クモの巣(魔王編)
チョコ:クモの巣…… お客がたくさん、 引っかかるのかな?
それとも、ボクらがワナにかかるって ことだったりして。
まぁ、いいか。 気にしてもしょうがないや。 ふぁぁぁ……
チョコ:おはよう、サララ。 ……う〜ん。 やぁ〜な天気だなぁ。
昨日ひいたタロットといい、 いやぁな予感が……
あれ? 手紙が来てる。 どれどれ……
『仕事あり。
商店会本部まで来られたし。
−−だんじょん商店会』
……だってさ。 仕事があって、よかったね。
ジェド:じゃまするぞ。
>(`Д´#
ジェド:少々、 確かめておきたいことが あってな。
>(^^
ジェド:いや、朝からもうしわけない。 念のため、というか。 少々たずねたいことがあってな。
最近、魔軍の者どもが、この店に 出入りしていると聞いてな。
この店は魔軍に協力してるのか?
>(`Д´#
ジェド:やっぱり、そうか! 世界を混沌に陥れようとしている 魔軍に加担するとは、何ごとだ!
いいか。 これ以上、魔軍に協力するなら、 私も見過ごしてはいられぬ。
場合によっては、 ただでは、すまさんぞ! それなりの覚悟はしておけ。
>(>_<
ジェド:……なるほど。あなたも 困っているというわけか。
へたに追い返したりしたら、相手 は魔族のことだ。どんな仕返しを されるかわからぬし……。
商人というのも、 なかなか大変なのだな……。
よし。 もし今度、魔軍のやつらで 困ったことになったら、
私たちのところまで 相談にきたまえ。
なに、魔軍など、 私と勇者どので 追いはらってやるさ。
それでは、じゃましたな。 くれぐれも、魔軍のやつらには 気をつけるんだぞ。
ガメッツ:やあ、サララ。 よくきたな。さっそくだが、 仕事をやってもらおう。
なに、カンタンな仕事さ。
ダンジョンのなかで 『薬草』がつきて、助けを 求めている冒険者がいるらしい。
そいつに『薬草』を売りに いってもらいたいんだよ。
すごく重要な仕事というわけ じゃないが、わが商店会は、 冒険者と持ちつ持たれつの仲だ。
まあ。 これは商店会の宣伝というか、 サービスみたいなもんだな。
どうだい。 引き受けてはくれんかね?
>×
ガメッツ:そうか。 都合が悪いか……。
では、ほかをあたってみよう。 しかし、ほかに手があいている 者がいたかな……。
引き受けられるようなら、 また、きてくれ。
ガメッツ:やっぱり例の仕事は、ほかに 都合のいい者がいなくてな。 どうだね、サララ。
仕事、引き受けちゃくれんかね?
>○
ガメッツ:そうか、引き受けてくれるか。 場所は「かげろうの間」だ。
『薬草』は自分で用意してくれ。 いつものようにウチで買うなら、 安くしておくぞ。
それでは、よろしく頼んだぞ。 無事に仕事が終わったら、 ここに報告にきてくれ。
>×
ガメッツ:そうか。やっぱりダメか……。 う〜ん。しかたないな。
その冒険者にはかわいそうだが、 世間はきびしい、ということを わかってもらうとするか……。
じゃあな、サララ。 もし気が変わったなら、 ここへ、きてくれ。
>かげろうの間
アダー:だいたい、だなァ……。
おまえが『薬草』を あれっぽっちしか買って なかったから、悪いんだよ!!
ビジョルド:なにをいっている!? キサマが 『薬草』を使いはたしたから、
こんなハメになったのだろうが!
アダー:そ、それは……。
で、でも。 あの場面だったら、 ふつうは使うさ!
や、『薬草』を たくさん用意しておかない おまえが、やっぱり悪いんだよ!
ビジョルド:回復アイテムは、ほんらい大事に 使うものだ。あとさき考えない キサマのほうが、悪い!
アダー:『薬草』をたくさん買っておく、 っていうのは、冒険の基本だろ。 やっぱりおまえが悪いよ!
ビジョルド:それをいうなら、回復アイテムの 残り数を確認してから使うのが、 基本中の基本だっ!!
アダー:な、なんだよ! まったく、ヘリクツばっかり、 こねやがってさ〜!!
ビジョルド:ヘリクツをこねているのは、 キサマのほうだろう!! いいかげん、悪かったと認めろ!
アダー:な、なんだとっ!!
ビジョルド:やるかっ!!
アダー:こ、この〜!!
ビジョルド:うぬう〜!!
チョコ:……あ、あの〜。
おとりこみ中、悪いけどさ。 ボクたちに気づいて ほしいんだけど……。
アダー:むむむむむ……!!
ビジョルド:ぬぬぬぬぬぬ……!!
チョコ:なんか、ダメみたいね……。 どうする、サララ?
>(`Д´#
アダー:あっ……。
ビジョルド:え、え〜と……。
>(>_<
チョコ:そうだね。 ボクもほっておいたほうが いいと思うよ。
いっぺんここから出て、 あのふたりのアタマが冷えたころ また出なおせばいいんじゃない?
ビジョルド:……『薬草』はなく、 残り体力は、あとわずか。 出口は、はるか遠くかなた……。
アダー:ああ〜。 オレたちの人生も、 これでオシマイかあ……。
チョコ:どうする、サララ?
>ここから出る
アダー:あ、ああっ! ま、まってください! おいていかないでくださいよ〜!
>冒険者たちに話しかける
アダー:ひ、ひょっとして……。
だんじょん商店会の人?
>(^^
アダー:や、やったあぁ〜〜!! た、た、助かったぞ〜〜〜!!
>(>_<
アダー:ほ、ほんとうかい? ……た、たすかった。
ビジョルド:ふん……。 まさか、本当に来てもらえるとは 思わなかったな。
アダー:な、なに言ってんだよ! おまえも、きどっていないで、 この人に、よくお礼をいえよ!
……それはそうと。
こんなカワいい女の子が きてくれるとは、 思わなかったなぁ。
まさに、地獄にまいおりた天使 って、感じじゃないか。 ……なあ?
ビジョルド:…………。
……それより、 はやく『薬草』を買おう。
アダー:お、おい……。
わ、わるいね。 こいつは、まえから こういうヤツで……。
え、え〜と。それはそうと 頼んでおいた『薬草』…… 売ってもらえないでしょうか?
>1つも売らない
アダー:えっ、えっ、ええ〜〜? や、『薬草』を……。 もってきてないんですかぁ〜?
そ、そんなぁ……。 イジワルしないで、 売ってくださいよぉ〜〜〜。
本当は、持っているんでしょ? ねえねえ?
ビジョルド:ふん……。 ないものは、しかたがない。
アダー。 キサマも あまりみっともない顔するな。
ビジョルド:おい、アンタ。 アンタを信用して、もう少し ここで我々は、がんばっている。
もう一度『薬草』を持って、 ここへ戻ってきてくれないか。 アンタだけが、頼みなんだ。
アダー:お、おねがいしますぅ〜。
アダー:あっ!! や、『薬草』……。 も、もってきてくれました? 『薬草』はっ!?
>(;;
アダー:……そ、そうですか。
ビジョルド:そんな、みっともない顔するな。
できるだけ早くしてくれよ。 アンタだけが頼りなのだからな。
>(^^
アダー:やっ、やったあぁ〜〜!! た、助かったぞ〜〜〜!!
ビジョルド:そんな、大声を出すな。 みっともない……。
それはそうと助かった。
>持ってる『薬草』1つ売る
アダー:え、ええっ。 ……こ、こ、これだけですか?
ビジョルド:……しかたがない。 ないよりはマシだ。 キサマもあまりうろたえるな。
それにうまく使えば、 これで出口へ戻るぐらいはもつ。
……ムダ使いするようなヤツが いなければな。
>持ってる『薬草』ぜんぶ売る
アダー:……いやあ、助かりましたよ〜! これだけ『薬草』があれば、
入り口に戻るには、じゅうぶん!
ビジョルド:……そうだな。 あとさき考えず、ムダ使いをする ようなヤツがいなければ、な。
アダー:なんだよお!! まったく、おまえは ひとこと多いんだから……。
……それはそうと『薬草』、 どうもありがとうございました。 おかげで、助かりましたよぉ!
チョコ:やれやれ……。 これで、仕事は終わりだね、 サララ。
このふたり……。 ちゃんと地上まで戻れるかな?
チョコ:おや? このヒトたち、まだいるよ。 どうする、サララ?
>太ったほうに話しかける
アダー:おかげさまで、 地上に戻れそうですよ。
……いやあ、アナタのような、 カワいい女の子がきてくれて、 本当に助かりましたよ〜。
>やせたほうに話しかける
ビジョルド:なんにせよ、 これで生きて帰れそうだ。 アンタにも、礼をいうよ。
チョコ:あ、また手紙が来てる。 どれどれ……
『例の仕事の進展やいかに。
商店会本部まで 報告に来られたし。
−−だんじょん商店会』
……だってさ。
そういえば、仕事が終わったら、 報告に来いって言ってたよね。
はやく行ったほうが、 いいんじゃないの?
ガメッツ:どうだね? 頼んだ仕事のほうのぐあいは?
おお。 無事に終わったのか。 いやいや。 ごくろうさん。
こういう、人助けになる仕事 というのは、お互い気持ちのよい ものじゃないかね?
チョコ:あれれ? ま〜た手紙が来てる。 よいしょっと……
『新たな仕事あり。
商店会本部まで来られたし。
−−だんじょん商店会』
『追伸
新たな仕事の依頼主は、貴殿を
ご指名。必ず来られるように』
……へえ。 サララを ご指名だってさ。
有名になったものだねえ。
>(>_<
チョコ:このあいだの冒険者も 「可愛いコ」とか言ってたしさ。
もしかしたら、美少女の届け屋さんとかいって、 ゆうめいになっちゃってたりして。
……ひょっとして、 照れてる、サララ?
>(^^
チョコ:……なにを、ニヤけてるんだか。
サララ、あんまり、うちょうてんに ならないほうがいいよ。
ボク、なんだか あやしいような気がするな。
ガメッツ:やあ、サララ。 ご指名の仕事とは大したもんだ。 いやいや。すっかり人気者だな。
このあいだ助けた冒険者から、 ウワサが伝わったのかな?
ま。ワシがつねづね言っておる ように、宣伝活動というやつが、 大切だというワケだな。
……さて、仕事の話だが。
今度の仕事はちょっと複雑だ。
まず、ある場所に行って ある品物を受け取り……
それを、さらに別の場所に届ける ……という仕事だ。
まあ、言ってみれば「お届け屋」 の仕事というわけだな。
まず、「伯爵の館」近くの 「黒い屋根の空き家」で 待っているから来てほしい…… とのことだ。
依頼人はそこにいて、 品物を渡してくれるらしい。
届ける場所も そこで教えてくれるそうだ。
ずいぶんと 持ってまわったやり方だが、
つまり、 あまり他人に知られたくない というわけだろうな。
逆にいえば、お前さんがそれだけ 信頼されて仕事を頼まれたという ことだ。
今回はお前さんに来た仕事だから ワシも依頼人の秘密など、 立ち入ったことは聞かん。
どうだい? この仕事をやる気はあるかね?
>×
ガメッツ:そうか……。 う〜ん。面白い仕事だと 思ったんだがなあ。
では、先方に サララは 都合が悪いと伝えておこう。
ただ、せっかくの指名だし、 ワシはチャンスだと思うぞ。 気が変わったら、またきてくれ。
ガメッツ:例の仕事だがな……。 依頼人のほうが、どうしても お前さんに、と言うんだ。
どうだね、サララ。 そこまで言われてるんだ。 やってはみないかね?
>×
ガメッツ:そうか……。 う〜ん。
せっかく宣伝のチャンスだし、 若いうちはいろいろやるのが いいとワシは思うんだがなあ。
まあ。 やる気がないなら しかたあるまい……。
ただし、相手にもすぐには 断りをいれないことに しておくよ。
気が変わったら、また来てくれ。
>○
ガメッツ:そうか、やる気になったか。
場所は、「伯爵の館」近くの 「黒い屋根の空き家」だ。 なに、行けばすぐわかるはずだ。
前にも言ったように、くわしい話は、そこに行けば 聞けることになっている。
それでは、がんばれよ。 無事に仕事が終わったら、 また、ここに報告にきてくれ。
チョコ:「黒い屋根の空き家」、 この辺のはずだけど……
あ、あそこかな?
フゥル:やっほー。
>(^^
フゥル:なにをヘラヘラしてるだわさ。
今日は、遊びにきたんじゃないんだわさ。 仕事で来たんだわさ。
>(@_@;
フゥル:アタシが怖いんだわさ? ……がーん。ショックだわさ。
まあ、いいだわさ。 どうせ今日は 仕事で来てるんだわさ。
そうなんだわさ。 依頼人は、アタシなんだわさ。
ヘーキ、ヘーキ。 カンタンな仕事だわさ。
ある荷物を持って、ダンジョンの 「熱風の間」まで、 行くっていうだけなんだわさ。
届け屋をやって欲しいだわさ。
>×
フゥル:え? まさか、アタシの頼みを 聞けないっていうんだわさ?
>○
フゥル:よしよし、イイ子だわさ。 それじゃ、よろしく頼むだわさ。 ……え? 荷物?
そうそう。 忘れていただわさ。
じゃん!!
ここに3つの宝箱があるだわさ。
このうちふたつには、 なにやら呪いが かかってるらしいだわさ。
そして、残りのひとつには、 今回届ける 荷物が入っているだわさ!!
確率は3分の1。 運がよけりゃ、無傷で荷物が 手に入るんだわさ。
さあ、選ぶだわさ★
>左のあやしげな箱を選ぶ
フゥル:なんだ。 もう当てちゃっただわさ? つまんないんだわさ。
ま。いいだわさ。
それが、今回届ける荷物だわさ。
それを、ダンジョンの 「熱風の間」に 持っていくんだわさ。
せいぜい、落としたりなくしたり しないようにするんだわさ。
『黒い箱』を 預かった。
フゥル:クモの巣、クモの巣、 キレイなクモの巣。 ひっかかるのは、マヌケな虫。
……だわさ★
>真ん中の愛らしい箱を選ぶ
フゥル:お★ 生まれて一度も 物を買ってもらえなかった商人が
大事にしてたっていう 宝箱の呪いのウワサは、 本当だったわさ。
アンタの 商売人レベルが下がっちまった、 かもしれないだわさ。
商売人レベルが、48になった。(マイナス1?)
フゥル:でも、よろこぶだわさ。 アンタは、 もう一度挑戦できるんだわさ。
今度は、正しいのを選ぶだわさ★
>右の無骨な箱を選ぶ
フゥル:お★ 生まれて一度も 物を買ってもらえなかった商人が
大事にしてたっていう 宝箱の呪いのウワサは、 本当だったわさ。
アンタの 商売人レベルが下がっちまった、 かもしれないだわさ。
商売人レベルが、48になった。(マイナス1?)
フゥル:でも、よろこぶだわさ。 アンタは、 もう一度挑戦できるんだわさ。
今度は、正しいのを選ぶだわさ★
>×
フゥル:……なんだ、 つまんないだわさ。
シッシッ! おくびょうモノは、 とっとと帰るのだわさ。
ガメッツ:どうだね? 例の仕事のほうは?
いったい依頼人は、 どんなヤツだったかね?
品物というのは何だったかね? ひょっとしたら、 すごいアイテムだとか……。
……おっとっと。 そりゃ秘密だったかな。
ん? まさか、場所を忘れたとか 言わないだろうな。
「伯爵の館」近くの 「黒い屋根の空き家」だぞ。
フゥル:よく来ただわさ。 もう一度挑戦するだわさ?
>×
フゥル:……なんだ、 つまんないだわさ。
シッシッ! おくびょうモノは、 とっとと帰るのだわさ。
チョコ:……たいへんな目にあったねえ。 サララ。
フゥル:どうしただわさ? 行き先を忘れただわさ?
じゃん!!
ここに3つの宝箱があるだわさ。
ひとつには、爆弾!
ひとつには、モンスター!
そして、ひとつには、行き先の 書いた紙が入っているんだわさ。
確率は3分の1。 運がよけりゃ、無傷で行き先が わかるだわさ。
さあ、選ぶだわさ★
>○
>×
フゥル:冗談だわさ★
行き先は、ダンジョンの 「熱風の間」、 だわさ。
グズグズしてないで とっとと行くんだわさ!
ガメッツ:どうだね? 例の仕事のほうのぐあいは?
……なになに?
ほほう。 それは災難だったな。
……まあ、そう気を悪くするな。 実力を「試される」というのは、 この世界ではよくあることさ。
そのへんも含めて「仕事」という わけだ。
まあ、お前さんが引き受けた仕事 なんだから、気を落とさずに、 最後までがんばってみるんだな。
グスタフ:勇者グループかい? 残念だったな。今さっき、 ダンジョンに行っちまったぜ!
グスタフ:魔王グループ? そんなグループいるのか? まあ、今はそんな奴らいねえよ。
>熱風の間
チョコ:あれ? なんか大きな岩があるよ。
どうする、サララ?
>大きな岩を調べる
チョコ:ずいぶんと大きな岩だなあ。 ひょっとしたら、この下になにか あるのかもしれないけど……。
こんなに大きいと、 動かすこともできないから わかんないね。
……おや?
>ここから出る
チョコ:そうだね。 部屋をまちがえたみたいね。 出なおそうよ。
……あれ?
ちょっと待って、 サララ! 誰かいるみたいだよ!
ディス:…………。
>(^^
ディス:…………。
チョコ:……あいそ笑いしても、
通用しないみたいよ。
>(>_<
ディス:…………。
チョコ:……あ、あんまりロコツに、
怖がらないほうがいいよ。
>(^^
ディス:…………。
チョコ:……やっぱり、ダメみたいよ。
>(>_<
ディス:…………。
チョコ:ま、まずいよ。 怒っているんじゃないかな。 このヒト?
ディス:…………。
チョコ:あっ!
ディス:……………………。
ディス:……………………。
チョコ:ヒュ〜〜〜〜〜〜!
ボク、からだじゅうが、 ビリビリきたよ!!
あの大きな岩が、 こんなになっちゃったよ……。
どうする、サララ?
>ここから出る
チョコ:そ、そうだね。 さっさと退散したほうが、 いいかもね……。
……あれ?
ちょっと待って、サララ!
割れた岩のなかに、 なにかあるみたいだよ!
>割れた岩を調べる
チョコ:……なんか、おかげさまで、 こまかくなって、 調べやすくなっているし……。
どう? サララ。 なんか、見つかった?
カギだ。 「かげろうの間」 って書いてあるけど。
「かげろうの間」? ……このカギを使う部屋へいけ、 ってことなんじゃないかな?
『ドクロのカギ』を 手に入れた。
チョコ:さてと、サララ。
僕らも、ここから出ようか。
>○
>かげろうの間
チョコ:あれっ、誰もいないや……。
ヘンだな。
???:ウフフフフフ……
ラヴァ:みごとなまでに、 ワナにかかったものよ。 おろかな魔女め!
チョコ:「おろかな魔女」だってさ。
なんだか、 とってもマズいことに なっちゃったみたい……。
ね、ねえ。どうする? サララ。
>黒い魔剣士に話しかける
ディス:…………。
ラヴァ:おい。ディス。 手を出すんじゃないぞ。その魔女 は、私のエモノなのだからな!
ディス:…………。
>浮いてるのに話しかける
フゥル:ありゃ〜。 なんで、 ここまで来ちゃっただわさ?
おかげで、アタシは 賭けに負けちゃっただわさ!
せっかく、アンタが、 ここにくるまでにやられちゃう ほうに賭けていたのに……。
>中央の女性に話しかける
ラヴァ:さて……。 では運んできたものを、 渡してもらおうかな。フフフ……
『黒い箱』を 取られた。
ラヴァ:たしかに。 ごくろうだったな。
ウフフフ……
>(^^
ラヴァ:フフフフフ……。 そうやって笑っていられるのも、 いまのうちだけだ……。
>(>_<
ラヴァ:なにを、おびえているのだ? 怖がることなどないぞ……。 ウフフフ……。
ところで……。
おい、魔女よ。 お前が運んできた、この箱。
中身がなんだか知りたくないか?
>○
ラヴァ:フフフ。知りたいか。 それでは教えてやろう。
>×
ラヴァ:まあ、そう言うな。 私が教えてやろうというのだぞ? フフフ……。
それっ!
『ヒキガエルの薬』を 手に入れた。
ラヴァ:それは『ヒキガエルの薬』と いってな。
お前などにはもったいない、 とても珍しいアイテムだ。
それを飲むと、 美しいヒキガエルになることが できるのだ。素晴らしいだろう。
ウフフフフ。
それをお前に飲ませてあげよう。
>(`Д´#
ラヴァ:怒ってもムダさ。 怒るならば、自分で自分の おろかさに腹を立てるがいい。
>(@_@;
ラヴァ:おどろいたかい? フフフフフ……。
その薬は、お前に飲ませるために ここまで運んでこさせたのだよ。
そんなことも知らずに、 わざわざ持ってくるなんて、 おまえも、とんだ マヌケだね!
>(`Д´#
ラヴァ:アッハッハッ。 怒ったさまがカエルそっくりだ。 いいカエルになれそうだね!
>(;;
ラヴァ:フン……。 泣き落としをしようったって ダメだね。このカマトトが!!
なんで、 こんなことをするんだって?
ハッ!!
アイオンさまのまわりで ウロチョロとしやがって、 お前は、目ざわりなんだよ!!
私たちが、お前を味方と 考えているとでも思っていたか?
お前たち魔女は、しょせん人間の味方だ。信用できるものか。
どうせ、アイオンさまを だまして裏切るつもりだったの だろうが!!
それとも、取りいって利用する つもりでいたか? ハハッ!!
いいか?
アイオンさまは、キサマの ことなどゴミとも思っておらぬ。
だから気にもとめていない。
しかし、我らは違う。
アイオンさまに、わずかでもジャマになるような 存在は、私の手で排除する!!
アハハハハハハ!! さあ。 その薬を飲め!!
おとなしくヒキガエルに なるならば、命ばかりは 助けてやろうじゃないか?
ダンジョンのなかは カエルにとって暮らしやすいぞ。 ウフフフフ……。
どうしても飲まないという のなら、それもいい。
しかし、魔将クラスの者を 3名も相手にして勝てる つもりじゃあないだろうねえ?
フフフ…… ウフフフフ……
アハハハハハハ!! アーッハッハッハッハッ!!
ディス:…………。
ラヴァ:ま、まて!! ディス。 なにを勝手に帰っているのだ!
フゥル:勝手もなにも、アイオン にナイショで勝手なことをしてる のは、アンタのほうだわさ。
ラヴァ:な、なんだと……。
フゥル:ディスっちは、 こういうのはキライなんだわさ。
アンタとの約束は、この魔女を おびきだす手伝いだけだったから もう帰ったんだわさ。
ラヴァ:だ、だまれ……。
フゥル:ついでに、アタシも もう降りさせてもらうだわさ。
だいたい、こういう「遊び」は、 相手をうまくダマして、 飲ませるのが、面白いんだわさ。
アンタは、ただ強引に飲ませよう としてるだけで、芸もなにもない だわさ。ガッカリだわさ。
それじゃ。 サヨナラだわさ★
ラヴァ:ま、まて……。 なにを勝手なことを……。
フゥルの声:クモの巣、クモの巣、 キレイなクモの巣。 ひっかかるのは、マヌケな虫。
けれども、クモは気づかない。 巣を張っているかぎり、 自分もそこから動けない。
……さてさて、 マヌケなのは、どっちだわさ?
ラヴァ:まて〜! 戻ってこいっ、キサマァ!!
おのれ……。 どいつもこいつも 勝手なことを……。
…………。
…………。
まあ、いい。
こうなったら、私だけでも、 やり通してやる。 アイオンさまのために……
おい、魔女!! お前、これで助かったなどと 思っているのではあるまいね?
お前を殺すなど、 私ひとりでも十分なのだぞ?
さあ。選べ。 ヒキガエルになって生きるか。 私に殺されるかを!!
薬を飲むか?
>○
ラヴァ:フン……
私は正しいことをしたのだ…… アイオンさまのために……
だんじて まちがってなどいない……
チョコ:サララ…… カエルになっちゃった……
ねえ……。 これから、どうするの?
>チョコと話す
チョコ:サララが、 そんな姿になっちゃっても、
ボクは、ずっとめんどうみるよ。
食べたり、オモチャにしたり なんかしないよ。
>帰る
チョコ:そんな姿じゃ、 帰れないよ。
ひょっとして、シャレのつもり?
つまんないよ。
>カエルとして生きてゆく
チョコ:そう……。 がんばってね。
ときどき会いにくるよ。
サララのことは ボク、ずっと忘れないよ。
あれっ? まって、サララ。
また、誰かきたみたいだよ!
アイオン:なんだ。サララか。
カエルの姿などになって
楽しいのか?
>○
アイオン:そうか。 楽しいか……。
しかし、なんだか オレがバカにされているような 気がしてならないな。
気にくわん。 いつもの姿に戻れ。
>×
アイオン:楽しくもないのに、なんで、 そんな姿になっているのだ?
わけがわからんな……。
まあ、いい。 困っているなら、 オレが元に戻してやろう。
そうだ……。 その姿のほうが、いいぞ。
それにしても、なんで、 カエルなどになっていたのだ?
理由を聞かせてくれ。
>○
アイオン:ふむふむ……。
なるほど……。
ラヴァのヤツめ。 いったい、なにを勝手なことを やっているのだ?
まあ、いい。サララは 災難だったな。
あいつも悪気はないのだ。 まあ許してやってくれ。
それはそうと、 また、 いいアイテムでも 入ったら教えてくれ。
また、そのうち、 サララの店に 寄らせてもらうからな。
>×
アイオン:言いたくないのか?
フン……。 まあ、いいだろう……。
それはそうと、 また、 いいアイテムでも 入ったら教えてくれ。
また、そのうち、 サララの店に 寄らせてもらうからな。
チョコ:ああ。元に戻れてよかったね。 サララ。
それにしても、 今回は、なんだかいろいろ タイヘンだったねえ。
こうしてサララは、 カエルとして一生を 終えることだけは、
なんとかまぬがれることができたのでした……
その後サララは、 いつものように町に戻り……
チョコ:本当によかったねえ、 サララ。
温かいベッドでねむるような 生活にもどってくれて……。
だいじょうぶ? ハエが食べたくなったり、 とびはねたくなったりしてない?
あ〜あ、 ボク疲れちゃったよ。 もう寝よう、サララ。
>×
ラヴァ:どうしても、 刃向かうというのか……。
ならば、死ね!! ゆけ、メドゥーサよ!!
ラヴァ:く、くそう……。
まだまだ、 私は負けてなど、いないぞ……
さあ、かかってこい……
ラヴァ:あ……。
アイオンさま……
アイオン:サララ? それに……ラヴァか。
どうした?
いったい、 こんなところで、 何をしているのだ?
話してくれないか?
>○
アイオン:ふむふむ……。
なるほど……。
おい、ラヴァ。 私にだまって、なにを 勝手なことをやっているのだ?
ラヴァ:お、お許しください、 アイオンさま!!
しかし、私は……
アイオン:言いわけは、あとで聞こう。 先に戻っていろ。
ラヴァ:く……。 ……わかりました。
ラヴァの声:く……。 魔女め、覚えていろよ……。
>×
アイオン:言いたくないのか?
フム……。
おい、ラヴァ。 お前も言いたくないのか?
ラヴァ:…………。
アイオン:フン……。 まあ、いいだろう……。
おい、ラヴァ。 お前に命令があって、 探していたのだ。帰るぞ。
ラヴァ:は…… ハハッ、わかりました!
ラヴァの声:フン……。 魔女め、これで私に恩を売った などと思うなよ……。
アイオン:フン……。 あいつにも困ったものだ。
サララこそ 災難だったな。
あいつも悪気はないのだ。 まあ許してやってくれ。
それはそうと、 また、 いいアイテムでも 入ったら教えてくれ。
また、そのうち、 サララの店に 寄らせてもらうからな。
チョコ:フー。 なんとか助かったみたいだね、 サララ。
それにしても、今回はタイヘンだったねえ。
あの女のヒト……。 なんか、いろいろ言ってたねえ。
人間や魔族って なんかめんどうくさいね。 ボク、猫でよかったよ。
こうしてサララは、 魔将ラヴァのワナをはねのけ、 地上へと戻ったのでした……
チョコ:今回は大変だったねえ。 ボクもワナじゃないかと 思ってたんだよ。
でも、逆に返り討ちに できちゃったし……。
まあ魔族なんか、 ボクたちの敵じゃないけどさ。
あ〜あ、 活躍したせいか疲れちゃったよ。 もう寝よう、サララ。