手紙『新しい商店、
 だんじょん堂の、
 サララどのへ
 ささやかな開店祝いとして、
 アイテム『薬草』を贈る。
 商売にはげまれんことを。
 なにかあったときには、
 「商店会本部」にこられたし。
 いろいろ教授いたそう。
 −−だんじょん商店会
   商店会々長ガメッツ』
チョコ:ガメッツっていうと、 昨日会った 商店会の会長さんからだね。
 さっそく、お祝いを 贈ってくれるなんて、 気がきいているね。
 でも、せっかくなら、 もっといいアイテムをたくさん くれると、よかったのになあ!
 それはそうとサララ。 今日は、これからどうする?
 商品になるアイテムも 手にはいったことだし、 さっそく、お店を開いてみる?
 それとも、出かけてみる? 手紙にも「商店会本部」に来い って書いてあったし……。
 そうだ! それより、さっそくアイテムが 手にはいったわけだから……
 まず手にいれたアイテムを、 「魔女の大鍋」に入れてみるのが いいかもしれないね!
 さて、 どうしよっか、 サララ?


ガメッツ:おお。おまえさんは、昨日の ……たしかサララ だったかな?
 どうだね。調子のほうは? あの赤い屋根の建物は なかなかいい物件だったろう?
 さて……。 おまえさんも、なにか用が あってきたのだろう?
 はじめての町で、 はじめての商売だ。いろいろ わからないことも多いだろう。
 ワシが答えられることなら、 いろいろ教えてあげよう。
 いったい何について 聞きたいのかな?

>商店会について
ガメッツ:そうだな。「商店会」というのは おまえさんの村には なかっただろう?
 いわば商売人同士の、 組合組織みたいなものかな。 大きな町には、たいていある。
 正当な市場価格を決定したり、 お上と交渉したり、あくどい商人 がいたら、とりしまったり……。
 ワシらだんじょん商店会は、 そういったところを調整する ためにも存在しているんだよ。
 しかし、商店会の決めた値段を 守らずに、とんでもない値段で アイテムを売買する連中もいる。
 特に「盗賊ギルド」という ところは要注意だ。ワシら まっとうな商人は迷惑しとるよ。
 おまえさんも注意しないと、 えらい目にあってしまうよ。

>商店会ですること
ガメッツ:よい質問じゃな。
 この「商店会本部」にくると、 いろいろ有益なことがあるぞ。
 まず役に立つのは、 ここだけの情報がいろいろ 聞けることだな。
 商売にとって、 情報と言うのは実に役に立つ。 軽く見てはいけないよ。
 しかし、もっとも有益なのは、 「商品の仕入れ」が、 できることだろうね。
 っこにくれば『薬草』などの 商品となるアイテムを 買うことができるんだよ。
 アイテムは「ダンジョン」で 拾ってくることもできるが、 それには危険や手間がともなう。
 危険を冒し、手間がかかっても タダで手にはいるダンジョンの アイテムを拾いにいくか……
 それとも、お金を払い、 「商店会本部」で、安全な手間の かからない仕入れをするか……
 どちらのやり方をするかは、 おまえさん自身が、 決めることだよ。
 手続きがあるんで、 今日のところは、おまえさんは、 仕入れはできないが……
 明日以降、ここにくれば、 アイテムの仕入れができる ようになっているはずだよ。
 あと「会費」を払うのも この「商店会本部」で、だよ。 忘れないようにな。

>会費について
ガメッツ:おや。話してなかったかね? そうそう、 商店会の会費の話だよ。
 なに、安心しなさい。 毎月高い会費をとる……なんて、 アコギなことはしてないよ。
 だんじょん商店会は、 アイテムの卸しなんかで、 まっとうに、もうけとるからね。
 商店会の会費というのは、 基本的に自由におさめることに なっているんだよ。
 商売が苦しいのに、高い会費を 払ったりしなくていい。 払えるときに払えばいいのさ。
 ただし、会費をたくさん おさめると、いいことがあるぞ。
 わが商店会で認定している 「商売人レベル」というのが あるんだが……。
 会費をたくさんおさめると 「商売人レベル」が あがっていくんだよ。
 おまえさんは、 まだ始めたばかりだから 「商売人レベル」は1だ。
 「商売人レベル」が高くなると、 いいアイテムも、 仕入れられるようになる。
 どうかね? 商人としての 一流の道をめざしてみると いうのも、悪くはないと思うよ。

>町について
ガメッツ:このだんじょんの町は、 知っての通り、ダンジョンで にぎわっている町だよ。
 だんじょん山にあるダンジョン をめざす冒険者たちが集まって、
 そのために宿屋や酒場ができ……
 冒険者たちがダンジョンから 持ちかえるアイテムを売買する ために、商業もさかえてきた。
 おまえさんも、そんなウワサを きいて、この町に やってきたんじゃないのかね?

>町の場所について
ガメッツ:この町にある場所で、 ワシら商人に関係ありそうな 場所といえば……。
 冒険者が集まる「酒場」。 ダンジョンについて教えてくれる 「ダンジョン研究所」。
 ダジョンで死んだ者を 復活させてくれる「教会」。 人々が集まる「広場」……。
 役に立つのはそんなところかな。 明日にでも、ここにくれば、 どこにあるか教えてあげよう。
 逆に注意しなければならない 場所は「盗賊ギルド」だな。 ここは近づかないほうがいいぞ。
 まあ。一度には おぼえられないだろう。 明日にでも、また来ればいいさ。

>ダンジョンとは
ガメッツ:この町のどこからも見える そびえるような山があるだろう?
 あれがだんじょん山だ。
 あの山のなかは 巨大なダンジョンになっている。
 おそろしいモンスターと、 とんでもないワナが そのなかに待っているが……。
 価値のあるアイテムが、 たくさんある場所でもある……。
 今日も、多くの冒険者たちが、 あのダンジョンに 挑んでいることだろうよ。
 あのダンジョンは何百年も前から あそこにあるようだ。 いつからあるのか誰も知らない。
 みんなが知っているのは、あそこ にいけば、危険とひきかえに アイテムが手に入るってことさ。
 じつに多くの種類のアイテムが あのダンジョンのなかにある。 どれだけあるのかワシも知らん。
 そして、ダンジョンの奥深くの 「魔王の部屋」には、 魔王と呼ばれる者がおり……
 『魔珠』とよばれる 究極のアイテムがある……。 そんな伝説がある。
 『魔珠』というのは、 どんな願いごともかなえてくれる アイテムだという話だよ。
 ……もっとも、魔王も 『魔珠』も見た者はいない。 本当かどうか誰もわからんがね。

>薬草のお礼
ガメッツ:いやいや礼にはおよばんよ。 『薬草』なんて安いものだ。
 しきたりみたいなもんさ。
 あと、建物というものは、 人が住んでいないと、はやく 傷んでしまうものなんだ。
 ちいさい建物なんでな、 わりと使いづらくて、すすんで 借りようとする者もいなかった。
 ただし、ちいさく商売を はじめようとする、 おまえさんにはピッタリだろう?
 どんなモノだって、 それを活用できる者が使えば、 ムダにはならない。
 逆に、どんな価値あるモノでも それを使いこなせない者に とっては、ムダになるだけだ。
 モノを活用できる者にわたせば、 それが利益を生むことになる。 これは商売の基本だよ。
 だから、まあ、おまえさんも あの建物をうまいこと活用して くれれば、それが恩がえしさ。
 それはそうと、 キチンと礼をするというのは いい心がけだよ。
 いい心がけは、 商売の成功につながる。 いつも忘れないことだな。
 そうだな。よい心がけの返礼に ちょっと役に立つことを おしえてあげようじゃないか。
 ……よし。ワシが、 おまえさんの店にきた客という つもりで、接してごらん。
どんな顔をする?
 >(^^
ガメッツ:そうそう。いい感じだ。 客がきたら、にっこり 笑顔で、むかえなくてはな。
 どれ。 もう一度、わらってごらん。
  >(^^
ガメッツ:そうそう。いい笑顔だ。 いい笑顔というのは 商人にとって財産だよ。
 なにしろ、元手がタダなのに それが利益を生んだり するのだからね。

  >!
ガメッツ:…………。
 おや。なんかピンときたような 顔をしているね。
 なにか、ひらめいたのかね?
 そう。なにかひらめいたときは、 そんな顔をするのが、 いいというわけさ。
 そういう顔をすると、 相手が「カンづかれた」と思って 情報を話してくれる場合もある。
 「ハッタリ」というヤツだな。 これは、商売のうえでも、 有効な技術だよ。
 ただし、そんな顔をするのが、 必ずしもよい結果を 生まない場合もある。
 ひらめきが外れる場合もあれば、 カンが良すぎることを、 面白く思わない者もおるからね。
 まあ、 時と場合を考えて、 使いわけることだな。

 >(>_<
ガメッツ:おやおや。 いきなりなんで、 とまどったかな?
 しかし、いきなり客がきたときも 笑顔でむかえることができないと いい商人にはなれないぞ。
 そら。もう一度、 やってみてごらん。

  >(^^
ガメッツ:そうそう。そんな感じだ。 やればできるじゃないか。
 じっさいの客も、 そんな笑顔で、 むかえるのがいいぞ。
 まあ、こんな感じで、 どんな顔をするかで、相手の反応 が変わるのがわかっただろう。

 これは、商売をするうえで、 重要なことだ。「笑顔」をすれば お客のほうも、いい気分になる。
 ひとつ勉強になったろう? まあ、ワシからの ちょっとした贈り物だよ。
 『薬草』なんかより、 こんな人生の知恵のほうが、 役に立つ場合もあるのさ。

>特にない
ガメッツそうか。それじゃあ、 またなにかあったら、 ここにくるといいだろう。
チョコ:……だってさ。じゃあ、 また明日にでも、こようか。 サララ。
ガメッツ:おっと。そうだ。 じつはワシも、おまえさんに 聞きたいことがあったんだよ。
 ……いちど聞きたかったんだが 「魔女の猫は話ができる」と いうのは、 本当のハナシかね?
チョコ:本当だよ。 ねっ、サララ!
ガメッツ:ふ〜む。やっぱろ 「ニャ〜」と鳴いているだけの、 ふつうの猫にしか見えんな。
 やはり迷信に すぎなかったと、 いうわけだな。
チョコ:やれやれ……。 わかってないなあ。このヒトは。 ねえ、サララ?
ガメッツ:さて、それではさようなら。 サララさんや。 明日にでもまたおいで。
 アイテムの仕入れもできるし、 町のいろんな場所も 教えてあげられるからな。
チョコ:まあ、いろいろ教えてもらえて なかなか有意義だったね。 サララ。
 じゃあさ。 こんどはもどって、 さっそくお店を開いてみようよ!


チョコ:よし、じゃあさっそく お店を開けて見よう。
 誰か来るといいね。

チョコ:あれっ? 誰か来たみたいだよ。 お客さんかな。
マナ:こんにちは、 サララちゃん。 また会えたね。
>(^^
マナ:おぼえていてくれたんだ。 うれしいな。
 わたしの名前は「マナ」だよ。 これからも、よろしくね。

>(>_<
マナ:おぼえてない? うん……。しかたないよね。
 わたしの名前は「マナ」だよ。 あらためて、よろしくね。

 サララちゃんが、 お店をはじめたっていうんで、 さっそく見にきたの。
 だんじょん堂……。 なかなか、すてきな、お店じゃない?
 ねえ……。 このお店に『きれいな石』って アイテムあるかな?
 注文していい? わたし、このお店で最初に 注文をするお客になりたいな。
 じゃあ、おねがいするね。 わたし、いつも夕方くらいに 町の「広場」にいるから。
 『きれいな石』が見つかったら、 夕方に「広場」まで 届けてくれるとうれしいな。
 じゃあね。 サララちゃん。 またね。
チョコ:…………。 サララ、いまのだれ? 知っているヒト?
・知ってる人なの?
>知っている人
チョコ:ふーん……。 そうなの。 まあ、いいけど。

>知らない人
チョコ:ふーん……。
 むこうは知ってる みたいだったけど。
 サララが 忘れてるだけなんじゃない?

チョコ:『きれいな石』だってさ。 サララ、 聞いたことある?
 でもまあ、注文を受けるなんて なんだか、いっぱしのお店みたく なってきたじゃない?
 ……。
 お客きそうにないね。 そろそろお店を閉めて、 今日はもう休むことにしようよ。

チョコ:今日は、いろいろあったね。 お店を開いたり、出かけたり、 ……ボクも、つかれちゃったよ。
 そろそろ休むことにしようよ。 サララ。
チョコ:う〜ん、今日もフカフカのフトン で寝られる。

チョコ:おはよう、サララ。 よく眠れた? 今日もハリきっていこうね!
 きのう、『きれいな石』って アイテムの注文をうけたこと、 おぼえてるよね?
 ボクたちだんじょん堂の 最初の本格的な仕事だよ。 はやく、見つけにいこうよ!


マナ:あら、 サララちゃん。 また会えたね。
 わたしに会いにきてくれたの? うれしいな。
 どう? 『きれいな石』、見つかった?
>見つかった
マナ:あら。サララちゃん。 『きれいな石』……。 どこにも、ないみたいけど?
 それとも、どこかに 落としちゃったのかな?
 …………。 サララちゃん、 注意してね。
 ここでは、どんなアイテムでも こわれちゃったり、なくしちゃう っていうことがあるの。
 ……それじゃあ、 『きれいな石』は、 あせらないで探してね。
 わたしは、この「広場」で、 いつも夕方に待っているからね。 サララちゃん。

>見つからない
マナ:そう……。 ううん。だいじょうぶよ。 あせらないで、探してね。
 それじゃあ、 わたしは、この「広場」で、 いつも夕方に待っているから。
 「……ラララ、ララ ……きれいなきれいな水晶玉 ……そこには未来が映ってる
 ……きれいなきれいな水晶玉は ……暗い闇のずっと奥 ……じっと誰かを待っている
 ……自分に映る未来のことを ……見てくれる人を待っている ……ラララ、ララ」


スネイク:おいっ娘ッコ。 こんな時間になにしてやがる。
>話す
スネイク:オイオイ……。 こんな時間に娘ッコがひとりで 出歩くのは、感心しねえなァ。
 昼間は、にぎわってる「広場」も 夜になると、ひとッコひとり いなくなるんだよなァ……。
 ダンジョンに住む魔族が、 ときどき現れるってハナシだ。 どうだ怖えだろ? エヘヘ……。
チョコ:なんか、このヒトのほうが コワいよ。さっさと帰ろうよ。 サララ。

>立て札
『団員募集! 騎士団に入団し、
 ともに町の平和を守ろう!
   −−だんじょん騎士団』
チョコ:あれっ。 立て札のところに、 なにかラクガキしてあるぞ?
『わらわせるぜ。
 やくたたずの、きしどもめ!』

>出る
スネイク:ヒッヒッヒ。 夜は危ないぜ!


おばさん:あら、あんた見かけん顔だねえ。 どこから来たんだい?
>話す
おばさん:マナって子なら、 よくこの広場で、 歌をうたってるのを見かけるわ。
 吟遊詩人っていうのかしらね。 そういえば、いつも夕方ぐらい になると見かけるわね。
 会いたかったら、 夕方に、この「広場」にくると いいんじゃないかしらね。
>出る
おばさん:気をつけてお帰りよ。


ガメッツ:やあ、 サララじゃないかね。 よく来たね。
>(^^
ガメッツ:そうそう。いい笑顔だ。 さっそく、わしの言ったことを 守っているようだな。
 しかし、「笑顔」ばかりしていれば いいというわけでもない。
 ぬけめのない客には、かえって つけこまれることもある。 きびしい顔もしないとな。

>(>_<
ガメッツ:おやおや。 今日は、 笑うのが苦手なようだな。
 まあ、いいさ。 人生、笑っていればいい というものじゃない。
 ときには、きびしい顔もしないと つけこまれることもあるからな。

 それはそうと、 今日はなんの用だね?
>仕入れ
ガメッツ:そうそう。手続きを、すませて おいたから、商品の仕入れが できるようになったよ。
 これで、おまえさんも正式に、 だんじょん商店会の一員 というわけだな。
 たくさん、アイテムを 仕入れて、おおいに商売に はげんでほしいものだね。

>会費を払う
ガメッツ:おや。さっそく商店会の会費を 払ってくれるというわけかね。 これは感心なことだよ。
 会費をたくさんおさめれば、 「商売人レベル」があがる。
 「商売人レベル」があがれば、 より高い商品を仕入れることが できるようになる。
 もっとも、持ってるお金を、 全部払ってしまっては、 商品の仕入れもできないからね。
 会費を払うのは、 お金にゆとりがあるときに、 コツコツやっていくことだな。

>商売人レベル5
ガメッツ:サララ。 この町には、慣れてきたかね。 おお、そうだ。
 だんじょん堂の「内装」、 レイアウトのパターンを 増やしてはどうかね。
 お客にも好みってものがある。 いくら欲しい「商品」
 趣味の合わない店構えでは、 入りづらいだろう。
 狙った顧客層を 確実に入店させるには、 店の雰囲気作りからだよ。
 時間帯によって 「目玉商品」と「内装」を 変えれば、客入りが良くなるぞ。
 なに、お金はいらんよ。 今まで払ってくれた会費で、 十分まかなえる。
 どんな雰囲気の「内装」を、 増やしてみるかね?
>上品でゴージャスな雰囲気がいい
ガメッツ:上品でゴージャスな「内装」か。 知識人や上流階級が 好みそうな感じだな。
 逆に、戦士や市民は 入りづらいかもしれないな。

>ブキミさにこだわりたい
ガメッツ:なんと! ブキミな「内装」がいいのかね。 まあ、こだわりたいなら止めないが。

>かわいらしい感じがいい
ガメッツ:かわいらしい「内装」か。 いいね。
 女性のお客さんが、 たくさん入ってきそうだ。

ガメッツ:うむ。 さっそく知り合いの職人に、 「内装工事」を委託しておこう。
 店に戻ってごらん。 きっと気に入ると思うよ。 「内装」を変えたくなったら、 またここへおいで。
 いつでも、 「内装工事委託」を してあげるよ。

>聞く
>町の場所について
ガメッツ:そうそう。 この町の場所について、 教える約束だったな。
 まずは……。 だんじょん山のふもとに ある「ダンジョン入口」。
 文字通りダンジョンの入口だ。 ダンジョンに入りたいのなら、ここへ行けばいい。
 しかし、ダンジョンに ひとりでいくのは危険だ。 情報も集めたほうがいい。
 そこで重要になるのが、 「冒険者の酒場」という場所だ。 だんじょん山の手前にある。
 ただの酒場じゃないぞ。 ダンジョンにいく冒険者たちが 集まっている場所だ。
 ここにいけばいっしょに ダンジョンにいってくれる仲間も 見つかるだろう。情報もある。
 わしら商人スジの情報とはちがう 冒険者のあいだのウワサも 聞いておくのがいいかもしれん。
 情報……というのなら、 「ダンジョン研究所」も、 行っておいたほうがいいだろう。
 すこし変り者の先生がいるが、 ダンジョンについて、いろいろ 教えてもらえるぞ。
 それから次に「教会」だな。 おまえさんの村にも 教会はあったかね?
 ダンジョンで死んだ冒険者を 生きかえらせてくれるという ありがたい場所さ。
 まあ。そんな場所には 世話にならないに こしたことはないがね。
 話のタネにしたいなら、 「お城」にいくのも いいかもしれん。
 ただし、権威にうるさいからな。 それなりの身分がないと、 中にも入れてもらえないがね。
 注意すべき場所は、 「盗賊ギルド」だな。 黒い屋根の不気味な建物だよ。
 ここは、いうならば わしら、だんじょん商店会 のカタキといってもいい。
 この町の裏社会をあやつり、 あくどいことをして、 まっとうな商人を泣かせている。
 まあ。近づかないことだな。 うまいこと言われても、 買物なんかするんじゃないぞ。
 最後に……。 「秘密の店」という あやしげな店がある。
 夜中だけ開いている場所でね。 これも、まっとうな店とは いえないんだが……
 こまったときに、 役に立つこともある。おぼえて おいたほうがいいかもしれんな。
 ……さて。 どうだね、サララ。 おぼえきれたかな?
 まあ、しばらくのあいだは、 散歩がてらに、いろいろな場所に いってみることだね。

>『きれいな石』について
ガメッツ:ほう。さっそく客から 注文を受けたのかね?
 それは、たいしたものだよ。
 『きれいな石』というのは、 ダンジョンのなかで見つかる きれいに光る石のことだよ。
 宝石というほどじゃないが、 そのへんに落ちている石ほど ありふれたモノでもない。
 ダンジョンのなかに 取りにいくのが、 てっとりばやいだろうが……
 まあ、あせったりせず いろいろ探してみるのが いいかもしれんな。


>聞く(2回目)
 →町の場所について
ガメッツ:どうだね、サララ。 わしの教えた場所は、 おぼえたかね?
 まあ、話で聞いただけで おぼえるものではないからね。 実際にいってみるのが一番さ。

 →『きれいな石』について
ガメッツ:『きれいな石』という アイテムは、あまり町のなかで、
 売っているものではないからね。
 やはりダンジョンのなかに 探しにいくのが いいかもしれん。
 どうしても見つからない場合は、 「秘密の店」にいってみる というのも手だが……。


チェルシー:あっ……。
 き、教会に、 ご用のかた、ですか?
 わ、わが教会へ、ようこそ。 ど、どうぞ。 な、なかに、おはいりください!
テレサ:神の家たる、教会へようこそ。 ここは、どんな者も、 わけへだてなく、受けいれます。
 今日は、いったい どんなご用で、 いらしたのですか?

>寄付
テレサ:われわれ教会は、多くの方々の、 善意の寄付によって 運営されています。
 あなたの善意があれば、 苦しみ、困っている人たちが 救われることになるでしょう。
 善意というものは、 尊いものです。
 寄付していただいたことに対して わが教会は、どんな礼を尽くして も報いることはできません。
 しかしながら、 ささやかな感謝の しるしとして……
 寄付していただいた方には、 神の祝福のある『聖水』などを おわけしております。


怪しい店主:いらっしゃいませ……。 おや。お客さん、 この店は、はじめてですね?
 ここは「秘密の店」……。 ほかの店とは、ひと味ちがう アイテムがございますよ。
 どうしても必要なアイテム……。 とても大事なアイテム……。
 そんなアイテムを、 落としたり、なくしたりした 経験は、ございませんか?
 そんなときには「秘密の店」。 ここへいらっしゃってくれれば、 きっと見つかりますですよ。
 むろん、少しばかり、 お値段のほうも、 お高くなっていますが……。
 大事なアイテム、必要なアイテム を再び得るためならば、 安いものでございましょう?
 さあさあ、どうぞ。 ごらんになってくださいませ! ふぉっふぉっ!
>出る
怪しい店主:
 またいらっしゃってくださいませ。
 そうそう……。 言い忘れていましたが、 この店のアイテムはですね……。
 べつに、なくしたり落としたり した場合でなくても、買いにきて かまわないのでございますよ。
 世の中には、必要なアイテムが どうしても見つからないという方 もいらっしゃいますからねえ。
 めんどうくさいコトをするより、 お金をつんで、さっさと冒険を クリアしたい方なんかも……。
 おやおや。 「ズルするのは、よくない」と お客様は、お思いになりますか?
 いやいや。それはもう、 もっともなこと、でございます。 私めも、そう思いますですよ。
 ご自分の力で、 物事を解決したほうがよろしい に決まってますからねえ。
 しかし……。 どうしても、ご自分の力で 解決できないときは……
 この「秘密の店」を 御利用してくださいませ。 きっと、お役に立てますですよ。
 あくまで、自分の力でやりぬくか お金でなんとかするか……。 えらぶのは、お客様しだいです。
 「お金にたよる」というと、 いけないコトのように思う方も 多いようですが……。
 そのお金をつくるのに苦労した ならば、恥じることありません。 やり方のちがいにすぎませんよ。
 ふぉっふぉっ! それでは、またの御来店を おまちしておりますですよ!


???:…………。
 …………。 えっ? あら、お客さん?
 …………。 ちょっと、まってて〜。 いま、手がはなせないの〜。
 …………。
 …………。
 …………。
 …………。
キリール:おまたせ〜。 あらあら、 かわいい冒険者さんねぇ。
 私の名前は、キリール。 ダンジョン学を 研究する学者よ。
>(^^
キリール:あら?あなたも「ダンジョン学」 に、きょうみがあるのね。
 それは、よろこばしいことだわ!

>(>_<
キリール:あらあら。ごめんなさい。 「ダンジョン学」っていきなり 言ってもわからないわよね。

 「ダンジョン学」というのはね。 ダンジョンを学術的に解明しよう という学問のことよ。
 世界には多くのダンジョンがある のに、それを体系的に研究しよう
 という人は、 驚くほど少ないわ。 ダンジョンはどんな構造をしてる
 のか、そこに住むモンスターたち はどんな習性を持ってるのか……
 そもそもダンジョンというものは どうやってできたのか……。
 そういったことを 科学的に研究するのが、 「ダンジョン学」よ。
 この研究所では、冒険者たちの 体験談を聞いてデータを まとめたり……
 ダンジョンで見つかった アイテムを分析したりして、 研究をしているのよ。
 なにしろ大きな研究テーマだから まとまった研究成果が出るのは まだずっと先でしょうけど……。
 あなたも、ダンジョン学の 精神に賛同して、研究に協力 してくれると、うれしいわ。
 ……あ、そうそう。 この研究所のスタッフを 紹介するわ!
スカピン:どうも〜。 この研究所で働いている スカピンです〜。
キリール:こちらが、わが研究所の 優秀な助手である スカピンくんよ。
スカピン:そ、そんな……。 キリール先生、「優秀」だなんて、 てれちゃいますよ〜。 アハハ〜。
マルローニ:ウォッホン! キリール先生、 ワシもおりますですぞ。
キリール:あ。 いらっしゃってたんですか。 マルローニさん。
 え〜と。 こちらは、マルローニさん。 この研究所のスポンサーよ。
 ダンジョン学を理解して 資金援助をしてくださってる すばらしいかたよ。
マルローニ:いやいや……。キリール先生に 「すばらしいかた」と言われる とは、恐縮しますのう。
スカピン:……なんだい。 研究のことなんか、 ろくにわからないくせに……。
マルローニ:おや? なんか言ったかね。
キリール:あらあら。 ふたりとも、どうしたんですか? なかよくしてくださいな。
 ……そんなわけで、 これからもよろしく お願いするわね。

>出る
キリール:私たちは、 ダンジョンに実地調査に いくこともあるわ。
 そういうときは、 「冒険者の酒場」へ 同行者を募集しにいくの。
 「冒険者の酒場」で会うことが あるかもしれないわね。そのとき はよろしく、お願いするわ。


盗賊ギルドの番犬:ガウゥ〜〜! バウ! バウ! バウバウバウバウ!!
チョコ:うわぁ!! サララ、 なんかイヤなヤツがいるよ!!
 こんなところに、 近づくのは、やめようよ!
盗賊ギルドの番犬:バウッ!! バウッ、バウッ!!
チープ:……うるせえな。
 おう? ヤケに番犬がさわぐと 思ったら、猫なんかつれたヤツが 来やがったのか?
 そんなところにいてもらっちゃ、 うるさくてかなわねえヨ。
 とりあえず、中へはいりやがれ!
チープ:ここは天下の「盗賊ギルド」だ。 おめえみたいな小娘が いったい何をしにきやがった?

>話す
チープ:アンタ、 ここに来ても損するだけだぜ。

スネイク:やい、てめえ! この俺さまをいったい、 誰だと思っていやがる。
 天下の大盗賊ゲヒンゴ親分の 一番弟子。 スネイク様とは、俺のことよ。

>ボスに会う
リンダ:あらン? アナタ、みかけないコね? 新入りのコ?
 ここで、はたらくにしては、 ちょっとジミなカンジね。 ん〜。でも、いいわン。
 アタシは、リンダよンv この「盗賊ギルド」のボスは、 アタシのダーリンなのよン。
 ちょうど、よかったわン。 ドレスの後ろのボタンを とめてくれないかしらン?
ゲヒンゴ:おい! リンダ。 なにをさわいでやがる?
 なにぃ〜? 新入りの娘ッコが来たのか? げっへっへっへっ!
 ど〜れ、俺さまが、 かわいがってやろうかぁ〜。 げへへへへ……。
 ……んん〜〜? なんだァ〜? こいつは、 まだガキンチョじゃねえか!
 俺さまの部屋にこさせるなら、 もっとムチムチのグラマーな女を よこしやがれってんだ!!
 ち、チープのヤツに、 文句をいっとかねえとな! ぐえっ、ぐえっ!
リンダ:ダーリン、 キゲン悪いみたいだけど 気にしなくていいわよン。
 どうせ、このあたりじゃ、 アタシより美人なんて、 いないのよンv
 それはそうと、 マニキュアぬるのを、 手伝ってくれないかしらン?
チョコ:サララ……。 カンちがいされてるみたいだよ。 てきとうなところで逃げだそうよ。

>話す
ゲヒンゴ:あ〜ん、なんだ。 ぐへへ、俺さまに話しかけるたぁ いい度胸してるじゃねえか。
リンダ:ねぇン、 サララちゃん。 ダーリンのこと、どう思う?
 お世辞にもかっこいいとは……。 言えないわよねえ。

>出る
チープ:おう。帰るのか。
 忠告しておくぜ。 「盗賊ギルド」は、この町の 裏社会の権力をにぎっている。
 さからったりしたら、 なにがあるか分からねえぜ。 くれぐれも気をつけろヨ!
 じゃあ、番犬のヤツに気をつけて 帰りなヨ!


門番:ダメだ、ダメだ、ダメだ! お引取りを願おう!
アスカ:本当にボクが勇者なんです! 王様に聞けばわかります。
ジェド:おまえじゃ、話にならない。 大臣を呼んでくれ!
ヤッコフ:ジェド、それは失礼じゃぞい。 この門番も身柄のわからんヤツを
 入れないのが仕事じゃからのう。
門番:どうしても、王に謁見を願うなら 誰か信頼のあるかたの紹介状でも もってくるがよい。
 でなければ、この門を通らせるわ けには、行きませんな!
アスカ:しかたない、ジェド、ヤッコフ、 いったん帰ろう。
アスカ:やあ、君もこの城にようなの? でも、だめだよ、あそこに立って る門番、頭が固くて。
 あっ、自己紹介がおくれた! ボクは勇者アスカ。 後ろの二人が。
ジェド:神官ジェドです。
ヤッコフ:魔法使いのヤッコフじゃ。 以後、よろしくのう。
アスカ:あなたの名前は? ………。 サララさんですか!
 ふ〜ん、この町でお店をやってい るんですか。じゃあ、今度お店に おジャマします。
ジェド:勇者どの、 そろそろまいりましょう。
アスカ:うん、わかった。 それじゃあ、ボク達は、 魔王退治の途中ですから。
勇者グループとパーティーを 組めるようになった

門番:あなたは、だんじょん堂の 店主ですな。 我が城にどのようなご用件で?
>話す
門番:ここは、だんじょん城。 一般のかたの来客は、 通常お断りするのですが………。

>移動する→中庭
門番:素性のわからん者を城内に 入れるわけにはまいりません。


ドン!
盗賊A:いって〜な! どこ見て歩いてんだ! いたたたたた。
盗賊B:おい、大丈夫か? あ〜あ、こりゃあひでえや。 腕のほねが折れてらア。
盗賊A:いて〜、いて〜よ。 死んじゃうよ!
盗賊B:しゃ〜ねえ。 慰謝料払ってもらおうか? ヘッヘッヘ。
 まずは、 50000Gってとこだな。
???:まて、まて、まて!
ライアット:お前たち、 こんなところで何やってる?
はいらいん:カワイコちゃんのピンチとなれば だまってられねえな。
フンボルト:お嬢さん、拙者達が来たからには もう安心ですぞ。
 主らは、盗賊ギルドの 下っ端じゃな。こんなか弱い ご婦人までカモにするとは……。
 そこになおれ! 拙者が成敗してくれる!
盗賊A:ちっ、だんじょん騎士団か。 うるさいのが来やがった。 オイ、ずらかるぞ。
フンボルト:逃げおったか! 腰抜けどもめ。
ハイライン:ヒュ〜カワイコちゃん。 大丈夫だったかい。
ライアット:あなたは……、 この辺りでは あまり見かけない顔ですね。
 よろしければ、お名前を お聞かせ願えませんか?

ライアット:そうですか、最近この町へ……。 ようこそいらっしゃいました。 サララさん。
 私は、だんじょん城の騎士 ライアットと申します。
ハイライン:オレはハイライン。 よろしく!
フンボルト:そして、拙者がフンボルトじゃ。 騎士団の団長をしておる。 ハッハッハ!
ライアット:それでは、私達は城の警護がある ので。
 なにか、困ったことがあったら いつでもおっしゃってください。
騎士団グループとパーティーを 組めるようになった

グスタフ:よう! いらっしゃい! 「冒険者の酒場」へようこそ! ガハハハハ!
 アンタ、見かけない顔だな? この店は、はじめてかい?
>(^^
グスタフ:おう。ウワサに聞いてるぜ。
 新しい店をはじめた魔女 ってのは、アンタかい?
 なるほど、アイテムにからむ 商売をやるなら、ウチの店に 来てみて、損はないだろう。
 ここには、ダンジョンにいく 冒険者たちが集まるからな。 いろいろウワサ話が聞けるぜ。
 アンタ自身がダンジョンにいくか どうか別として……まっこれから も、ひいきにしてくれよな!

>(>_<
グスタフ:ガハハ! そんな怖がるなよ。
 ここは、やくざな冒険者どもが 集まってくる酒場だけどな。
 ……えっ、なになに? ほう。アンタ、店を開いて 商売をやってるって?

 なるほど、アイテムにからむ 商売をやるなら、ウチの店に 来てみて、損はないだろう。
 ここには、ダンジョンにいく 冒険者たちが集まるからな。 いろいろウワサばなしも聞けるぜ。
 ガラは悪いが、ま、安心しろや。 本当に悪さするようなヤツは、 店から叩き出しているからな!

>話す
グスタフ:そういや自己紹介がまだだな。 俺の名は、グスタフ。 この「冒険者の酒場」の主人さ。
 昔は俺も、冒険者だったんだが、 トシには勝てずに引退してな。 この酒場をはじめたってわけだ。
 まあ、俺が知ってることで、 アンタの役に立つなら、 なんでも聞くといいぜ。
 商売でもうける方法なんかは、 俺には教えられないけどな! ガッハッハッ!

>聞く→自分の評判
グスタフ:アンタの評判だって? ウ〜ン。評判もなにも、 この町にきたばっかりだろ?
 まあ、しばらく暮らすうちに、 評判も自然とついてくるだろう。 また聞きにきてくれ。

>聞く→冒険のコツ
グスタフ:おう。いいこと聞いてくれるね。
 冒険のことなら、 専門分野だからな。
 まず大切な冒険のコツは、 こんなふうに、いろんな情報を 聞こうとすることだ。
 町のいろんな場所で、 いろんなヤツの話を聞いてみな。
 役に立たない話も多いが、 なかには役に立つ情報もある。 たくさん聞くことが大切なのさ。
 この酒場の「ウワサ話」にも、 耳をかたむけてみな。 役に立つ話もあるはずだぜ。

>聞く→町の場所
グスタフ:おう。この町で、 冒険の役に立ちそうな場所かい?
 ええと、そうだな……。
 「ダンジョン研究所」に…… 「広場」に…… 「教会」に……
 ……え? なに。 その場所はもう知ってるって? なんだい。早く言ってくれよ!
 それ以外というと……。 う〜ん……。 だんじょん山のふもとにある 「ドラゴン特急駅」かな。
 ここへ行けば、ドラゴンライダー の連中が、だんじょん山の 頂上まで連れてってくれるぜ。
 もっとも、冒険者レベルが低い うちは、頂上にいっても あんまり意味はないけどな。
 あと、そうだな……。 町はずれにある「伯爵の館」。 ここには注意したほうがいいぞ。
 なんでも、吸血鬼が 住んでいるってウワサだ。

>聞く→ダンジョン
グスタフ:ずっとずっと昔から、 この場所にある。
 いや。ダンジョンのほうが 先にあって、町があとから できたってのが本当らしい。
 ダンジョンをめざす冒険者が あちこちから集まってきて……
 そのうち冒険者を相手に商売する 酒場や道具屋の連中が集まり、 町ができていったそうだ。
 何百年も前の話なんで、 じっさいに見ていたヤツは いないらしいけどな。
 タマゴとニワトリみたいだな。 ダンジョンのほうが先にあったか 町のほうが先にあったのか……。

>噂話
チャカ:『きれいな石』ってのは、 そういえばダンジョンのなかで ときどき見かけるねえ。
 ダンジョンの1階にある 始まりの間にいる番人に 聞いてみてはどうだね?


グスタフ:よう! いらっしゃい! 「冒険者の酒場」へようこそ!
 どうだ? ウチの店にも、なれてきたかい? ガハハハハ!


門番:むっ! あやしいヤツめ。 わが王城に、なに用か?
>(^^
門番:ほうほう。 新しく店を開いた者が、あいさつ に来たというわけですな!
 それは、なかなか感心であるが、 国王陛下ならびに大臣、騎士団の かたがたは、いそがしい。
 おぬしのような、しもじもの民の あいさつを、いちいち聞くわけに イカンわけでしてな。
 私から伝えておくから、 帰って商売にはげむことですな!

>(>_<
門番:おや? なにか、 こまっていることでも あるのですかな?
 力になってやりたいが、 私は、この城門を警備するという 重大な任務がありましてな。
 そうですな。 もしダンジョンに行くのなら……
 1階の始まりの間を たずねなされ。そこにいる者が 助けてくれるでありましょう!


ナユタ:…………。
 …………。
 ここはドラゴン特急駅……。 われらドラゴンライダー族が、 ドラゴンに乗せて人を運ぶ……。
 …………。 あなたは、まだ…… だんじょん山の頂上に いくのは危険だ……。
 …………。
チョコ:サララ……。 なんか、でなおしたほうが、 いいみたいだよ。


キュティ:……あっ。
チョコ:誰だろう、 いまのヒト? にげちゃったけど……。

館のなかは、 空き家のように 静まりかえっています……。
チョコ:なんかブキミな感じだね。 サララ、ひきかえしたほうがいいよ。

ゴモル:んん〜。 なんですかぁ〜。 オマエたちはぁ〜。
チョコ:う、うわぁ〜、でた〜! サララ、 に、にげないとマズいよ!

館のなかからは、 不気味な笑い声のような音が 聞えてくるようです……。
チョコ:サララ……。 ボク、なんか悪い予感がするよ。 ひきかえすのがいいと思うなあ。


門番:ここは始まりの間。 いったい、何の御用でしょうか?
>(^^
門番:はじめまして。 私は、お城からつかわされて、 番人をつとめている者です。
 ダンジョンに迷いこんだ人や、 遭難した冒険者などのために、 はたらいているのです。
 あなたのような小さなレディが、 どうしたのです? ダンジョンに 迷いこんだのですか?
 私のような者でよければ、 力になりましょう。

>(>_<
門番:安心してください。私は、 あやしい者ではありません。
 ここで番人をしている者です。
 ダンジョンに迷いこんだ人や、 遭難した冒険者などのために、
 私は、はたらいているのです。
 おや。あなたは冒険者ですか? 人は見かけによらぬものですね。
 しかしダンジョンに来たばかりで 苦労してるようですな。
 私でよければ、 なにか情報になることでも、 お教えしましょう。

・何について、聞きますか?
>『きれいな石』のこと
門番:『きれいな石』ですか? ええ、知っていますとも。
 しかし、ここにはありません。
 そうだ。このあいだ来た冒険者が 金月の間で見かけた と言っていましたが……。
 ええ、説明しましょう。
 このダンジョンには、1つの階に 1つのドアが必ずあり 入ると部屋になっています。
 空き部屋になっていることも 多いのですが、誰かがいたり、 何かある場合もあります。
 そう。 ここにこうして私がいるように。
 そして現在、ダンジョン2階の 金月の間にはゴブリンたちが 住みついています。
 ダンジョンの情報は、このように 各階の名前を使うので、 おぼえておいてください。
 各階のドアのなかは、現在の この部屋のように、安全な場所に なっている場合もあれば、
 現在の金月の間のように 危険な場所になっていることも あります。こころえてください。
 部屋のなかの内容だけでなく、 ドアそのものや、階段の位置も ときどき変わるとのことです。
 ダンジョンは、まったく 地上の常識では、おしはかれない 不思議な空間といえましょう!
 とにかく金月の間に 『きれいな石』があるかも しれません。
 私がとってきてさしあげたいが、 ここでの任務がありますゆえ、
 できません。もうしわけない。
 ここから、あなたの無事を おいのりしています。

>見張り番人のこと
門番:えっ。私のことですか?
 私は「見張り番人」。 お城からつかわされて、ここで 人々の安全を守っています。
 ヤリを使った特別な武術を 学んでいますので、せまい場所 での防御はカンペキです。
 ダンジョンのモンスターも、 この部屋に入ってこれません。
 この始まりの間で、 ダンジョンに迷いこんだ人や、 入ったばかりの冒険者が……。
 ひと息つけるように、 わたしは、ここで、こうして はたらいているのです。
 しかし攻撃のほうは、ぜんぜん ダメなので、この部屋から出る ことはできません。
 ここへ来るときには、 騎士団のかたがたに、 護衛してきてもらったのです。

門番:なにか、 ほかに聞きたいことは ありませんか?
・聞きたいことは?
>ない
門番:そうですか……。
 では、あなたの冒険の無事を ここから祈っています。
 この先、ダンジョンは、 ますます危険になっていきます。 どうか、お気をつけて!


>金月の間
ゴブリンA:この金月の間は、 オレたちゴブリンが、 占領したゴブ〜。
 きたないニンゲンなんかが、 何の用で来たんだゴブ〜?

ゴブリンA:ニ、ニンゲンはズルいゴブ〜。
 きたない戦いのやりかたに、 やられてしまったゴブ〜。
 くそう。にげるでゴブ〜。 おぼえてやがれゴブゴブ〜!!
床になにか落ちている。
『きれいな石』を手にいれた


>始まりの間
門番:おおっ。 ゴブリンどもから『きれいな石』 を手にいれましたか!
 それは大したものです。 ダンジョンの冒険がはじめてに しては、なかなかやりますね。
 そうそう……。地上に戻るなら、 私の兄に、私が元気でやってると 伝えてもらえませんか?
 私の兄は、お城で 門番をつとめています。


>聞く→『きれいな石』について
ガメッツ:なになに? ダンジョンの ゴブリンどもから『きれいな石』 を、せしめたのかね?
 ほほう。それは大したものだ。
 おまえさんは、なかなか 才能があるかもしれないな!


マナ:あら、 サララちゃん。 また会えたね。
 わたしに会いにきてくれたの? うれしいな。
 どう? 『きれいな石』、見つかった?
>見つかった
マナ:ほんとう? ありがとう、うれしいな。 サララちゃん。
『きれいな石』を渡した
マナ:『きれいな石』……。
 いろんなキモチやいろんな思い。 それらは目には 見えないけれど……
 長い長い時間のなか。 暗い暗い地下のなかで、 結晶になって輝くことがあるの。
 それがこの『きれいな石』。
 ただのキラキラした石だと、 思っている人が多いけど……
 それを根気よくみがいてね。 大切に育てるとね。 すごく美しいモノになるの。
 ほら。 こんな具合にね。
(ある程度ダンジョンへ潜った場合?)
 マナ:サララちゃん……。 ありがとう、『きれいな石』の タメに色々なところへ……。
  ねえ、サララちゃん。 ドラゴン特急駅に行ったこと はある?
  私ね、ドラゴンの背にのって 大空を飛ぶのが好き。 まるで夢のように感じられるの。
  本当にありがとう……。 『きれいな石』

 これがね。 私の”楽器”なんだよ。 とってもキレイな音を出すの。
 私は、吟遊詩人。 この”楽器”をかなでて、 その音に合せて、詩を歌うの。
 でもね。本当は、ちがうの。 ”楽器”の出す音を、みんなが わかるコトバにしているのよ。
 サララちゃんがくれた 『きれいな石』も、だいじに 育てて”楽器”にするからね。
 そうだ。
 『きれいな石』のおれいに、 詩をひとつ 聞かせてあげるね。
 あなたのこれからの未来の詩。 どんな未来について 知りたいかしら。
 どの詩を聞きたい? 選べるのは、ひとつだけだよ。
 ○○の詩ね。 いいわ。 よく聞いてね。
 どう? サララちゃんの、 役にたったならうれしいな。
 でもね。 あんまり気にしすぎることも ないんだよ。
 未来というのはね。 ぼんやりしていて、定まらない、 変わってゆくものだから……。
 どんな未来にしていくかは、 サララちゃんが、 決めていくことなんだよ。
 ステキな未来が、 つくれるといいね。
 それじゃあ、今回は『きれいな石』を ありがとう。
 また会おうね。 サララちゃん。


チョコ:あ〜あ。 これで『きれいな石』をさがす って仕事も終わったわけだね。
 ヘンな子だったけど、 まあ、よろこんでもらえて よかったんじゃないかな?
 仕事をやったかいが、 あったというものだよね!
>『きれいな石』をダンジョンで調達した場合
 はじめてのダンジョンだった けどさ。なかなかうまくやった もんだよね、サララ。
 ゴブリンを軽くあしらって、 うまく『きれいな石』を 手にいれることができたし……。
 ひょっとしたら、ボクたち、 ダンジョンで冒険する才能も けっこうあるのかもね!

>『きれいな石』をダンジョン外で調達した場合
 なんでも、ダンジョンの 金月の間ってトコに
 『きれいな石』が、 あったみたいだけど……。
 ……べつにいいよね? どんな方法でアイテムを 手にいれたってさ。
 仕事のやりかたは、 それぞれなんだしね。

 ふぁ〜あ……。 アイテムを探したりして、 ボクも今回はつかれちゃったよ。
 そろそろ寝ない? ねっ、サララ。
 今日は、ゆっくり寝て、 明日から、またがんばって 仕事に、はげむとしようよ。
 おやすみ、 サララ。

 チョコ:……サララ。 もう、ねちゃった?
 あの広場のコが、 うたっていた詩……。
 ボクには、未来のことなんか わからないけど……。
 明日も いい日だといいね……。
 おやすみ……。 サララ……。