ぎょしゃ:セラスへ しゅっぱつしても よろしゅう ございますか?
>いいえ
ぎょしゃ:いましばらく おまちいたしております。
>はい
ぎょしゃ:このかいきょうを わたれば ラルファンです。
ロマール:たまには、ばしゃのたびも いいな。
シャーリィ:ふねのうえは、たいくつですものね。 それにしても たかいのね。
ぎょしゃ:1500ねんまえに つくられた はしで ございます。
かいめんまで やく100フィートあります。
シャーリィ:すばらしいのね。
シャーリィ:あれは なにかしら? あの ういているの。
ロマール:どれどれ、んっ!
ロマール:たいへんだ そうなんしゃだ。
ぎょしゃ:ロープなら ありますが・・・
おりられるところまでいっていたのでは まにあいません。
ロマール:わたしがやろう。 ばしゃに むすびつけてくれ。
ロマール:おーい、だいじょうぶか。
うっ! これは、にんげんじゃないのか?
シャーリィ:このかたは、ウルフェンだわ!
ぎょしゃ:・・・おそろしい。
ロマール:ハアハア、
どうやらハアハア・・・
いのちに べつじょうは なさそうだ。
ウルフェン:・・・
シャーリィ:だいじょうぶですか?
わたしは、セラスの まじゅつしで シャーリィというものです。
ロマール:わたしは、きしロマール。
バイセン:・・・わたしは、
・・・バイセン。
・・・たすかりました。
シャーリィ:そうなん なさったんですか?
バイセン:・・・いいえ、 どれいせんから にげてきたのです。
ロマール:どれいせん! その ひれつなやつらは、 ベラニードぞくでは ありませんでしたか!
バイセン:それらしきものを みかけました。 わたしは、いかなくては・・・
シャーリィ:そのからだでは むりです。
バイセン:なかまを たすけなければ。 ロモスへ・・・
シャーリィ:そのからだで、どうしようと いうのですか。
バイセン:・・・
ロマール:たったいま、 わたしは、すべての どれいを じゆうのみにすると ちかいました。
どうか わたしに あなたの てつだいを させてください。
バイセン:ロマールさん・・・、
ありがとう。
シャーリィ:そうときまれば いっこくもはやくロモスへ いきましょう。
* バイセンが なかまになった。
シャーリィ:おおいそぎで、 トゥーインまで ひきかえしてください。
ぎょしゃ:しょうちいたしました。
* トゥーインちほう
* トゥーインのまち
ロット:セラスへむかったのでは?
ほう、ウルのかたですな。
ロマール:じつは、・・・
ロット:なるほど・・・
じじょうは よくわかりました。 わたしも いっしょに まいりましょう。
* ロットが なかまになった。
ロマール:ロットが ばしゃを よういしてくれて いるはずだが。
ロマール:ロモスまで たのむ。
ロット:ばしゃでいけるのは ここまでです。
* ほくぶへんきょうちたい
シャーリィ(修道士):パルきょうの せんきょうしでもなければ おとずれないような ところね。
* ロモスむら
むらびと:あっ、みつかってしまった! み、みのがし・・・ え、ちがうって。
* クロスチェーンごう
シャーリィ:このふねは、たしか・・・ダールに とまっていた ふねよ!
* オリのなかに たくさんのウルじんが つかまっている。
バイセン:たすけにきた。
ウルじん:バイセン! いきていたのか。
* つかまっていた ウルじんたちを かいほうした。 かなり ひろうしている。
ウルじん:やつらは、おれたちを あなほりに つかうつもり だったらしい。
ラモスのこうどうで しぬまで はたらかせると いっていた。
ウルじん:きをつけてください。 てごわいやつらです。
とうぞく:なんだおめえは! じゃまするな。
とうぞく:おとなしくしろ! んっ! なんだおめえは、どれいになりに きたのか。
ロマール:ひれつなやつらだ!
むらびと:ありがとうございました。
とうぞく:おかしらが もどったら・・・ おまえたちなど・・・
むらびと:いえのなかに まだいる!
ベリアル おまえたち なにものだ!
シャーリィ:わたしたちは、どれいせんを おってきたものです。
ロマール:わたしは、セラスきしだ。
ベリアル:きし??? そんなものしらない。
ロマール:ほこりたかい きしだんを しらないだと!? ぶつぶつぶつ・・・
ロット:どれいせんのものは、これでぜんぶですか?
ベリアル:むらへいった。 そうだ! むらが あぶない!!
ベリアル:お、おおかみ! ばけもの!!
バイセン:わたしは、ばけものでは ありません。
ロット:かれは、どれいにされたなかまを すくいにきた ウルじんです。
ベリアル:おおかみにんげんだ!
シャーリィ:わたしは、セラスのまじゅつし シャーリィです。
ゆえあって、とうぞくだんを おっています。
ベリアル:おああっ! まほーつかい〜!
ベリアル:おれに、のろいを かけようとしても だめだ!
(ロットが村長に歩み寄り、リカヴァ(?)を施す)
そんちょう:おお、きずが・・・なおった。 きとうしだ!
ベリアル:おまえ、きとうし?
ロット:わたしは、きとうしだ。 おまえは、まじゅつしといっしょに いかなければ いけない。
そんちょう:きとうしのことばは、 いつでも ただしいんじゃ。
ベリアル:おれは、ラモスのベリアル。 きとうしのことばに したがう。
ロマール:ロット、こういうことに ずいぶんなれて いるようだが・・・
ロット:パルの そうりょは、へんきょうでも ふきょうしますから。
ロット:わたしは、どれいに されていたひとびとの てあてを します。
ラモスへ いそいでください。
* ロットと わかれた。
ロマール:わかった! いこうベリアル!
ベリアル:おう!
* ベリアルが なかまになった。
ベリアル:ラモスへいくんだ!