* アリアさばく

シャーリィ(修道士):ヴァメルには、えいえんに さばくをさまよう ジャラという王の
 でんせつが あります。

ロマール:ほうこうが ちがうみたいだ。

すなのたみ:ヴァメルは、南のほうだよ。
すなのたみ:ヴァメル? だいぶ 東のほうだよ。


* さばくのまちヴァメル

まちのひと:ヴァメルは、むかしの いせきの うえに たてられたのよ。
まちのひと:ちかから ものすごい ひめいが きこえたの。
まちのひと:アリアさばくで みずに ふじゆうしないのは、 ヴァメルだけだ。
まちのひと:ヴァメルは オアシスじゃないけど みずが ほうふなんだ。
 そのひみつは、まちの したに ちかすいどうが あるからさ。
まちのひと:この まちの いどは、ちかすいどうだから かれることは ない。
まちのひと:ゆうぼくみんの フルドぞくが、このまちを ねらっている。
まちのひと:フルドぞくが おそってくるかと おもうと、 よるも ねられないよ。
まちのひと:スルタンは、たからさがしが すきなんだ。
えいへい:だれも とおさないよう めいれいされている。

えいへい:スルタンの コレクションを てんじしています。
ミマス:スルタンって?
シャーリィ:おうさま みたいなものです。

ロマール:これは、すばらしい!
ミマス:・・・

ロマール:すばらしい コレクションだ。
ミマス:この えは なんだろう。
ロット:「ジャラ」としか かいてない ようだね。
シャーリィ(修道士):ジャラは、ちかすいどうを つくった いだいな おう でしたが、
 としおいてから 「ふしの くすり」を つくるために、おおくの ひとびとを
 いけにえに したそうです。
 ヴァメルには、ジャラが ちかすいどうで いきつづけている という でんせつが あります。
ロマール:もと しゅうどうしだった だけのことは あるね。

だいじん:シャーリィどの ですな。
 わたしは ヴァメルの だいじんで、 メルパシャと いうものです。
 ないみつに おねがいしたいことが あるのです。
シャーリィ:わたしたちに なんの ようですか?
メルパシャ:ヴァメルを しはいする いだいな スルタンメラドさまが シャーリィどのの
 ごかつやくを かぜの うわさに おききしたのです。
 けんめいなる スルタンは、たいへん きょうみを もたれましてな。

メルパシャ:あなたがたなら、ヴァメルの ちかに ねむっている 「かいふうのいん」を
 もってこられるのでは ないかと おおせに なられたのです。
 ほうしゅうの ほうは じゅうぶんに よういして おります。
ロット:わたしどもは、すうこうな たんさくの なかばにあるもの。
 げせわな たからさがしでは ありません。
メルパシャ:「かいふうのいん」が なければ、 とおからず ヴァメルは フルドぞくに
 せめおとされて しまいます。 どうか、おききとどけ ください。
シャーリィ:その 「いん」が あれば、 まちが まもれるの ですか?
メルパシャ:「かいふうのいん」と こうかんに えんじょ してくれる くにが あるのです。
ミマス:・・・ひきうけて、シャーリィ。 たたかいは、たくさんの こじや どれいを つくる。
シャーリィ:・・・そうね。おひきうけ いたしますわ。
ロット:・・・ミマス。
メルパシャ:それでは、こんや ちかすいどうの いりぐちへ いらしてください。

ロマール:いちど ひきうけた たのみを ほうっておく わけには いかないよ。


* ちかすいどう
* さらさらと ながれる みずおとが ちかぜんたいに ひびいている。
シャーリィ:きみが わるいわ。
ロマール:ほこりたかい きしのまえに ゆうれいなんか でるわけがない。
 あんしんしてくれ。

えいへい:ここは、ちかすいどうへの いりぐちだ。 むろん、たちいりきんしだ。

ロット:もうすぐ よるに なります。

ロット:よるまで ひとやすみ しませんか?
>はい
ロット:そろそろ いいでしょう。

まちのひと:ジャラの れいが、ヴァメルを のろっている。
まちのひと:ジャラが すいどうで さわいでいる・・・ おそろしい。

メルパシャ:おまちして おりました。
メルパシャ:この かたがたは、スルタンの ごめいれいで ちょうさに むかわれる。
へいし:はっ!どうぞ おとおりください。
メルパシャ:よろしく おねがい いたします。

メルパシャ:「かいふうのいん」は ありましたか?
 そうですか・・・きずを いやしてから また おねがい いたします。

* プレートを おすと、カチリと おとが した。

* こんなところに、うつくしい おんなの ひとが いる。
おんな:・・・
ロマール:わたしどもは・・・

おんな:・・・さみしかったわ。 くらく、さみしい ちかすいどう・・・
ロマール:わたしが きたからには ごあんしん ください
 これでも めいよある セラスきし です。
おんな:ひさしぶりの おきゃくさま ですもの。
ロマール:ま、まるで、ここに すんでいる ような いいかた ですね。
おんな:そうよ・・ここが わたしの いえなのよ・・・

*「パールピアス」を てにいれた。

ミマス:すえた においがする。

ミマス:ここだけ ちがう。
ロット:あきらかに、つくられた ねんだいが ちがうようです。
* しらべてみますか?
>はい
* なめらかな たてあなを すべりおちてきた。
シャーリィ:きゃーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!

プレート:いだいな おう ジャラ ふしの からだを もとめたり。

プレート:いだいな しょくにん ジャラ おそろしき けんを きたえたり。

プレート:いだいな まじゅつし ジャラ 「せいめい」の じゅもんを きわめたり。

プレート:いだいな ぎじゅつしゃ ジャラ みずの みち つくり ヴァメルに さち もたらせし。

プレート:いだいな ジャラ し と きょうふを まきちらせり
 BAZOEの ちからに よりて ふういんす。

* とびらの むこうから、じったいの ない きょうふが にじみだしてくる。
  なにもかも なげだして にげたくなった。

ジャラ:われは、ジャラ。すいどうを つくりし・・・ いだいな おう・・・
 ひじゅつの かぎりを つくし・・・ ふしを てにいれし ものなり・・・
ジャラ:だが、ひと・・・わが すがたを きらい・・・
 いきながら ふういんす・・・
ロット:ふしの からだを えるため、おおくの りょうみんを いけにえに したからでしょう。
ジャラ:わが みに つみあれど・・・つみぶかき BAZOEに くらべれば・・・
 わが つみなど ・・・ないも・・・おなじ・・・
ロマール:じゃあくな ばけものが なにをいう!
シャーリィ:B・・・BAZOE? バズー! とは なんですか。
ジャラ:なぜ そちが BAZOEについて とうのか・・・まあ よい・・・
 われは かいほうの ときを むかえた・・・
ロマール:どこへ いくきだ。
ジャラ:し・・・と はかい・・・
シャーリィ:きょうきの おう・・・ジャラ・・・
ロット:あなたには、もういちど ねむりに ついていただくしか ありません。

* 「かいふうのいん」を てにいれた。
* 「キュアオール」のまきものを てにいれた。
* うしなわれた じゅもんを てにいれた。
3000のけいけんちをえた。

ジャラ:われは、ジャラ。すいどうを つくりし・・・ いだいな おう・・・
 ひじゅつの かぎりを つくし・・・ ふしを てにいれし ものなり・・・

ロット:ジャラは、まさに ふし になっています。
 このへやのけっかいに ふういん するしか ないようです。
 わたしたちの はいってきた とびらさえ しめてしまえば、アンデッドであるジャラは、
 けっかいに ふれることさえできないはずです。

(ロットが死んでいる場合)
シャーリィ:ジャラは、たおせないわ。 このへやに ふういんしましょう。

* とびらの むこうから、じったいの ない きょうふが にじみだしてくる。
  なにもかも なげだして にげたくなった。

ミマス:・・・きづかなかったけど、 ここに かくしかいだんが ある。
ロマール:よし、のぼってみよう。

* ゆかいたが かいてんして とじてしまった。

メルパシャ:さすが セラスの かたです。 さっそく、スルタンのやかたへ いらして ください。

メルパシャ:スルタンさまが おまちかねです。 さあ、なかへ おはいりください。
メルパシャ:はやく とびらを あけろ!
えいへい:はっ!

スルタン:おお、シャーリィ! みごと、みごとじゃ!
 さあ、その 「かいふうのいん」を カリエスどのに おわたし するのだ。
>いいえ
 シャーリィ:こちらの かたは、どなたなのでしょうか?
 ヴァメルを すくってくださる イシュカールの カリエスどのだ。
 ロット:シャーリィ!!
  カリエスどのから げんえいの じゅもんが かんじられます。
 シャーリィ:なんですって!
 * シャーリィは 「かいふうのいん」を うばわれた!
 ミマス:ベラニードの においがする・・・
 カリエス:フフフッ・・・なんども じゃまを されたが、
  こんどばかりは やくに たって もらった。
 ロマール:きさま、なにものだ!
 クロイゼル:いまさら じこしょうかいでも ないが、 ダールで せわになった
  ベラニードぞくの クロイゼルだ。
  よく はたらいてくれた。 これは、 ほんの ほうびだ、うけとってくれ。

 クロイゼル:なかなかやるな。 しかし、いまは おまえたちの あいてを している ときではない。
  ふうじこまれし あしき せいれいよ、 わが てきを うて!
 シャーリィ:まちなさい!
 ジン:おおせのままに、ごしゅじんさまー。

 ジン:じひぶかい かたがた おゆるしください。
 >はい
 ジン:じひぶかい かたがた、この しなを おうけとり ください。
 * 「ヒュードロウ」を てにいれた。
 * 「スマッシュリング」を てにいれた。
 * 「ゴリアテのひやく」を てにいれた。

 >いいえ
 ジン:ならば しかたない。

>はい
*シャーリィは 「かいふうのいん」を てわたした。
カリエス:たしかに うけとった!
ミマス:ベラニード!
ロット:クロイゼルか!
ロマール:まさか? まさか!!
シャーリィ:だまされたのね!
クロイゼル:おまえたちの あいてをするのは こいつだ!
 ふうじこまれし あしき せいれいよ、 わが てきを うて!
シャーリィ:まちなさい!
ジン:おおせのままに、ごしゅじんさまー。
(以下、>いいえと同じ)

スルタン:おお!なんだったのだ あれは、
 カリエスどのー! カリエスどのは、いずこに おられる。
ロット:スルタン。あのものは、クロイゼル という ベラニードぞく です。
 おそらく、「いん」を てにいれる ために りよう されたの でしょう。
スルタン:それでは、やくそくは どうなるのだ。
 イシュカールの ぐんは? ヴァメルは どうなるのだ!!
ロット:ざんねんですが・・・
スルタン:おお、そうだ! シャーリィどの、あなたの まほうで ヴァメルを まもって ください。
シャーリィ:えっ! わたしですか?
ロマール:ヴァメルを みごろしには できない。 そうだろう、シャーリィ。
ロット:まってください。ひとりの まじゅつしで フルドぞく ぜんぶを あいてに
 たたかえる わけがない。
スルタン:しかし、ほかに のぞみが ないのだ。
ロット:われわれで イシュカールか ネーファンへ えんぐんの ようせいに いきましょう。
スルタン:ヴァメルの めいうんは、あなたがたに かかっておる。
 これを たびの たしに・・・
* 「パネラーサフィズ」を てにいれた。
* 「ベルダンのひやく」を てにいれた。

メルパシャ:どうか、おききとどけ ください。
スルタン:たよりにしておる。


* シュールのみやこ

まちのひと:ヴァメルが かいめつしたーーーーー!
ロマール:おい!ヴァメルがどうしたって!
まちのひと:ヴァメルが フルドぞくの しゅうげきを うけて ぜんめつしたんだ。
シャーリィ:そんな! わたしたちは、ヴァメルから ついた ばかり なんです!
まちのひと:ほんとうさ! たったいま ヴァメルからにげて きたやつに きいたんだ。
まちのひと:まちの どだいが くずれて、ちか すいどうも うもれて しまったそうだ。
ロマール:まにあわなかった・・・
ロット:わたしの せきにんだ・・・
シャーリィ:・・・かえりましょう。

まちのひと:ヴァメルの めつぼうには、 セラスのまじゅつしが からんでいたという うわさだ。


* ヴァメルのはいきょ

フルドぞく:ここは、さばくいちの まち ヴァメルの あったところだ。

フルドぞく:すいどうが うまってしまった。 いま ほりだしているが
 みずが でても ヴァメルに すめるのは さばくのたみ フルドぞく だけだ。

フルドぞく:シラーの おめぐみあれ!
ロマール:あいつら・・・ジャラを ほりだしたら どうするのかな・・・?
シャーリィ:じぶんで まねいた こと ですものね。 いきましょう。


* いにしえのちファーム

ロット:しばらくこのあたりに パルきょうを ひろめて みようと おもいます。
 こんどのたんさくは、いろいろないみで べんきょうに なりました。
シャーリィ:ヴァメルのことは あなたの せいじゃないわ。
ロット:そういうことでは ありません。
 さようなら、てがみを かきます。
ミマス:いっしょにいく・・・
* ロットと わかれた。
* ミマスと わかれた。