きし:ハイブレスの いなかきしなら、へやに おるであろう。
きし:けんの れんしゅうをしてるんだ。
きし:エイッ!エイッ!
きし:たしかに ゆうかんな きしなのだが・・・
じゅうしゃ:ごしゅじんさまが まけるなんて・・・
オルフェア:きみのおとうさんとは、なんども きけんな たんさくに おもむいたものだ。
リカルドは、まさにイアルティスいちの まどうしだった。
つらくても がんばるのだよ。
ロマール:けんのていれで いそがしいんだ。
わるいが またにして くれないか?
ロマール:がっこうのほうは、どうだい?
わたしは、めいよのために 5かいも けっとうをしたよ。
てんきもいいし、みやこけんぶつにいこう。
* ロマールが なかまになった。
きし:きしのやかたには、セラスきしだんの すべてが あつまっている。
じゅうしゃ:このところ けがにんが すくなくなっただ。
きし:けっとうは、めいよを まもるために ひつような ものだ。
オルフェア:べんきょうは すすんでいるかね。
ロマール:シャーリィ、まだいいじゃないか。 もうすこし みてまわろう。
ロマール:まさか、まじゅつしに なるのを あきらめたのかい?
ロマール:ここのりょうりが、とてもおいしいと きいたんだ。
はいってみよう。
シャーリィ:おおきな しょくどうね。
おきゃく:あっ、すみません きしさま。
ロマール:どういたしまして・・・
ロマール:さて、なににしようか。 きみは なにが すきなのかな?
ロマール:んっ! ああ! サ、サイフがない! スリめ!
シャーリィ:まだ まにあうわ!
ロマール:たしか、こっちのほうに にげてきたはずだ。
シャーリィ:いってみましょう!
ロマール:あっ!あいつだ!
ロマール:おい!そこのおんな!
ミレーヌ:ずいぶん はやかったわね。 はい、おさいふ。
ロマール:スリのくせに なんて ふてぶてしいんだ。 つきだしてやる!
マスター:きしさん。ばしょをかんがえて ものをいいなよ。
ロマール:わたしへの ちょうせんだな!
シャーリィ:やめて、ロマール!
ミレーヌ:ちのけのおおい きしさまねぇ。
わたしは そちらの まほうつかいさんに、 ようじがあるのよ。
シャーリィ:わたしに・・・?
ミレーヌ:あなた、あたらしく にんていされた まじゅつしさんよね。
たんさくにでるのは いつごろかしら?
ロマール:シャーリィの たんさくには、わたしが せきにんを もって どうこうする。
よけいなてだしは、しないでほしい。
ミレーヌ:たんさくは、きれいごとだけじゃ すまないわよ。
うらに つうじているものが ひつようだわ。
ふふ、たんさくに でるときは、わたしを つれていかない? やくにたつわよ。
>いいえ
ミレーヌ:わたしは、このみせにいるわ。 きが かわったら、いつでもどうぞ。
>はい
マスター:どうもミレーヌは、南国のうまれらしいな。
おきゃく:もともとセラスは、ていこくじだいに まじゅつのとうが あったところだって
でんせつがある。
おきゃく:あんた かわいいわね。
おきゃく:ここじゃ おとなしくしていたほうが いいぜ。
おどりこ:もめごとは ごめんよ。
ロマール:よくいる、ごろつきだ。 どうせ、ざいほうめあてだろう。
シャーリィ:そうかしら・・・
ロマール:あいつの いうことは、まにうけない ほうがいい。