* トゥーインのまち

おとこ:だれか、だれか たすけてください!
ロマール:むっ! その おとこが なにをしたか しらないが、3にんがかりとは ひきょうな!
シャーリィ:やめて、ロマール!
へいし:こんなことをして、ただですむと おもっているのか!
へいし:おれたちは、バローネさまの ごえいたいだぞ! そいつは、ようぎしゃだ!
ロマール:わたしのなは、ロマール! ひは そちらにある。
 もんくが あるなら いつでも くるがいい。 セラスきしの ほまれを みせてやる。
へいし:そのことば、わすれるなよ! いくぞ!

シャーリィ:きを うしなっているわ。
ロマール:とにかく、どこかで やすませなくては。
シャーリィ:ロットさんの いる しゅうどういんへ いきましょう。

ロマール:けがにんをつれて どこへいくんだ?

そうりょ:ひどいけが ですな。 そのかたは、わたしどもで おあずかりします。
 ロットさまなら、 いんちょうしつに おられます。
そうりょ:こちらへ どうぞ。
そうりょ:いんちょうさま、セラスの かたがたが いらっしゃいました。
ロット:すぐに おとおししなさい。

ロット:シャーリィ、ロマール! よく きてくれました ヴァメルいらいだね。
 ああ、きみはもうさがってよろしい。
そうりょ:しつれい いたします。
ロット:きみたちに おねがいしたい ことがあって、 およびしたのです。
 おもてむき わたしは、こうせきを みとめられて、なくなった しゅうどういんちょうの
 かわりに ふにん してきたことに なっていますが、
 パルの かがみの しんたくに したがい、 トゥーインで おこなわれている じゅうだいな
 なにかを さぐりに きたのです。
シャーリィ:パルの かがみに・・・
ロット:まえの いんちょうも さつがいされた かのうせいが たかく、
 わたしは つねにかんし されている じょうたいで、うごきようが ありません
ロマール:ゆうじんの たのみだ。 なんとしても、トゥーインの ひみつを あばいてみせる。
シャーリィ:じつは、ここへ くるまえに・・・
ロット:えっ! すると そのおとこは、ごえいたいに おわれて いたのですね。
 となると・・・すぐに てをうたねば!

ロット:きみたちの つれてきたひとは、たったいま なくなりました。
ロマール:そんなばかな! しぬような きずでは なかった!
ロット:これが わたしが うごけない りゆうなのです。
 しゅうどうしの なかにも てきが いるのです。
シャーリィ:なんてことなの!
ロット:やはり、まちの じつりょくしゃ バローネが からんでいるようです。
 なにかわかったら、いんちょうしつまで きてください。
ロマール:わたしは、ちかう! かれの たましいにかけて、 なんとしても
 ひみつを あばいてみせる!

ロット:おねがい いたします。
そうりょ:しんがくの べんきょうを している ところです。
そうりょ:みずの めがみ パルは、 フェスターによって つくられた 4つの かみの おひとりです。
そうりょ:このところ、よなかに しょうろうの かねが なるのです。
 しんじゅうした しゅうどうしの ゆうれいの しわざだという うわさです。

まちのひと:しんにんの しゅうどういんちょうは、まだ わかい かただそうな。

めしつかい:バローネさまは おあいになるそうです。
バローネ:わたしに ようと いうのは、なんですかな?
シャーリィ:あなたの ごえいたいに おわれていた ひとのことです。
バローネ:すると、あなたがたが ガーシュインを・・・
ロマール:かれは、きずが あっかして しにました。
 ひと ひとり しんだのです。 りゆうを おきかせ ねがいたい。
バローネ:それは きのどくな・・・ こんなことになるなら、 みのがしてやる べきでした。
シャーリィ:みのがす?
バローネ:あの おとこは、どろぼうです。 かねを ぬすんだのです。
ロマール:しょうこは! しょうこは あるのですか!
バローネ:いくらでも、しょうにんが いますよ。 そういうわけで、おひきとり ねがいましょう。
 おい! おきゃくさまの おかえりだ。

おきゃく:バローネは 2、3ねんまえ トゥーインに やってきたんだ。
 かねに ものをいわせて ごえいたいを つくった、いやな やつさ。
おきゃく:しゅうどういんの しょうろうへ はいっていく ゆうれいの ぎょうれつを みたの。
 トゥーインは、のろわれているんだわ!
おきゃく:まいばんのように しゅうどういんの しょうろうが なりひびくんだ。 おそろしい。
おきゃく:ガーシュイン? ああ、うでのいい どぼくぎし だったな。

ロマール:まだ、じけんは かいけつしていないよ。

ロット:やはり、しょうろうには なにかありますね。
 やどやで よるになるのをまって はりこんでみる というのは どうでしょうか?


* よるになってから、しらべてみますか?
>いいえ
ロマール:それも そうだな。

>はい
* やしゅうをうけた。
ロマール:バローネだな!
シャーリィ:いよいよ あぶなくなって きたみたい。

へいし:・・・・

ロット:おそらく、バローネの ての ものでしょう。 じゅうぶんに きをつけて ください。

* にぎやかな うたごえが きこえる。


>バローネの館前
シャーリィ:きっと、かれが からんでいるわ。
ロマール:ここで はりこんでみるかい?
>いいえ
シャーリィ:しょうろうのほうが あやしいと おもうの。

>はい
* すうじかんご
ロマール:ついに うごきだしたぞ!
シャーリィ:きづかれないように あとを つけましょう。
ロット:しょうろうの おとをきいて やってきたのですが。
シャーリィ:あやしい やつらが、しょうろうに はいったところです。
ロット:よろしい、いってみましょう。
* ロットが なかまになった。


>鐘楼前
シャーリィ:まさに ゆうれいとうね。
ロマール:ここで はりこんで みるかい?
>いいえ
シャーリィ:バローネのほうが あやしいと おもうの。

>はい
* すうじかんご
ロマール:ついに きたぞ!
ロット:しょうろうの おとをきいて やってきたのですが。
シャーリィ:あやしい やつらが、しょうろうに はいったところです。
ロット:よろしい、いってみましょう。
* ロットが なかまになった。