[記号]
【】=エリア、施設
>=場所、または行動
()=PL操作によらない自動的に進行する状況の説明、またはその他の説明
無印=地の文(下/ウィンドウ内)
#=地の文(上/ウィンドウ外)
””=手紙など””でくくられている文(上/ウィンドウ外)
*(下のセリフを話す)キャラクター
「」=キャラクターのセリフ
先頭キャラ=その時先頭にしているキャラ
主人公=物語を始めた時に選んだキャラ
※=PLによる攻略・進行上の説明



運命の始まり


【ソフィア神殿聖地】(BGM/運命の始まり)
(神殿の前で倒れていた主人公が起き上がる)

*状況
ここがどこかは判断できません
 今はレイフォール王国の街を めざすことが先決です


>神殿の扉
古い神殿のようです・・・
この扉はもう何年も開かれた ようすがありません
 まるで・・何か封印されている かのように閉ざされています
この扉を開くのは不可能な ようですが・・・


森は不気味なまでに静かです
 人はおろか小さな動物さえも 見あたりません・・・

>石碑
何かの石版? のようです・・・
 何か文字がきざんであります
読んでみますか?
>はい
この地の災と闇を 自らの命とひきかえ
 再び平和と光を与えた 神の御子である
 ソフィア・レイナードの魂 永遠の平和を祈りつつ
 この神殿に静かに眠る


>崖
!!!
 道はここで閉ざされています!
 どうやらこの場所は閉ざされた 岩山の上にあるようです
この高さからとび降りれば まちがいなく命を落とします!
 何か下へ降りる方法を 考えましょう・・・
ここから降りることは できそうにありません

ずいぶんとしっかりとした 岩の突起があります
この突起にロープをかければ 下に降りることができそうです

*状況
崖から降りるためにはロープの ような物があればよいのですが
 木のツタなど利用できそうです


細く長いツタが木にからんで 寄生しています
 木からツタをとりました
 この太さではすぐに切れて しまいそうです・・・
(シナリオアイテム:細いツタ かなり長く細い寄生木)

もうツタはありません

>岩の突起
(主人公がツタを垂らす)
細いツタを岩に 結びつけました

>ツタを伝って崖を降りる
!?
 ツタが切れかかっています!
 !!
(ツタが切れ、主人公は崖の下へ落下する)
(地面に叩き付けられて気絶する主人公)


【家】
*少女
「井戸からお水を くんでくるわねっ」
*老人
「あぁ・・・
 気をつけてな・・・」
(暗転、崖の下へ)
(少女は倒れている主人公を発見し、家に駆け戻る)
*少女
「おじいちゃん・・ たいへんよ!!!
 崖の下で・・誰か 倒れているの!」
(老人が椅子から立ち上がる)
*老人
「!?」
(暗転、崖の下へ)
*老人
「とにかく・・・
 家まで運ぶのだ・・・」
(暗転)
(家の中、ベッドに寝かされた主人公を老人と少女が見守っている)
*老人
「おぉ気がついたか?
 まだ動かぬ方が よかろうて・・・
 それにしても無理 な事をしよるわ
 神殿へ行こうとでも していたのか?
 なんにせよ・・・
 命は大切にせんとな
 今はゆっくりと休むが良い」
(老人が隣の部屋へ去っていく)
*少女
「はやく・・・
 元気になってね」
(少女も去っていく、暗転)
(主人公のHPが全快する)


*状況
今のところは特に状況に 変化がみられません・・・
 流れにまかせましょう


>ベッド
ずいぶん休んで いたようです・・・
すっかり体は良く なっています!
 もう休む事もないでしょう

チェストの中には 何も入っていません

スープの入ったナベが 火にかけられています
おいしそうなにおいが たちこめています

たくさんの農作物が バケツに入っています

タルの中にはきれいな 水がためてあります


>隣の部屋
*老人
「おぉすっかり良く なったようだな
 ずっと眠っておったからな
 腹もへっただろう?
 今すぐ食事にするからな
 さぁテーブルについてくれ
 おぉい!
 レフィア!
 食事にするとしよう!」
(家の外から少女が入ってくる)

(テーブルを囲む3人)
*老人
「さて・・・
 わしらの名をまだ 言ってはいなかったな
 わしの名はオリオナ
 昔はこの崖の上の神殿の 防人だったのだが・・・
 今はただのじじいだ
 この子はレフィア
 わしの孫じゃ」
*オリオナ
「それにしても・・・
 またなんであの崖から 落ちたのだ?
 上に登ろうにもあの高さだ
 どうやっても無理だ
 上の神殿はもう13年の間
 誰も行ったことがないのだ
 13年前の地震で あの場所だけが・・・
 あのような地形になって しまったのでな・・・
 きっと神のお告げであろう
 神殿に人を近づけては ならんという事だろう」
*オリオナ
「あの神殿にはかつて この国を救ってくれた
 ソフィア姫の魂が 眠っておられるのだ
 今も静にな・・・」
*レフィア
「ねぇおじいちゃん?
 昨日の街から来た人は
 何の用があったのかしら?」
*オリオナ
「おぉ そういえば
 なんでも洞穴の封印が 盗まれたとかで・・・
 危険なんで街の入口を 閉門するそうだ・・
 しばらくの間は街の中に 入ることができんらしい
 まぁここにおれば街へ行く 用などそうありはせんて
 あんたも何も急ぐ事も なかろうて・・・
 しばらくはここに おるがよい・・・
 レフィアも話し相手が できて・・・
 よろこんでいることだしな
 のぉ?」
(レフィアがうなずく)
*オリオナ
「それにしてもあの洞穴の 封印を盗むなどとは!
 いったい何者のしわざだ?
 ん? 洞穴か?
 町の外れにある洞穴でな
 大昔の戦争のときに
 国に攻めてきた魔物を 封印したという伝説だ
 もっとも魔物なんてものが 今でも洞穴の中にいるとは
 考えられんがなぁ・・」
*オリオナ
「さて・・
 そろそろ眠るとするか・・
 明日も畑仕事があるのでな
 どうだ?
 あんたも暇だったら
 手伝ってみんかな?」
*レフィア
「おじいちゃん!!
 主人公さんは ケガが治ったばかりよっ!」
*オリオナ
「なぁに・・・
 若いんだから平気だろうて
 のぉ?」
手伝いますか?
>はい
*オリオナ
「うむ
 いい運動になるぞ」

>いいえ
*オリオナ
「そうか?
 まぁ気が向いたら 手伝ってくれ・・・」

*レフィア
「それじゃあ明日は私
 おべんとうを作るわねっ」
*オリオナ
「おぉたのんだぞ・・・」
そして 夜はふけて いきました・・・


(主人公が起床、かまどの前で料理をするレフィア)

*レフィア
「おはようございます!
 よく眠れましたか?」
*レフィア
「おじいちゃんならおもてで
 畑へ行く支度をしているわ」

このチェストの中には 生活用品が入っています

農作業の道具が おいてあります


【家の外】
(街へつながる小道に柵を作るオリオナ)

*オリオナ
「うむ
 これでよかろう・・・
 ん!?
 おぉ
 やっと起きてきおったな
 これか?
 これは昨日の兵の話が ちと気になってな・・
 とりあえず魔物よけに 門を閉じておいたのだ
 なぁに
 あんたが街へ行くときは ちゃんと開けておくからな
 さて
 わしは畑に行くが・・・
 あんたも暇ならくるといい
 なぁに無理に働け とは言っとらんよ
 さて行くかな」
(オリオナが畑へゆっくりと歩いていく)
畑の手伝いをするのも 良いのではないでしょうか?

*オリオナ
「・・はぁ・・ふぅ」


【オリオナの家】
*レフィア
「おべんとうならもう少し 待っててねっ!」

*レフィア
「えーっと・・・
 あと何を作ろうかなぁ?」
 
*レフィア
「もうすぐパンが 焼き上がるわ
 できあがったら畑の所へ 持っていくわねっ」
 
*レフィア
「ごめんねっ
 あともう少しだから 待っててね!」


【オリオナの畑】
(オリオナが切り株に腰掛けている)

>オリオナより先に畑に来た場合
*オリオナ
「ん!?
 どうやって先に ついたかって?
 ・・・
 それは・・・ ないしょじゃ・・」

*オリオナ
「おぉ来たな・・・
 ここがわしのじまんの畑だ
 今日は大きい方の畑を たがやさんとなぁ・・・」

*オリオナ
「今日もいい天気だのぉ
 どうだ?
 ここはひとつ畑でも たがやしてみんか?
 なぁにあきたなら やめてもいい・・・
 時々神殿に使っていた 宝石なんかも出てくる
 見つけたら街で 高く売れるからな
 神のめぐみと思って もらっておくといい
 ほれ・・・
 そこにおいてある くわを使いなさい」

*オリオナ
「さあ!
 がんばってくれよ!」

小さな実をつけた 作物が育っています

くわを手にとりました
(シナリオアイテム:くわ 畑をたがやすために 使う道具)


【崖の下】
いったい上の神殿は 誰が作ったのだろう?
 この高さでは上にたどりつく ことさえできはしない・・・

ここに何か埋っている 物があるようです・・
 土がかたくて掘ることが できません・・・
>くわを持っている場合
くわを使って掘り おこしました
 ナイフのような? ものを見つけました
 シルバーダガーを 手に入れました!

>井戸
何のへんてつもない 井戸があります・・
井戸の中はきれいな水を たたえています・・・
井戸の石の一部が くぼんでいます?
特に変わったことは ないようです・・・


【オリオナの畑】
>大きい方の畑を耕す

>右側・下から2マス目から耕す
何か出てくる様子は ないようですが・・・

>左側・一番上
土はそれほどかたくは ないようです

*オリオナ
「うむ!
 なかなかいい たがやしぶりだ
 その調子でたのむぞ!

よくこえた土です
 これなら作物も 良く育つでしょう

何かかたい物に あたりました?
 これは!?
 >石だった
 ただの石ころのようです
 >宝石だった
 どうやら宝石の ようです・・・
 ブルークリスタルを 見つけました!

土の中に何か? かたい物があります
 >石だった
 ただの石ころのようです
 >宝石だった
 どうやら宝石の ようです・・・
 ブルークリスタルを 見つけました!

そろそろ手が つかれてきました

*オリオナ
「少し休まんか?
 まぁつっ立っとらんで 座ったらいい・・・
 この年寄りの昔話でも 聞くのもよかろうて
 それにしても時が経つ のは早いものだなぁ」
(主人公がオリオナの隣に腰を下ろす)
*オリオナ
「ここはその昔は神殿の門 があった場所なのだが
 13年前の地震ですっかり 様子が変わってしもうた」
(暗転、回想)
(ソフィア神殿聖地、嵐の中、神殿の扉の前に赤ん坊が捨てられている)
(オリオナは辺りを見回し、赤ん坊を抱き上げる/BGM:無音)
*オリオナ
「・・・・
 あの子・・レフィアはその 地震の前日にここにな・・
 捨てられていたのだ」
(赤ちゃんの首のあたりで何かが光っている)
*オリオナ
「持っていたのは小さな お守りだけだった・・
 わしは神殿のソフィア姫に ちなんでレフィアと名づけ
 あの子をわしの孫として 育ててきたのだ・・・」
(暗転/BGM:運命の始まり)
*オリオナ
「あれからもう13年
 早いもんだのぉ・・・
 いったい・・・
 誰があの子を捨てたのやら
 まだ可愛らしい赤子をの
 まったくもって けしからん!
 と・・・その時は 思ったがな・・・
 今となってみれば
 わしのたった一人の家族
 きっと神が授けて くだされたのだろう
 今はただ幸せだ・・・」
本当に幸せそうに うなずいています
*オリオナ
「それにしても腹が へってきたな・・
 レフィアのやつめ・・ また作るのに迷ったな
 まったくいつまで 作っているのやら」
そう言いながらも顔は ほころんでいます
*オリオナ
「どれ・・」
(オリオナが立ち上がり家の方へ歩いていく)
*オリオナ
「少し待っておれよ・・
 ひとつ家までとりに 行ってくるからな」
(オリオナの姿が見えなくなる)
・・・・
 畑でもたがやして 待っていましょう
(畑を耕していると、家のほうから黒煙が漂ってくる/BGM:無音)
???
 何かが焼けているような においがしてきました
 あれは!?
(家に向かって駆け出す主人公)


*状況
何か嫌な予感がします・・・


何かキラキラと 光っています?
 ブルークリスタルを 手に入れました!


!!!
(柵は破られ、家に火が放たれ、外でオリオナが倒れている)
(馬のような動物に乗った全身鎧の人物、紫のローブを着た4人の魔術師が付き従う)
*紫のローブの人物
「・・・・
 どうやら・・・
 ここには無いようですな」
*馬?に乗った人物
「ふむ・・
 とんだムダ足だったな」
*紫のローブの人物
「だが・・・最後の封印は 確かにこのあたりから・・」
*馬?に乗った人物
「まあよい・・
 まだ時間はある・・・
 この国をわれらの手に 入れてからでも・・
 遅くはない・・・
 さあ・・ 行くぞっ!!」
(紫のローブの人物がどこかへ転移する)
(全身鎧の人物は街の方へ向かう)

*状況
いったい・・彼らは何者なのか
 これからの運命が今・・・ 動きはじめたようです


>家
家は無惨にも焼け崩れて しまっている・・・
焼け跡にレフィアの 姿は見つかりません
 いったいどこへ・・・
 無事でいてくれると 良いのですが・・・
焼け跡にレフィアが作った おべんとうのつつみが見える
 オリオナやレフィアと過した 平和な時はもうもどりません
 あの黒い騎士はいったい 何者なのだろう・・・
 ・・・・
もう・・
 何も残ってはいません・・・


>街へ向かおうとする
オリオナを放っておいて 行くわけにいきません!
(戻される)

*オリオナ
「くっ!・・・
 あや・・つら・・
 ダル・・ク王の・・・
 こ・こ・・れを・・・」
国王への親書を うけとりました
*オリオナ
「レフィ・・アを
 たの・・む・・」
・・・・
(シナリオアイテム:国王への親書
 不思議な文字で書かかれ ている国王あての手紙)


オリオナは・・・ 永い眠りについた・・
(暗転)


【オリオナの畑】(BGM/運命)
(大きい方の畑に墓標を立てる主人公)
オリオナが作物を大切に 育ててきたこの大地に
 オリオナの体を帰しました
(一瞬強く光り、世界がモノクロになる)
*???
「これも運命だ・・・
 だが・・
 未来は運命によって 決まるのではない・・
 わかるかな・・・」
(また強く光り、色彩が戻る)
オリオナ?!
 ・・・・

*状況
オリオナに別れを告げ レイフォールの街へ 行きましょう!



【崖の下】
もはやこの上の神殿へ誰も 近づくことはできません
 あの神殿には何が あるのでしょうか?


【家の外】
街へ向かいます よろしいですか?
>はい
(振り返る主人公、ゆっくりと歩いていく)


【シャノア・タウン】(BGM:シャノア・タウン)

*状況
レイナード国王に謁見をして
 オリオナの親書をわたしては どうでしょうか?



【レイナード王室】
>情報を聞く(BGM:無音)
*レイナード国王
「汝は・・この国は初めてか
 旅人のようだが・・・
 それで・・私に用とは?」
これまでの事のいきさつと
 オリオナの親書をわたしました
*レイナード国王
「うむ・・・」
*レイナード国王
「こ・これは!?
 オリオナが・・・無念だ
 ・・・・
 いや・・・
 わざわざすまなかったな
 これは親書の礼だ・・・」
50Goldを受け取りました!(BGM:シャノア・タウン)
*レイナード国王
「そして、今より汝を
 この国の民として認めよう
 汝の働きを期待しているぞ」