[記号]
【】=エリア、施設
>=場所、または行動
()=PL操作によらない自動的に進行する状況の説明、またはその他の説明
無印=地の文(下/ウィンドウ内)
#=地の文(上/ウィンドウ外)
””=手紙など””でくくられている文(上/ウィンドウ外)
*(下のセリフを話す)キャラクター
「」=キャラクターのセリフ
先頭キャラ=その時先頭にしているキャラ
主人公=物語を始めた時に選んだキャラ
※=PLによる攻略・進行上の説明



エドとカロン


【ロサソル魔法組合】
*ゾー・コフ
「そうだ!実はいーい話が
 それはっスね・・
 ここにない魔石のひとつが 見つかったって話なんス!
 なんでも・・海辺の家の デイビスって人が
 持っているって事なんで
 どうスっか?ここはひとつ おたがいの探求のためにも
 デイビスさんの所まで・・ 取りに行くってぇのは?
>話にのりますか?
>いいえ
*ゾー・コフ
「嫌って言われてもなぁ
 じゃあ・・・
 気が向いたらでいいから たのむッスよ・・・」

*ゾー・コフ
「どうです?
 デイビスさんの所へ・・
 行く気になったっスか?」

>はい
*ゾー・コフ
「そう!そいつはよかった!
 場所は海岸にそって行けば 見える家がデイビスの家!
 たしか・・小さな子供が
 そう・・! エドワードって男の子が いるはずっスよ・・うん
 まぁ行けばわかるって!
 それと・・・
 後で魔石のくわしい事が 解りしだい手紙を送るっス
 たのむっスよっ!」

>情報を聞く
*ゾー・コフ
「さっさと行ってくるっスよ
 潮がみちるとあの家には 行けなくなるっスからね!」


【マサキ・ヘッドの海辺】(BGM:潮風)

*状況
まずはデイビスという人に
 会わなければ・・・この辺りに 住んでいるはずなのですが・・


この道は潮がみちたら 通れなくなりそうです

潮風が心地よく ふいてきます


【デイビスの家】(BGM/マサキ・ヘッド)
扉にはしっかりと 鍵がかかっています
 どうやら留守の様です


【小屋】
(小屋の前に子供と寝そべる犬がいる)
*???
「なんだよ?
 父ちゃんなら街へ行ったよ
 おいらの石を持って 行っちゃったんだ
 ちぇっ!」

*状況
どうやらデイビスさんは街へ
 魔石を持って行ったらしい・・ 行き違いになったのでしょうか


*???
「あの石はおいらとカロン で見つけたってのにさ
 あの石のおかげでカロン だって元気になったんだ
 それなのに・・・
 父ちゃんなんて帰って こなけりゃいいんだ!」

*???
「父ちゃんなんか・・・」

深い森が奥まで 続いています
 細いけもの道の様な 跡だけが残っています
ここから森の中へは 進めそうにはありません
時どき森の奥で何か 光っている様です


【マサキ・ヘッドの海辺】(BGM:潮風)

道はすっかり海の中へ 消えてしまっています
 およいで渡るには潮の 流れがはやすぎます


【デイビスの家】(BGM/マサキ・ヘッド)
*???
「おや? あなたは・・・?
 あぁ魔法組合の方ですか?
 どうやら私と行きちがいに なってしまったようですね
 あの魔石は組合の方に 渡しておきましたので
 あ・もうし後れました
 私はこの家の主の デイビス・クレイです
 今日はもう潮がみちて 街には戻れないでしょう
 どうぞ家でゆっくり していってください
 さあどうぞ」
(デイビスが扉を開けると、エドとカロンが家の前に歩いてくる)
*カロン
「グルルル・・・」
・・・・
*デイビス
「ん?!
 こらっ!エド!!
 お客様にごあいさつ をしなさい!!」
(エドとカロンは黙って小屋へ駆けていく)
*デイビス
「まったく・・・ おはずかしい・・・
 エドワードのやつめ!
 男手で育てたせいか 言う事を聞かなくて
 困ったものです・・・
 あぁすみません・・・
 さあ どうぞお入り下さい」


【デイビスの家の中:食卓】
*デイビス
「あの魔石はエドが拾って きた物だったのですが
 どうも何か呪いのような ものがかかっているようで
 それで魔法組合へ 持って行ったのです
 エドはあの石をけっこう 気に入っていたのですが
 もしもの事があってはと 石を取り上げたのです
 それであの様子でして・・」
*デイビス
「それにしても・・・
 いったいあの石をどこから 持ってきたのやら・・・
 聞いたところで 教えてはくれません
 ・・・・」
*デイビス
「実はあの石が 見つかって以来・・・
 気味の悪い事が多いのです
 たとえば・・・
 森の向こうで何か 突然と光りだしたり
 テーブルの上の食事の 魚がなぜか動いたり
 焼けている魚がですよ!
 それにカロンまで・・・」
*デイビス
「いえ あの犬の事ですが
 あの犬はエドが生まれた 時からずっといっしょで
 母親を亡くしてからは 私より良い話相手でして
 しかし・・・さすがに もう老いてしまって
 元気もなく歩くのも やっとだったのですが
 なぜかこのところ 様子がおかしいのです
 それに・・・
 以前は決して私に対して ほえたりはしなかったのに
 エドをかばっての事かも しれませんけどね・・・
 おや!?
 エドのやつ・・・
 また裏の小屋で犬と 寝るつもりだな・・・
 しょうがないやつだなぁ」
(バタンと扉が開いてエドが走ってくる)
*エド
「父ちゃん!!
 カロンがっ!
 早くっ!
 早く来てよっ!!」
(デイビスとカロンが家の外へ走る)

*状況
潮がみちていて今は街には 戻ることができないようです
 しばらく様子をみましょう・・


辺りはすっかり静まり 波の音だけが聞こえます
暗い海に月だけが あおく光っている

本だなにはここの主人の 仕事の本がつまっている
なにやらむつかしそうな 内容の本ばかりのようです
下の段には何本かの スクロールがあります
 スクロールにはこの家の 間取りが画かれています


【裏の小屋】
*エド
「カロン・・・」

*デイビス
「うーん・・・
 さすがに老いには 勝てないな・・・
 もしかしたら今夜が ヤマかもしれないな
 ・・・・」
*エド
「ちがうよっ!
 父ちゃんが・・・
 父ちゃんがカロンから あの石を取ったから!
 父ちゃんのせいだっ!
 カロン! カロンしっかりしてっ!」

カロンは息絶え絶えに よこたわっています・・・

*デイビス
「すみません・・・
 こんなドタバタにまで つき合わせてしまって
 私はしばらくエドを 見ていてやりますので
 どうぞ先にお休み下さい
 奥の部屋にベッドを 用意してありますので」

*デイビス
「ご心配なさらずに どうぞお休み下さい」

*状況
今日はもうやる事がありません
 明日までぐっすり眠りましょう


古いバケツや使わない 物がつまれています


【デイビスの家:寝室】
このベッドはクレイ親子が 使っているようです・・・

ベッドで休みますか?
>はい

もう朝のようです・・・
・・・?
となりの部屋から エドの声が聞こえます

潮風が心地よく ふいてきます
外には青い海が 広がっています

来客用に作られた ベッドのようです


【デイビスの家:居間】
*デイビス
「いいか・・エド
 命あるものはね
 いつか必ず別れる日が やってくるんだよ・・・
 ・・・・」
*エド
「いやだっ!
 カロンは死なないよっ!
 今は眠ってるだけだい!
 父ちゃんなんか! だいっ嫌いだっ!」
(エドが外に走り出ていく)
*デイビス
「エドっ!!
 ・・・・」
(デイビスは立ち上がると本棚からスクロールを取り、
 机に広げて読み始める)

*状況
まだ潮はひかないようです・・
 辺りを調べながらしばらく ここで様子をみましょう・・・


*デイビス
「おや?
 お目覚めになりましたか
 ・・・・
 残念ながらやはり カロンはだめでした
 今朝ほど小屋で息を ひきとりました・・
 エドはまだカロンの死を みとめたくはないのです
 もう少し時間が 必要でしょうね」

*デイビス
「そう言えばまだ潮は ひかないようですね
 こんな事もめずらしい・・
 まぁ・たいくつな所ですが
 ゆっくり・・・ していってください
 私は仕事が少し ありますが・・
 何か御用がありましたら おたずね下さい・・・」


【裏の小屋】
カロンの体はすでに 冷たくなっています
*エド
「なんだよ・・・?
 カロンは眠ってる だけだいっ!!」
*エド
「ほっといてくれよっ!」


【デイビスの家:居間】
(デイビスに話しかけようとすると・・・)(BGM/無音)
*???
「ワンッ!」
*デイビス
「えっ!?」
*エド
「こらっカロン待てってば」
(エドとカロンが家の中へ走ってくる)
*エド
「ほらっ父ちゃん
 やっぱりカロンは 眠ってただけだよ
 さぁっ行こうっ!」
(エドとカロンが外へ走り去っていく)
*デイビス
「・・・・
 そ・・んな・・・
 確かにあの犬は 死んでいた・・・
 そんなばかな・・・」
(BGM/封印の洞窟)

*状況
奇妙な話になってきました・・
 とりあえず復活したカロンを 調べてみましょう・・・


*デイビス
「あの魔石のせいなのか・・
 魔法組合では何か 解ったのだろうか?
 ああ・・
 いったい・・・これは どうなっているのだ!」

*デイビス
「・・・・」
かなりショックを うけている様子です


【裏の小屋】
(エドとカロンがいる:カロンの目が光っている)
*カロン
「グルルル・・・」
カロンの目が闇の中で 不気味に光っています
 今は近づかない方が よいでしょう・・・

*状況
そろそろ魔法組合から手紙が 伝書バトでとどくはずです・・
 海辺の方を見てみましょう・・



【マサキ・ヘッドの海辺】(BGM:潮風)
潮風が心地よく ふいてきます
 空にはタカ?が とんでいます
(タカ?が旋回する)
おや?
 タカが海辺に何かを 落して行きました

*状況
今のところは特に状況に 変化がみられません・・・
 流れにまかせましょう


小さなビンが 落ちています
ビンの中には手紙が 入っていました・・
 どうやら魔法組合からの 手紙のようです・・・
”先頭キャラ殿”
”デイビス殿の 持ってきた”
”魔石を調べた結果・・”
”大変な事が解った”
”この魔石は邪悪な 古代神による・・”
”死者の門(ゲート)と 呼ばれる物の一部で”
”死者を意のままに あやつるという物だ”
”この魔石のエネルギーの 残留状態を考えると”
”現在でも発動の可能性が あると思われる・・・”
”よって・・・”
”もしこれを発見せし 場合においては”
”直ちに封印を行う事”
”封印はその元となる 魔石を砕くことで”
”死者の門は閉じる”
”ただし・・・”
”死者の門がすでに発動 している場合は・・”
”魔石の破壊は不可能”
”現在解明中につき その場で対応せよ”
”魔法組合ゾー・コフ”
(シナリオアイテム:魔法組合の手紙
 ”魔石は死者の門の一部である 発見しだいに封印をせよ!”

*状況
あのカロンがすでにモンスター
 であれば!エドが危険です!!



【裏の小屋】(BGM/封印の洞窟)
おや?
 エドとカロンはいったい どこへ行ったのだろう?


【デイビスの家:居間】
スクロールにはこの家の 間取りが画かれています
 おや?
 ここには裏の小屋が 画かれてはいません?
 小屋のある場所には 井戸があった様です

*状況
井戸はどうしたのだろう?
 デイビスさんは知っている はずですが・・・


*デイビス
「あ・・はい・・?
 え?この家の間取り のことですか?
 もともとここはある魔道師 が住んでいたそうですよ
 ところがいつからか誰も 住まなくなってしまって
 この土地の持ち主から ゆずってもらったのです
 確か井戸はあった ような気がします
 もっとも
 海水しか出なかったような 井戸だったと思いますが?
 その井戸がなにか?
 ・・・?」

*状況
小屋のどこかに井戸へ抜ける
 場所があるはずです・・床や 壁で何か怪しいところが・・



【裏の小屋】
おや?
 この壁板だけなぜか 外れそうです・・・
壁板を外しました

*状況
今のところは特に状況に 変化がみられません・・・
 流れにまかせましょう


壁板を外したためか 床板が外れそうです
床板を外しました

床板の下はただの カビくさい土です

この床板も左に動かす 事ができそうです
床板を左に動かしました
 !?
 床下から古い井戸が 現れました!
 井戸にはなわばしごが かけられています・・・
 下へ降りますか?
 >はい


【井戸の中】
この洞窟は自然にできた 物ではないようです
 足下がわずかに水で ぬれています・・・
 潮がひかないのはこの洞窟 とつながりがあるのでは?

*状況
洞窟のどこかに魔法組合の 言っていた”死者の門”が
 あるのではないでしょうか


(ランダムエンカウント
 Lv3 オークジェリー 毒)


細かい細工の入った 扉があります・・・
 鍵がかかっては いないようです

白骨化した死体が よこたわっています
 この様相からすると 古い魔道士の様です
いったいここで何が 起こったのか・・・
 死体は語りません・・・


奇妙な文字や細工を ほどこした扉です
 ?
 最近開いたような跡が 床の上に残っています
扉はとても重い・・・
 押してもビクともしません
 何かしかけが あるようです

*状況
閉ざされた扉を開くスイッチが どこかにあるはずです・・・
 壁のくぼみや穴などに・・・


小さな丸い穴が 壁に開いています
 穴の奥にハンドルの様な ものがあるようです?
穴が小さいので手が 中に入りません・・・
 小さな子供か・・・ 細いミイラの様な 手でなければ・・・

*状況
壁の穴にスイッチがあるが・・
 小さな穴には子供かミイラの手 でもなければ入らないようです



この死体の手を使えば あの穴に入るのでは?
死体から手を外すと・・・
 ボロボロと崩れて しまいました・・・
おや!?
 もう一方の手に何かを 持っている様です?
・・・・
 どうやらこの魔道師の 手記のようです・・・
”L977年10月5日”
”マサキ・イートゥ 記”
”あの死者の門は魂を復活 させるのではなかった”
”術を行う者の感情や 思念を増大させ・・”
”そのエネルギーによって 肉体を動かすらしい”
”だが・・・”
”そのエネルギーがある レベルに達した時・・”
”その肉体は魔によって とらわれてしまうのだ”
”気がつくのが遅かった”
”私は間もなく”
”愛する者の手によって”
”死をむかえる ことになる”
”復活したエリーナは 私を求め探し続ける”
”私の命を・・・”
”彼女の足音が近づいてくる”
”もう終わりだ”
”神の法にさからった ための報いか・・・
”エリーナに生き返って 欲しいという願いが”
”私のエゴだった”
”エリーナの魂は 永遠にあの門に”
”とらわれたままに なってしまうのか”
”エリーナ・・・”
”ゆるしてくれ・・・”
・・・・
ここからの文字はもう 読むことができません
(扉の方から、女性が髪とドレスをはためかせながら近づいてくる)

エリーナゾンビ HP80程度 ウルフストーム、アースヒール、素早さ9以上/経験値60

エリーナの死体が 消えてしまった!?
 とらわれた魂を開放 しない限りは・・・
 エリーナはマサキを求め さまようのでしょうか・・

マサキの死体は 何も語らない・・・

*状況
洞窟にエドはいない様子です
 ならば一度家へもどってみたら 良いのではないでしょうか?



(縄梯子を登ろうとする)
*エド
「カロン!やめろっ!
 どうしたんだよっ!」
上からエドの声が 聞こえてきます?

*状況
やはり・・カロンは魂のない 魔物と化していたようです
 早くエドの後を追いましょう



【デイビスの家】(BGM/無音)
(辺り一面まぶしい光に包まれている)
(デイビスがエドをかばうように立ち、カロンと向かい合っている)
・・・?
 奇妙な光が辺りを つつんでいます?
*エド
「カロンっ!父ちゃんの事が 解んなくなっちゃったのか
 え? カロン!?」
(突然カロンが全身の毛を逆立てて後ろ足だけで立ち上がり、
 デイビスに襲いかかるとそのままどこかへ飛び去る)
*エド?
「うわぁぁっ!」
*デイビス
「うっ!・・・」
*エド
「父ちゃんっ!
 父ちゃんしっかりして!」
(奇妙な光が収まる:エドと倒れたデイビスがいる)


【デイビスの家:寝室】(BGM/封印の洞窟)
(ベッドで横になっているデイビス)
*デイビス
「そ・そんなものが・・ この家の・・下に?
 だとすると・・あの カロンは・・いったい?
 カロンは・・なぜ・・
 そんな・・場所に・・
 うっ・・・!」
(エドが走り去る)
*デイビス
「エドっ!!
 あいつ・・どこへ?
 ま・まさか・・! その場所へ!?
 うっ!・・すみません・・
 エ・エドをっ!
 た・のみ・・ま・すっ!」

傷の痛みで気を 失ったようです
今は安静にしておいた 方がよいでしょう・・・


【井戸の中】
(開けられなかった扉の前)
*エド
「おいら・・おいらの せいで父ちゃんが・・・
 カロンをここにつれて 来たら元気になって・・
 でも・・でもあのカロンは ニセモノだったんだ!
 本当のカロンはきっと ここのどこかにいるんだ
 おいらのせいで・・・」
(エドはスイッチを動かすと扉の先へ走っていく)


【死者の門】
これは・・!?
 すでに死者の門が 発動しています!
この場に異様なエネルギーが 流れ込んでいる様です・・

*状況
発動した”死者の門”は破壊が
 不可能です・・・何とか止める 方法を探し出さないと・・・


奇妙なレリーフの中に 魔石が埋っています
 魔石は一部分が かけています?
 エドが持っていた物は このかけらだったのでは?

*エド
「最初にここに来た時に カロンは・・この場所で
 急に動けなく・・ なっちゃったんだ
 その時に・・あの壁が 光り始めて・・・
 そしたらさ・・カロンが 元気になったんだ・・
 きっとあの時ニセモノと 入れかわっちゃったんだ!
 だから・・・これ 止めなきゃ!」

*エド
「ねぇ・・どうやったら 止まるの・・これ・・・」
エドは涙でぐしゃぐしゃに なりながら問いかけています

!?
 マサキの手記の一部です・・
”死者の門について”
”すばらしい・・この 未知なる力は死者を”
”再び闇の世界から 呼び覚ませるのだ!”
”どうやら壁の魔石が 異世界とここをつなぐ”
”一種のバルブの様な ものらしい・・・”
”そこから流れ込む 未知のエネルギーが”
”死者を復活させるのだ”
”残念な事に・・・”
”魔石は壁から 取り外せなかった・・”
”魔石はまるで壁の中に 溶け込んでいるようだ”
”この壁はこの世界とは 別の物でできている”
”魔石を外そうとして 解ったことなのだが”
”この壁を溶かすには”
”血液のような生命の根源 となる様な物が必要だ”
”もし魔石を外す となれば・・・”
”バケツ一杯分の 血液がいるだろう”
”だが・・今はそれを 集めている時間はない”
”実験はこの部屋で 行うしかないようだ”

魔石はまわりのレリーフに 溶け込むように埋っている

*エド
「あの石を壊せば! きっと止まるんだ!」
(エドが魔石を外そうとするが、諦めて戻ってくる)

*エド
「だめだよ・・全然とれない
 どうしよう・・・」
*エド
「カロン・・ごめんよ!
 助けてよ・・ 父ちゃん・・・」

?!
 エドの指の跡が壁に 少しついています
 どうやら血液でなくても この壁は溶かせるのでは?

*エド
「え?・・おいらの涙?
 あ・・おいら泣いて たんだ・・・そういえば
 顔がしょっぱいや・・・」

*状況
今のところは特に状況に 変化がみられません・・・
 流れにまかせましょう


*エド
「カロンは・・・ 助かるの・・?」

いくらエドでもこれを溶かす だけの涙は出ないでしょう
 血・・涙・・生命の源 である水なら・・・?

*状況
命の根源は海・・・そう言えば この”死者の門”の部屋だけは
 海水の流れ込んだ様子がない



【マサキ・ヘッドの海辺】(BGM/潮風)
海・・・生命の根源の水・・
 これを使えば・・あの壁を!
海水を入れる物が ありません・・・

*状況
水をくむには何か入れ物が なければいけません・・・
 どこかに何かあるはずです



【裏の小屋】(BGM/封印の洞窟)
このバケツはまだ 使えそうです!
 古いバケツを 取りました!
(シナリオアイテム:古いバケツ
 ずいぶんと古いバケツですが まだ使うことができそうです)


【マサキ・ヘッドの海辺】(BGM/潮風)
海・・・生命の根源の水・・
 これを使えば・・あの壁を!
海水をバケツに くみ取りました!
(シナリオアイテム:海の水
 全ての生命の源 でもあった海の水)


【井戸の中】(BGM/封印の洞窟)
*状況
さあ!早く持っている海水で ”死者の門を”破壊しましょう



【死者の門】
持ってきた海水を 壁にかけました!
!!
 壁がレリーフとともに 溶けていきます!?

(まぶしく光ると、魔石が砕け散り死者の門が止まる)
?!
(天井も床も崩れだす:パーティとエドは急いで脱出する)
(マサキの死体にエリーナが忍び寄る)
(エドが縄梯子の前で立ち止まって振り向くと、カロンの姿が見える)

*エド
「カロン!
 やっぱり行っちゃうの?
 ・・・・」
*カロン
「エド・・僕は・・・
 君といっしょに 生きてきた日々が
 とてもたのしかったよ
 君が僕を忘れない限り
 僕はいつだって・・・ 君のそばにいるよ
 君の心の中でね・・・」
*エド
「カロン・・・」
*カロン
「父さんを大切にね・・
 さようなら・・・エド」
*エド
「カロンっ!
 さよなら・・・」
(カロンの姿が消える、エドは縄梯子を登る)


【デイビスの家:寝室】(BGM/シナリオクリア)
*エド
「父ちゃん!・・ごめんよ
 おいらのせいで・・・」
*デイビス
「エド・・
 無事で良かった・・・
 本当によかった・・・
 ・・・・
 そうだ・・エド
 夢を見たんだ・・・
 夢の中でカロンが 言っていたよ・・
 生まれ変わったら またよろしく・と
 あいつも・・・
 まだまだお前のことが 心配らしい・・・」
*エド
「うん・・・
 ・・・・」
*デイビス
「先頭キャラさん
 本当に・・ありがとう ございました・・・
 こんな姿でお見おくりも できませんが・・・
 また・・・いつでも お立ちよりください」
シナリオクリア!
1900の経験値を得た!

*状況
すべて事がおさまったようです
 そう言えば・・エリーナの魂は 救われたのでしょうか・・・?


*エド
「きっとまた・・・ 来てくれるよねっ!」

*デイビス
「また・・・いつでも お立ちよりください」


【裏の小屋】
地下の洞窟はすっかり 埋ってしまいました


【森の奥】
(墓に掛けられた首飾りが光り、2人のおぼろな人影が現れる)
?!
*マサキ
「ありがとう・・・
 これでやっと私たちも 静かな眠りにつけます
 これは・・あなたに・・・」
(マサキとエリーナの姿が消える)

青く光るペンダントが かかっています・・・
 あの時の光は・・・
 エリーナの魂の哀しみの 声だったのでしょうか
 今のペンダントはきれいな やさしい光を放っています
アクアストーンを 手に入れました!
(アクアストーン 青い石でできたペンダント
          アクセサリ:防御+1)
          
”エリーナ・ミュエル ここに安らかに眠る”

*状況
さあ街へ戻りましょう!!



【マサキ・ヘッドの海辺】(BGM/潮風)
岩の間に何か 光っています?
 どうやら魔石の ようです・・・
魔石を手に入れました!
(M・ストーン 未知のアイテム)


(街の方からカロンに似た犬が走ってくる)
(パーティに向かって2度吠えると、デイビスの家に向かって駆けていく)


【ロサソル魔法組合】
*ゾー・コフ
「ごくろーさんっス!
 あの魔石はやっぱり・・・
 とんでもねぇ物だったスよ
 こっちも処分したとこっス
 まぁ・・しょうがないっス
 こいつは組合からっス」
20Goldを受け取りました!
※帰り道に魔石を拾っている場合
*ゾー・コフ
「ん?・・・それはっ!
 その魔石っスよ!
 やったっスね!!
 さっそく組み込むっス!」
新たな魔石が 加えられました!